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フード  |    2023.11.29

横浜・馬車道|レトロ感あふれるカフェ!神奈川県立歴史博物館にある「喫茶ともしび」

横浜の関内・馬車道エリアにある神奈川県立歴史博物館。異国情緒あふれるレトロな西洋建築が目を引きます。

「喫茶ともしび」は、国の重要文化財に指定されている神奈川県立歴史博物館のなかにあります。

今回は有料の展示室に入らずとも立ち寄れる、ちょっとレトロで懐かしい雰囲気のある「喫茶ともしび」を紹介します!

レトロな雰囲気にほっこり、「喫茶ともしび」とは?

雰囲気がヨーロッパ!

「喫茶ともしび」は、横浜市営地下鉄「関内」駅から徒歩5分、JR「桜木町」駅から徒歩5分、みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩1分、神奈川県立歴史博物館内にあります。

喫茶ともしびの入り口

神奈川県立歴史博物館のなかにありますが、有料の展示室のなかに入らなくてもOK。拝観チケットを提示すると割引になるメニューもあります。

看板もレトロチック

社会福祉法人 県央福祉会が運営。お店のスタッフさんは、知的障がいや発達障がいなどの障がいのある方が中心。社会福祉法人 県央福祉会の就労支援をしているスタッフさんといっしょに調理や接客をしています。

レトロ感にあふれている店内

座席数は26席。歴史ある建築物のなかにある喫茶は昭和レトロな感じも漂っていて、どこか懐かしい雰囲気。

壁や棚にはアートがあります

神奈川県立歴史博物館のなかに併設されているだけに、浮世絵の複製が飾られているなど、アートや歴史も感じられる喫茶店です。

スタッフさんに聞いたおすすめのメニュー

入り口にあるメニュー表。わかりやすくてよいです。

「喫茶ともしび」は神奈川県立歴史博物館の特別展示に合わせて、定番メニュー以外に期間限定メニューもあります。

社会福祉法人 県央福祉会「エヌ・クラップ」さんで製造されているレトルトカレーも販売されています

お店のスタッフさんにおすすめを聞いたところ、定番メニューなら「ゴロゴロお肉のビーフカレー」と「懐かしのナポリタン」がおすすめ。限定メニューなら「ポモドーロスパゲッティ」(11月26日(日)まで)がおすすめとのこと。

(※懐かしのナポリタンは普段はレギュラーメニューですが、11月末まではパスタ祭りで、デザート付きで価格も異なっています)

ランチにもなるガッツリ系の他に「アップルパイセット」や「味自慢クリームあんみつ」などのスイーツ系メニュー、「馬車道十番館」のパンを使ったサンドウィッチなどの軽食もあり、博物館を歩き回ってちょっと疲れた時に食べたくなるメニューが用意されています。

「懐かしのナポリタン」をいざ、実食!

太めのパスタが食欲をそそります

お邪魔したのが、ちょうどランチタイムだったので、おすすめの「懐かしのナポリタン」をオーダーしてみました。

サラダとドリンク、デザートがついて1,230円(税込)。

ポテトサラダと「懐かしのナポリタン」

サラダはポテトサラダ。小さなじゃがいもがコロっとしていて、アクセントになっています。お母さんが作ってくれるポテトサラダを連想させるような家庭的な味付け。おいしくてほっとする味にほっこりしました。

窓もおしゃれ

「懐かしのナポリタン」は、パスタがモチモチ。ピーマンや玉ねぎ、ウィンナーとトマト味のソースがよくなじんでいます。ソースはトマトの甘さと酸味がほどよく、パスタと合って美味!「懐かしのナポリタン」のやさしい味付けに食が進み、一気に食べてしまいました。

ゆったりとした店内

私がいた時間帯は「懐かしのナポリタン」をオーダーされているお客様が数名いらっしゃいました。人気のメニューであることがうかがえます。

デザートのチョコレートプリン

デザートはチョコレートプリン。なかにイチゴのソースが入っています。チョコレートのプリンは甘さ控えめでほどよい味。イチゴのソースの甘酸っぱさとプリン、上にトッピングされたホイップクリームが絶妙なバランス。ブレンドのコーヒーによく合います。(※デザートは変わることがあります)

ドリンクは紅茶も選べます

「懐かしのナポリタン」、デザートとコーヒー。レトロな空間で、ほっと一息つけますよ。

おすすめの定番デザート!「味自慢クリームあんみつ」

特別展のフラッグがいい感じ

せっかくなのでおすすめのデザート「味自慢クリームあんみつ」もいただきました。こちらはクリームあんみつの他に胡麻昆布と緑茶がついています。コーヒーにも合いそうな感じです。

フローズンあんずが味を引き立てます

アイスクリームは、濃厚なバニラ味。凍ったあんずのオレンジ色が目を引きます。たっぷりの黒みつが寒天になじんでおいしい!凍ってシャーベット状になったあんずとアイスクリームが黒みつに絡むと、よりおいしさが増します。定番の甘味として大人気というのも頷けます。

箸休め的存在の胡麻昆布

また、胡麻昆布を間に入れると口のなかの甘さがいったんリセットされます。こちらの胡麻昆布、胡麻の風味が強めで、塩味は控えめ。よく煎った胡麻を食べているような感覚でした。

リラックスできる雰囲気のよい空間

口直し感覚の胡麻とあんこや黒みつの和の甘さ。アイスクリームの洋の甘さが合わさってベストなバランス。レトロな雰囲気の喫茶にマッチしたデザートです。また食べに行きたくなる、そんな味でした。

まとめ

「喫茶ともしび」は神奈川県立歴史博物館内にある喫茶店。有料の展示室に入らなくても、気軽にお食事やティータイムが楽しめるお店です。

運営しているのは社会福祉法人 県央福祉会で、スタッフさんのなかには、障がいのある方もいらっしゃいます。お店は、障がいのある方の就労支援としての役割も持っています。

障がいの有無に関わらず、スタッフさんはいきいきと調理に接客にとお仕事をされていました。お話をうかがった際もみなさん、明るく丁寧にご対応いただきました。

神奈川県立歴史博物館の特別展示に合わせた限定メニューも魅力的な「喫茶ともしび」。重要文化財の建物のなかにあるので、レトロな喫茶店の雰囲気も味わえますよ。

横浜観光で馬車道周辺に来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

喫茶ともしび(神奈川県立歴史博物館内)
住所:神奈川県横浜市中区南仲通5-60
アクセス:みなとみらい線(東急東横線より直通)馬車道駅5番出口から徒歩1分
市営地下鉄 関内駅9番出口から徒歩5分
JR 桜木町駅新南口(ICカード専用)から徒歩5分
TEL: 080-4381-8261
営業時間:9:30~17:00
※毎月第3水曜日は9:30~15:30(ラストオーダー15:00)
定休日:博物館休館日に準ずる
毎週月曜日(祝日の場合は営業)・他不定休あり
詳しくは博物館公式ホームページにてご確認ください。
ホームページはこちら
Twitter:@kanagawa_museum

※メニューは2023年10月の取材時のものです。販売されているメニューや価格は変更となる場合がありますので、最新の情報は公式ホームページ等をご確認ください。

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この記事を書いた人

chillco

【神奈川県公認Medallライター】神奈川県横浜市在住。生まれも育ちも横浜取材・インタビューを中心に活動するWebライター。旅・酒・食・音楽がテーマ。訪れた国は25か国を超える。お酒やグルメ、スィーツ、イベントなど地元・横浜の魅力を発信していきます!

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