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もの・こと  |    2026.06.09

フィールドスタイル トーキョー 2026 「どうだい?」 食に対する自由な発想に驚き!

FIELDSTYLE(フィールドスタイル)」 は、愛知県を拠点に、「遊び」をテーマに楽しく豊かなライフスタイルを提案するイベントとして2017年にスタートしました。

「FIELDSTYLE」実行委員代表の清水俊英さんは、機会があるごとにアメリカに行くうちに、アメリカ人の遊び方が日本人とは根本的に違うことに気づきます。仕事の息抜きに遊ぶのではなく、遊ぶこと自体が生活の中心にありました。そんな大人が本気で遊ぶスタイルを日本でも広めたい、それが「FIELDSTYLE」の原点です。

2026年5月9日(土)〜10日(日)に東京ビッグサイトで開催された今回は10周年、初の東京進出です。そんななか、「メ~テレ」(名古屋テレビ放送株式会社)と「FIELDSTYLE株式会社」は、連携・協業し、ますますパワーアップしています。

FIELDSTYLE | 日本最大の遊びの祭典フィールドスタイル

500越えのブースが集まるなか目移りしましたが、大同生命が運営する、中小企業経営者同士がジャンルを越えて集まるコミュニティ「どうだい?」ブースに行くことにしました。

元々食べることが大好きなわたくし、「どうだい?」のなかでも、「食」の個別ブースに自然と足が向き……?

メイド・イン・鹿児島のチョコレート【kiitos】 厳選したカカオ豆ときび砂糖だけ!

「kiitos」の大山愛子さん

まず目に留まったのが、選び抜いたカカオ豆とキビ砂糖だけで出来た、メイド・イン・鹿児島のチョコレート。桜島をかたどったカタチと色あいがキレイで思わず手に取ってみたくなります。実際、多くのひとの注目を集めていました。

ガーナ産 40g 税込1230円


kiitosは、カカオ豆からチョコレートができるまでの全工程、選別・焙煎・粉砕・調温・成形・包装を一括管理・ 製造するチョコレート工房

kiitosの母体は、障がいを持った方たちの就労支援を目指して活動している特定非営利活動法人〈Lanka(ランカ)〉。なんらかの障がいを抱えている方々も働きたい、働くことがわからない人でも、何かやりたい、と思っている人がたくさんいます。

そんななか、一切の妥協をせずスタッフ一丸となって、ビーントゥバー、カカオ豆からチョコレートができるまでの全工程を一貫しておこなうスタイルを貫いています。

あれこれ覗き込んでいると、すかさず、kiitosの大山愛子さんが試食をさせてくださいました。わたくしが試食したのは、ガーナ産のチョコレート。クランチとスムースの2種類があります。同じカカオ豆からつくられているのに味の違いが明確です!

クランチタイプは、熱を加えて練り上げる工程が短い分、微細な粒つぶがそのまま食感に反映されます。対して、スムースタイプは、1日ゆっくり時間をかけて練り上げることで溶けるような食感。結果、ふたつのチョコレートは全く違う味に感じました!

kiitos/NPO法人Lanka


https://kiitos-cacao.com/
Instagram @kiitos.cacao

徳島発ベーグル専門店【A‑BAGEL】驚きのラインナップと新触感の生ベーグル


何を隠そうベーグルに目がありません。A-BAGEL(エーベーグル)のブースを見つけたとたん突進しましたが、すでに販売コーナーはこのありさま!9時開演、12時頃の話です。

ベーグル専門店A‑BAGELは、飲食業の経験のなかった竹本敦子さんが、家族の協力のもとで、2022年に徳島県阿波市にオープンしたお店。ベーグルに馴染みのない人の口にも合うように、国産小麦と地元産の農作物で生地と製法を独自開発しています。

残り少なくなった「プレーン」を購入し、その場でひと口 ガブリ!食感はベーグルそのものなのにどこかフックリ、断面の気泡が一般に流通しているベーグルと少し違う印象です。

なのに、ベーグルをベーグルたらしめているみっしり感と食感はそのまま。毎月新しいベーグルが登場し、公式インスタグラムを見ると惣菜系から甘いものまで驚きのラインナップです。独自の低温焼成で仕上げる看板商品の「生ベーグル」が、非常に気になっています!

A-BAGEL(エーベーグル) 

徳島県阿波市吉野町柿原原261
商品一覧 | 徳島県ベーグル A-BAGEL(エーベーグル)
https://www.instagram.com/a_bagel_donari/

防空壕×きくらげ栽培の発想に驚き!【熱源】の取り組み

防空壕ときくらげとは、一体どのような関係があるのでしょう?

熱源の社長、船崎帆洸(ふなさきほうこう)さんのお話やHPなどの情報によると、偶然発見した神奈川県川崎市の太平洋戦争当時の防空壕が年間を通して温度と湿度が安定し、きくらげ栽培に理想的な空間だったので、保全改修しきくらげ栽培に挑戦されたそうです。

戦争と平和について考えるきっかけになるよう「防空壕きくらげ」と名づけています。

2013年設立の熱源は、神奈川県川崎市麻生区に本社があり、独自開発の高効率・省電力ヒーターを製造・販売している企業です。

長年の経験と発熱ヒーターの技術が戦前の防空壕と出会い生まれた、肉厚で癖のない味の「防空壕きくらげ」は地元で評判になりリピーターが増えていきました。

そこで、防空壕での栽培経験をもとに同環境を再現し、キクラゲ栽培の増産を可能にする「BOXカルバート」と呼ばれる箱型の鉄筋コンクリート構造物を使用した「キクラゲ栽培加温システム」を構築。現在は増産体制に取り組み中です。

何を隠そう、母が乾燥キクラゲを常備し炒め物全般に使っていた食の記憶から、わたくしはきくらげが大好き。

早速購入しその日の夕食で、卵とキクラゲのごま油炒め、をペロリと平らげました。国産生きくらげの食感がやみつきになりそうです!

1パック:税込 350円

株式会社熱源

神奈川県川崎市麻生区栗木227
TOP – 株式会社熱源(ねつげん)|次世代の超省力型ヒーティングシステム

大地を見つめ、触れて、食べる!?【ジオ菓子®】

幼少の頃から山の中で育ち自然に親しんでいた鈴木美智子さんは、子供の頃気に入った石を拾い集めているうちに美味しそうに見え、そのまま口にいれてしまったそうです。

ジオ菓子®」とは、風景・大地を切り取ってお菓子に仕立て、現地へ誘う体験型食用観光ツール。平たくいえば、身近な風景に足元から興味が持てるように、大地の地形や地層を忠実に模したお菓子を片手に、大地の成り立ちを感じよう、という夢とロマンに満ちたプロジェクトの一環です。

鈴木美智子さんは、2012年「ジオガシ旅行団」を立ち上げ、「ジオ菓子®」を片手に大地のストーリーを読み解くツアーや各種の講演活動などを通じて精力的に活動してきました。

これまでは主に、地元の静岡県伊豆半島の景色メインで「ジオ菓子®」を作り続けてきましたが、2026年、株式会社地憬(ちけい)を立ち上げ、プロジェクトを全国規模に展開しました。

ずらりと並んだ「ジオ菓子®」から「富戸 伊豆石安山岩(ふといずいしあんざんがん)」を購入しました。驚きの再現性です!色味や見た目だけでなく固さや質感までこだわりぬいて作られています。地元産ニューサマーオレンジピールのつぶつぶは、安山岩に含まれる鉱物をイメージ、南伊豆産竹炭パウダーが色味に一役かっています!

鈴木美智子・プロフィール

静岡県伊豆の国市生まれ。多摩美術大学卒業後、IT・広告・デザイン領域でクリエイティブプランナー、アートディレクターとして情報や価値の見せ方を設計。

地域資源、専門知、文化、技術、活動の背景など、価値はあるのに伝わりにくいものを、食・旅・学び・体験へ翻訳する。代表プロジェクト「ジオ菓子®」では、景色や地層をお菓子で表現し、食べることを入口に大地への関心を生み出す活動を展開中。

*「ジオ菓子®」は登録商標です。

株式会社地憬 Chikei Earthscape Inc. — 大地の構造を、体験へ 
ジオガシ旅行団

富戸伊豆石安山石:税込800円 大地の解説(日/英)とミニマップつき!

花しぼりを通して日本の美を発信!【ティアラ スイーツ】

あっ、ケーキのデコレーション!?と吸い寄せられるように花しぼりに目を凝らしていたわたくしに、すかさず、「あんこです」と、「TIARA SWEETS 」主催の大西好美(おおにしよしみ)さんが、かたわらに。

ケーキだと勘違いしたままに、「バタークリームが大好きなんですよ」と打ち明けると、バタークリーム、生クリームなどお菓子のあれこれについて話が弾みました。

「お菓子大好き!」とおっしゃる大西好美さんは、自作の「花しぼり」の雰囲気さながらスイートな空気をまとったお方。

東京スカイツリーにほど近い墨田区の向島で生まれ育った生粋の江戸っ子の大西好美さんは、学生時代は家政学を専攻しました。

卒業後は銀行で働き、20年間の子育てを終えて、ベターホームのお料理教室やよみうりカルチャースクールで講師をつとめ、浅草を拠点にした和菓子ブランド「TIARA SWEETS」と日本の美をスイーツ体験を通して世界に発信する「SAKURA EXPERIENCE TOKYO」を立ち上げます。

あんこで桜を表現する「花しぼり」は、食べると一瞬でなくなってしまう。儚さゆえに、日本の桜を表現するにはぴったりです!

「TIARA SWEETS」
ケーキデザイナー 大西好美

https://www.instagram.com/tiara_sweets8/

リンク入れる 「フィールドスタイル トーキョー 2026 「どうだい?」ブース 日本のものづくりの現場!」

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この記事を書いた人

萩山元子(旧まやぎはとこ)

萩山元子・はぎやまもとこ(旧まやぎはとこ) 広島出身、東京23区在住。 食べること着ることが好きな一方、どケチで優柔不断、そのせいで常に頭が混乱、書くことで正気を保とうとする日々、興味の対象は人間、食べ物や服の好み、趣味、仕事……目の前にいる人になるまでの人生を聞くことが好き。日本を含めた世界中の人々がどんな食べ物をどういうスタイルで食べるのか、何をどう着ているのか、気になります。

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