オリジナルブレンドと手作りスイーツが楽しめる「SITYBAL COFFEE(シティーバルコーヒー)」。
住宅街の一角に佇む、週2日だけオープンする隠れ家的カフェです。
近所の人々にとってはひと息つける憩いの場になっており、わざわざ遠方から来るお客さんもいます。
本記事では以下のポイントについて詳しく紹介しています。
- シティバルコーヒーの店内
- シティバルコーヒーのルーツ
- シティバルコーヒーのメニュー
- コーヒーとスイーツの実食レビュー
最後までご覧いただければ、「シティーバルコーヒー」の魅力がたっぷり伝わるはずです。
SITYBAL COFFEEのルーツや店内
シティーバルコーヒーがあるのは横浜線・淵野辺駅から自転車で10分のところ。
何の変哲もない住宅街の中にあるお店ですが、わざわざ行ってでも食べたいスイーツとコーヒーに出会えます。
シティーバルコーヒーは2024年4月にオープンしました。
その年の1月までは、店主である飛鳥田(あすかた)さんの祖父が「晴れたり曇ったり」という昭和レトロな喫茶店を営んでいました。
そのお店は地域の人々に愛される存在でしたが、引退を考えたおじい様が孫の飛鳥田さんにその場所を託したのです。
現在も喫茶店時代の常連さんが訪れることもあるそうで、温かな地域の繋がりは今なお続いています。
店内はモダンでスタイリッシュなカフェスタイル。
木の温もりを感じるインテリアが印象的で、温かな雰囲気が漂っています。
筆者が伺った日も幅広い年齢層の方々が来店されていました。
座席は二人掛けのテーブル5卓に、L字のベンチ椅子があります。
落ち着いた雰囲気のカフェなので、一人でくつろぎたい時やデートの時にオススメです。
SITYBAL COFFEEのメニュー
メニューはコーヒーとスイーツがメインです。10:00~14:00の間では軽食とドリンクを楽しめるブランチセットを提供しています。
スイーツのほとんどは店内で手作りしており、バスクチーズケーキやスコーン、ドーナッツなどのスイーツがショーウィンドウに並びます。
SITYBAL COFFEEのコーヒーとスイーツを実食レビュー
今回は「シティーバルコーヒー」の看板メニューであるソルティレアチーズケーキとブレンドコーヒーをいただきました。
どちらも店主のこだわりを感じる逸品で、最高のペアリングを堪能できます。
ユニークな名前のソルティレアチーズケーキ。
メニューに記された英語表記“saltea rare cheesecake”には、店主の遊び心が隠されています。
実は「saltea」という英単語は存在しません。このケーキに使用される塩気の効いたナッツ(salt)と、紅茶(tea)を組み合わせて名付けられたオリジナルの造語です。
このチーズケーキ、構成が複雑でひと口ごとに驚きがあります。
ナッツの香ばしさと塩味が、クリーミーなチーズのまろやかさを引き立て、練り込まれたアールグレイの爽やかな香りが華やかです。
さらに、クッキー生地のバターの風味も重なり、それぞれの個性が際立ちながらもキレイにまとまっています。
甘過ぎず最後まで食べ飽きないのも魅力的です。
他では食べられない記憶に残る特別感のあるチーズケーキでした。
ブレンドコーヒーは、スッと抜ける苦味と洗練された香りが特徴的。後味はスッキリとしており、スイーツと相性抜群です。
このコーヒーのおいしさの秘訣は、地元のコーヒーロースターに依頼したオーダーメイドのブレンドです。
三種類のコーヒー豆を使用し、酸味・香り・苦味の特徴を持つそれぞれの品種を絶妙な比率で配合しています。甘いスイーツが際立つように、苦味を効かせているのもポイントです。
店主の飛鳥田さんは
「コーヒーはスイーツとぶつけて最大限おいしくなるようにブレンドしています」
とおっしゃっていました。
塩気と甘みが絶妙なチーズケーキと、ほろ苦く香り高いコーヒー。この二つを交互に口に運ぶたび、それぞれの魅力が引き立てられ、気持ちが緩んでいくのを感じます。
「シティーバルコーヒー」でしか味わえない、この至福のペアリング。
ぜひ、お店に足を運んで、その魅力を堪能してみてください。
SITYBAL COFFEEの店舗情報
店名 | SITYBAL COFFEE (シティーバル コーヒー) |
住所 | 神奈川県相模原市中央区相生3-3-18 |
アクセス | 横浜線・淵野辺駅(南口)から徒歩20分 横浜線・矢部駅(南口)から徒歩20分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休(SNSで月の営業日を告知) |
お店のSNS |
※上記は取材当時の情報です。来店の際は最新情報のご確認をお願いします。