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フード  |    2023.11.12

こだわり卵を求めて。「café hanare」でいただく絶品シフォンケーキ|北海道札幌市

みなさんがカフェを利用する際に、決め手となるものはなんですか?

カフェの雰囲気や居心地のよさ、フードやドリンクの豊富さなどさまざまだと思います。なにを基準にして選ぶかは人それぞれで、その場にあった使い方がありますよね。

わたしは、自分のエネルギーとなる食材選びは重要だと感じているので、身体が喜ぶものを選択したいです。

今回は食材にこだわり、身体によいものを提供してくれる「café hanare」をご紹介します。

「café hanare」とは?

「café hanare」の外観

保育園の経営者でもあるオーナーが開業しており、「日常をはなれ、エネルギーチャージができる場所」になりたいと願うカフェです。

1階から3階まであり、商品販売やカフェスペースがあります。

ゆったりと座れるテーブル席
広々とした小上がり席

なかに入り、2階のカフェスペースへ行くと木のぬくもりを感じる店内で広々としています。

子連れには嬉しい小上がり席もあり、お天気がいい日には陽が差して気持ちがいいですよ。

こだわり卵の力だけで焼き上げるシフォンケーキ

シフォンケーキ 本日のジェラート添え

シフォンケーキは「材料をシンプルに」「不必要なものは入れない」とし、卵・小麦粉・牛乳・きび砂糖・米油のみで仕上げています。

本来ならば、生地を膨らませるために添加物のベーキングパウダーを使いますが、こちらのシフォンケーキは不使用。

ベーキングパウダーなしで生地を膨らませることは至難の業ですが、「café hanare」では専門スタッフが自らのスキルで作り上げています。


平飼いの有精卵を使用

できるだけ道産の食材を使用し、卵は「Farm Agricola」のストレスが少ない平飼い有精卵を使っています。生卵特有の臭みがなく、コクのある優しい味わいのこだわり卵です。

また、エサには国産のお米を配合しているため、お米のうまみが卵本来の美味しさを引き立たせるといいます。

ベーキングパウダー不使用ですが、しっかりと膨らんでいます。

ふわふわ感を残しつつ、ずっしり、しっとりとしていて食べ応えがありました。黄色い印象が強いシフォンケーキも、着色料を使っていないので白っぽくなるそう。

コーヒー豆はオリジナルブレンド

カフェラテ

ドリンクはカフェラテをオーダー。

北海道札幌市に本店をもち、豆本来の良さが生きた状態で提供される「徳光珈琲」の「café hanareオリジナルブレンド」を使用しています。

食で人をつなげたい

オーナーの矢代さん

こだわりの食材を提供してくれるオーナーにお話を聞いてきました。

「地域とのつながり=食」であると強調してくれた矢代さんは、人と人がつながる象徴として、知らない人同士でも食を通して話ができる環境があればいいな、という想いが強くあったといいます。

「食」と「保育園」を掛けあわせた理想のものをつくりたかった矢代さん。

東京では数あるカフェ併設の保育園を、地域とつながる場として北海道にも開業したい想いがあったそう。

惜しくも併設はできず夢の実現には届かなかったものの、無事に保育園の近くでカフェをオープンさせることができました。

カフェは飲食業界のなかで最も難しいといわれており、スタートしても維持が困難だそうです。矢代さんは、まさか自分がカフェをオープンするとは思っていなかったとおっしゃっていました。

飲食と保育業界を経験したからこそ


矢代さんのご実家は和食料理店を営んでおり、ミシュランにも掲載されるほどのお店でした。また、割烹の料理人として矢代さん自身が修業していたお店もミシュラン掲載の人気店だったようです。
※現在、実家の料理店は閉業

修行後は他店舗の監修など、飲食事業に関わるお仕事を継続。そんなとき、奥様が以前勤めていた保育園の理事長から新しい園の立ち上げで食育担当のオファーを受け、転職に踏み切りました。

一時的に保育業界に入ったものの、矢代さんは個人で飲食店の開業を目指していたようです。同時に保育園の設立も考えるようになったことも教えてくださいました。

しかし、当時は認可保育園の立ち上げが難しいとされており、どのような形で起業すればよいか悩んでいたとのこと。

そんな中、食卓応援としておうちの方が少しでも子どもとの時間づくりのためにお惣菜を使ってくれたら嬉しい、というアイデアが浮かび、カフェと併設したらいいのでは?と考えたそうです。

現在経営されている保育園は自身で設立し、奥様と二人三脚で営んでいます。立ち上げ当初は園の給食調理も担当し、子どもたちにシンプルで身体によい食事を提供していました。

その後は、念願のカフェオープンとともにお惣菜販売もスタート。こだわり食材や調味料を使用し、地域の方々に喜んでいただいているようです。

身体が喜ぶお惣菜が豊富

有機野菜を使ったお惣菜はカフェ1階にあり、現在11:45~の店頭販売となっていますが、11:00オープン時でもスタッフに声をかけると購入可能とのこと。

熱々の石焼きメニューもおすすめ

「café hanare」には食材や調味料にこだわった石焼きメニューや、アレルギー対応のお子様プレートも充実しています。

カフェ利用だけでなく、ランチタイムにもおすすめですよ。

まとめ

「café hanare」は子連れの方々に使いやすいお店であることはもちろん、すべての方々に利用してもらいたいのでスペースごとに雰囲気を変えるこだわりも。

わたしが訪れたときも、子連れのグループだけでなく、ママ友やカップル、常連さんで年配の方々も多くいらっしゃいました。

ぜひ、身体が喜ぶ食材や地域との交流を楽しみにカフェへ足を運んでみてはいかがですか?

カフェ3階では、不定期で「ここたね」というベビーマッサージを中心とした親子イベントの開催をしています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

お店の詳細

「café hanare」
住所:北海道札幌市西区発寒8条10丁目3-7
TEL :011-676-6321
営業時間:11:00-18:00(L.O.17:00)
⚪︎ランチタイム:11:00-14:30
⚪︎カフェタイム:14:30-18:00
(デザートは終日オーダー可能)
定休日:月・火曜日(祝日の際は営業)
席数:48席(小上がり16席)
駐車場:有り(10台)

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この記事を書いた人

あおまり

北海道の札幌市在住で2児のママライターです。ワーホリで海外生活を経験後、地元大阪を離れて、バックパッカーで訪れ感銘を受けた北海道へ移住。自然と都会がミックスする地で自由気ままに過ごしております。北海道には、たくさんの素敵スポットがあるので皆さんにシェアしていきますね!

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