「いちご王国」として知られる栃木県。県庁所在地である宇都宮市にもいちご農家がたくさんありますが、いちご狩りができる場所は意外と少ないんです。
宇都宮市の「大空いちご園」は、2023年冬からいちご狩りをスタート!JR宇都宮駅・東武宇都宮駅からも近いいちご狩りスポットへ、息子と一緒に行ってきました。
宇都宮駅から車で約20分の好立地
西川田町にある大空いちご園は、宇都宮駅から車で約20分、鹿沼ICから約10分の場所にあります。
周辺には「とちのきファミリーランド」や「子ども総合科学館」などの人気スポットも点在。家族や友人と、気軽にいちご狩りが楽しめますよ。
大空いちご園のハウスでは、8年前からいちごを生産しています。これまでは夫婦で卸と直売を行っていましたが、お客様からの強い要望を受け、いちご狩りを始めることにしたそうです。
予約が確実!30分間いちご食べ放題
とちおとめをメインに、食べ比べも
大空いちご園には、とちおとめを中心にとちあいかやダナー、とよのかなど、多くの品種が生産されています。いちご狩りは30分食べ放題なので、食べ比べを楽しむことも可能。
いちごの生育状況によっては食べられない品種もあるそうです。
午前中は予約優先なので、できれば予約をしてから訪れましょう。午後は完全予約制なので、事前に確認をしておくといいですよ。
開放的な広いハウス
大空いちご園のハウスは軒が高く、とても広いです。いちごの受粉を手伝うクロマルハナバチが多くいますが、人を刺したりはしないので、安心していちご狩りができますよ。
足元はマルチシートが敷かれていますが、ハイヒールやサンダルではすべりやすいです。歩きやすい靴で行くのがおすすめ!
ヘタは紙コップに入れて最後に捨てます。練乳は取り扱っていないので、ほしい場合は自分で持ち込むようにしましょう。
立ったままや、ベビーカーでもOK
いちご狩りをスタートするにあたって、高設栽培用の温室を新設しました。屈むのが難しい人やベビーカー連れの人でも、立ったままいちご狩りができるようにとの配慮だそうです。
高設栽培用温室は受付や休憩所も兼ねており、広々とした開放的な空間になっています。
お土産用に、いちごの直売も行っていますよ。
やさしいご夫婦のサポートで楽しい時間に
2023年よりいちご狩りをスタートした大空いちご園は、笑顔が素敵なご夫婦が運営されています。
私たちがいちごを選んでいる間も、気軽に話しかけてくださったり、おいしいいちごの見分け方を教えてくれたりしました。
宇都宮の豊かな自然を感じる
西側に広がる日光連山を眺める
温室からは、日光連山が見えます。旦那さまは、ここから見る景色がお気に入り。外に設置された椅子で、お茶を飲みながら休憩するのが至福のひとときなのだとか。
奥にある日光白根山に雪が降ると、いちごの季節が来たなと実感するそうです。
晴れた日に伺えば、「大空いちご園」の名にふさわしい、広く大きな青空が待っているはず。
すぐ近くの川にはカモやコイが
大空いちご園のすぐ近くには、鶴田川が流れています。カモやカワセミのほか、川の中には鯉が泳ぐ自然豊かな場所でした。
筆者の息子はコイが泳ぐのを見るのが好きなので、しばらくここから動きませんでした。同じように、川を眺めてから帰るお子さんは多いそうです。
宇都宮駅や鹿沼ICからのアクセスが良く、誰でも気軽にいちご狩りが楽しめる「大空いちご園」。つみたてのいちごと、日光連山や鶴田川の自然を満喫してください。
施設情報
大空いちご園
住所:栃木県宇都宮市西川田町341
電話:080-7128-1115
定休日:火曜日、12月31日、元旦
いちご狩り実施時間:10:00~12:00、13:00~16:00
いちご狩り実施時期:12月~5月頃
公式サイト:https://sky-berry.jp/