私は旅行が好きで、コロナの前にはよく遠出をしていました。
特に京都が好きで、学生の頃はよく訪れていました。
京都といえば清水寺や平安神宮、伏見稲荷大社など、たくさんの観光地があります。
どれも日本の歴史を感じられ、魅力的なスポットですよね。
しかし、今回私が訪れたのは出町柳。
実はバスで寝過ごしてしまってたどり着いた街でした。
これも何かの縁だろうと、鴨川近辺で聖地巡礼をしてみました。
たくさんの作品に登場する鴨川デルタの美しい景色
鴨川といえば「京都川床」のイメージが強いかもしれません。
昼間の青く光る鴨川を眺めながらのランチや、幻想的な夜景を望みながらのディナーは京都デートの定番でしょう。
しかし、アニメ好きとして外してはいけないのが「鴨川デルタ」です。
澄んだ青空と鮮やかな緑のコントラストは多くの作品のロケ地に選ばれるのも納得の美しさでした。
今回は2024年春に放映されていた『響け!ユーフォニアム第3期』の聖地を巡礼しました。
この「河合橋」から「賀茂大橋」を望むアングルは10話に登場した景色です。
平日だったためか、そこまで人は多くなく、ゆっくりと景色を堪能できました。
少し歩くと「出町桝形商店街」が見えてきました。地元の人に愛されるノスタルジックな雰囲気を感じます。
このあたりは『四畳半タイムマシンブルース』や『夜は短し歩けよ乙女』などで有名な森見登美彦氏の作品にも登場する場所ですね。
映画×書店×カフェのカルチャー拠点|「出町座のソコ」
暑い日だったため、休憩できるカフェを探していたら『四畳半タイムマシンブルース』の看板が掲げられているお店を見つけました。「出町座のソコ」です。
素朴な雰囲気に惹かれ、入店を決めました。
中へ入ると「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の曲が流れていました。
『四畳半タイムマシンブルース』は、2022年に映画化され、主題歌は「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の『出町柳パラレルユニバース』。それにちなんでの選曲ですね。
アジカンファンとしては、店内に入っただけで大喜びです。
「出町座のソコ」は、店舗の1階部分にあたります。1階には「旅立つ本屋CAVA BOOKS」が併設されており、2階は映画館「出町座」です。「出町座」では映画上映のほか、舞台あいさつなどのイベントも開催されています。
券売機で食券を購入し、併設されている「CAVA BOOKS」を見ながら待つことにしました。
「CAVA BOOKS」には、ふだんは出版社に勤務しているご主人が、ジャンルにこだわらずに好きな本を置いています。カフェをぐるりと囲むように並べられた本棚につつまれるその空間は、本好きにはたまりません。
絶品!「チャイのシフォンケーキ」とアイスコーヒー
この日は暑い日だったため、アイスコーヒーとチャイのシフォンケーキを注文しました。
チャイのシフォンケーキは、シナモンなどのスパイスがしっかり効いており、スパイシーな味わいです。横にそえられているクリームは、甘さひかえめであっさりと食べられました。
アイスコーヒーもほんのり苦味を感じ、シフォンケーキとの相性もバッチリです。
ほかにも、期間限定メニューのクリームソーダや白桃のレアチーズケーキなど、おいしそうなメニューがたくさんありました。
クリームソーダの種類も豊富です。
- メロンソーダ
- ストロベリー
- エルダーフラワー
- ブルーベリーキュラソー
- コーヒーフロート
- ティーフロート
- チャイフロート
また、ランチメニューのキーマカレーも気になりますね。
近くに住んでいたら全部試してみたいくらい、すべておいしそうでした。
いつかまた必ず再訪します!
京都を訪れたらぜひ出町柳で聖地巡礼を!
今回は、京都の下町である、出町柳で聖地巡礼をしました。
出町柳は、下鴨神社や鴨川デルタなどの自然が豊富で、散策にはぴったりです。「出町桝形商店街」には「出町座のソコ」をはじめ、素朴な雰囲気のカフェがたくさんあります。
また、鴨川では毎年8月16日に、お盆の精霊を送る伝統行事「京都五山送り火」が開催されます。
京都駅から電車で30分程度と、アクセスもしやすい街です。
京都へ行く機会があったらぜひ、出町柳へ足を伸ばしてみてくださいね。
出町座のソコ
京都府京都市上京区今出川通出町西入上ル三芳町133
(出町桝形商店街内)
TEL: 075-203-9862
営業時間:09:00台〜22:00台(日によって変動します)