「身体に優しいごはんを気軽に食べたい」
そんな気持ちにぴったりの食堂があるのをご存知ですか?近鉄伏見駅から徒歩3分。ミントグリーンの外観が印象的な食堂を、笑顔の素敵なご夫婦が切り盛りしています。
化学調味料・食品添加物・保存料不使用と身体に優しいごはんが手頃な価格で楽しめます。今回は食堂をはじめたきっかけや自然派ごはんへの想いについてお聞きしました。
日月食堂を始めたきっかけは?
日月食堂は2020年6月にオープンした自然派食堂です。日月食堂を始めたきっかけは店主が体調を崩してしまったこと。
もともとうなぎ職人として働いていた店主でしたが、勤務時間の長さや職場環境によって体調不良になってしまったそう。身体を壊してしまったら元も子もないと、店主は職人を辞めることに。
「それなら2人で一緒にお店をやろう。どうせなら自分の好きな自然食のごはん屋さんをしたい」そんなきっかけから日月食堂が始まりました。
女将が「身体は食事でできている」と実感した出来事
女将が身体に優しいごはんを好きになったのは、妊娠中の身体の不調がきっかけだったそう。
「妊娠中にコンビニの食べ物ばかり食べて顔がパンパンになったり、精神的にも不安定になったり、こうじゃない気がするって思ったときがあって。そのとき出会ったオーガニックレストランの店主に食事の大切さや今の考え方など、すべてを教わったかな」
それ以来、食べ物にはこだわっており、子どもを育てるときもできるだけ自然な食事で育ててきたお二人。現在大学生になったお子さんは、風邪ひとつ引かない元気な子に育ったと笑顔で話してくれました。
「身体は食事でできているから、食べるもので育てて、元気にしたい」この想いが日月食堂で提供されているごはんの温かさと優しさに表れています。
自然派にこだわりすぎないことも大切に
ここまで自然派ごはんの魅力について伝えてきましたが、実は自然派にこだわりすぎないことも大切にしているそう。
「カップラーメンを食べるときもあるし、やりすぎっていうか、そこにこだわりすぎてはない。こだわりすぎても、なんか苦しくなっちゃう。こだわりすぎるとお店に行きにくかったり、めっちゃ高かったりとかもする。それだと意味がないかなって」
お二人は私生活でも自然派を徹底しているのかと思っていたので、筆者は少しびっくり。
身体はもちろん、心の元気さにも気を配っていることが伝わりました。
日月食堂は自然派の身体に優しいごはんを“気軽”に食べられる場所。その想いを大切にしていることが、改めて感じられるお話ではないでしょうか。
また、お二人はお客さんのくれる言葉に救われたり励まされたりする場面が多いそう。
「お客さんが 『身体に悪いものばっかり続いてたから、 整いに来ました』ってお店に来てくれるのが嬉しい。それを聞いたら、お店をやっててよかったなって思うね」と目を細めて話してくれました。
日月食堂は、私たちに心が落ち着く空間を提供してくれています。
日月食堂はアットホームな帰りたくなる場所
はじめて伺ったときからなんだかほっとして、帰りたくなる場所。店内はお二人とお客さんの距離が近く、アットホームな雰囲気を感じます。
この日筆者がいただいたのは、女将のスパイスカレー。家では食べられないお味で、美味しさと辛さのバランスが抜群。筆者の子どもも大好きで、いつも一緒に美味しくいただいています。
女将さんイチオシメニューは、チキンカツ定食だそう。サクサクのチキンカツに徳島県産のウスターソースがたっぷりかかっていて、唯一無二の美味しさです。
化学調味料・食品添加物・保存料不使用の栄養満点ごはんを手頃な価格で食べられる、日月食堂。みなさんもぜひ身体と心を元気にしたいときに訪れてみてくださいね。
日月食堂の店舗情報
住所:京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町23-86
アクセス:近鉄・伏見駅より徒歩3分
電話番号:075-286-3322
営業時間:11:30〜14:30(昼の部)18:00〜22:00(夜の部)
定休日:水曜日の夜・日曜日
公式サイトはこちら
公式Instagramはこちら