果物とお取り寄せグルメをこよなく愛するわたしが、この秋冬にどうしても皆さまにお伝えしたい逸品に出会いました。
鳥取県三朝(みささ)町にあるクラフトヨーグルト専門店「三朝ヨーグルト」が手がける、秋冬限定の「梨ヨーグルト」です。

実は私、今年(2026年)の11月から長期でスウェーデンのマルメへ滞在する予定です。
日本を離れる日が近づくにつれ、日本の豊かな風土が育む食文化や、地域に根ざした手仕事の尊さに改めて強く惹かれています。
日本の果物は質が良すぎる!
わたしの周囲だけでなく、海外の方からよくそう評価を受けていること、あなたはご存知でしたか?
遠く離れた北欧の地へ行くからこそ、日本のローカルで文化やアート、そして食を担う人たちの情熱に触れ、彼らと共に新しい価値を生み出していきたい。
そんな思いを胸に、今回は「食の循環」と「季節の移ろい」を見事に表現した、あるヨーグルトの物語を紐解いていきます。
梨のヨーグルトはなぜ珍しいのか? 果物好きを唸らせる手仕事の魔法
スーパーやコンビニの棚を見渡しても、「梨のヨーグルト」ってほとんど見かけないと思いませんか?
果物王国・鳥取県が誇る名産品でありながら、ヨーグルトへの加工が難しいのには明確な理由があります。梨はひじょうに水分が多く、香りが繊細なため、加熱すると本来の持ち味が飛んでしまうのです。
しかし、三朝ヨーグルトはその難題に真っ向から挑みました。
鳥取県産の生乳で作る自家製ヨーグルトに合わせるのは、工房で丁寧に炊き上げた「自家製の梨ジャム」です。
果肉特有のしゃりっとした食感と、梨ならではの瑞々しい香りを損なうことなく瓶の中に閉じ込める。これは、産地から一番食べ頃の梨を直接仕入れ、手作業で加工できるクラフトヨーグルト専門店だからこそ成し得る魔法です。
一番下には濃厚な水切りヨーグルト、中間には生クリーム入りのなめらかなヨーグルト。
そして一番上には自家製の梨ジャム。
この三層仕立ての断面は、空間デザインの地層を見るように美しく、スプーンを入れるたびに異なる食感と風味が交わり合います。
同じ商品なのに味が変わる? 季節を繋ぐ「品種リレー」という体験
果物好きならピンとくるかもしれません。
品種ごとに同じ果物でも、味が少しずつ違います。
製品開発の場合には、きっと水分量や皮の硬さなど、より繊細な要素が絡み合ったことでしょう。
旬を追いかける、鳥取ならではの贅沢
この梨ヨーグルトの最大の魅力は、「シーズンを通して梨の品種が切り替わっていく」という点にあります。
8月下旬、まずは出荷が始まったばかりの「二十世紀梨」からスタート。その後、季節が深まるにつれて「秋甘泉(あきかんせん)」「王秋(おうしゅう)」「新興(しんこう)梨」「愛宕(あたご)梨」へと、その時一番おいしい品種へと次々にバトンタッチされていきます。

青梨の爽やかな酸味から、赤梨の濃厚な甘みへ。9月に食べる爽やかな味わいと、暖炉が恋しくなる12月に食べる奥深い味わいは、まったく別の顔を見せてくれるはずです。
これは単なる商品のバリエーション展開ではなく、季節の移ろいそのものを味わう「時間のデザイン」だと言えます。
地元農園との直接的なつながり
シーズン前半の10月ごろまでは、鳥取県内の梨農園「波関園(なんぜきえん)」から市場を経由せずに直接仕入れているそうです。
生産者と加工者がダイレクトに結びつき、一番美味しい瞬間を逃さずにプロダクトへ昇華させる。
この無駄のないフラットな関係性は、北欧の洗練された地域コミュニティの在り方や、サーキュラーエコノミーにも通じる美しさを感じます。
温泉街から全国へ。心と身体を温めるローカルエコシステム
「三朝」という地名は、「三度朝を迎えると健康になる」という療養地の歴史に由来しているそうです。
温泉で身体の外側から温まり、ヨーグルトで腸などの内側から健康になってほしい。そんな温かい願いが、このブランドの根底には流れています。

遠く離れた場所に住んでいても、オンラインショップを通じてこのヨーグルトをお取り寄せすることで、私たちは鳥取の農家さんや三朝温泉の空気と繋がることができます。現地へ足を運ばずとも、生産者の思いをダイレクトに味わい、地域の経済をささやかに回すエコシステムに参加できるのです。
日本の豊かな文化や手仕事を担う人たちと、どうすれば未来を共に創っていけるか。スウェーデン・マルメでの新しい生活を前に、わたしはこの「三朝ヨーグルト」の小さな瓶の中に、ひとつの美しい答えを見た気がします。
果物とお取り寄せを愛する皆さま。そして、日常に小さな季節の変化を取り入れたい方へ。移りゆく日本の豊かな秋を、ぜひご自宅の食卓で味わってみてください。
プレスリリース
日本一の20世紀梨生産地“鳥取県”のクラフトヨーグルト専門店「三朝ヨーグルト」から秋冬限定の「梨ヨーグルト」を新発売!!



