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聖地  |    2024.02.08

「渡良瀬橋」歌手 森高千里さんの名曲に登場する橋は実在する?【前編】

女性歌手 森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」は、皆さん一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?メロディーもさることながら、せつない内容の歌詞に思わず曲の世界に引き込まれてしまう方もいらっしゃると思います。

森高さんを代表する「渡良瀬橋」ですが、曲の舞台となっている橋は栃木県足利市に実在します。

「実在するのは知っているけど、見たことはない」という方もいらっしゃるかもしれません。この記事では実在の「渡良瀬橋」をご紹介します。

夕日の「渡良瀬橋」

「渡良瀬橋」は1993年1月に発表され、今でも決して色褪せない名曲です。曲の冒頭で「渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ」と歌われていますが、夕日の「渡良瀬橋」はこちらです。

夕日をバックにした「渡良瀬橋」と河原、そして広い空のこの景色は本当に綺麗です。森高さんが思わず曲にしたいと思われた気持ちがとてもよくわかります。

上の写真は曲がリリースされた月と同じ1月に撮影しましたが、足利市の冬の夕焼けはとても綺麗です。綺麗な夕焼けと渡良瀬川にキラキラと映る夕日、そして遠くの山々のシルエットも合わせた黄金色の景色は見事です。沈んでいく夕日に照らされながら、刻一刻と変わっていく情景に言葉を失ってしまいそうになります。「渡良瀬橋」は、森高さんのファンの間では聖地とされています。

「渡良瀬橋」は自動車用道路の他に、歩行者・自転車用の通路があります。

通路から眺める景色はこちら。

「渡良瀬橋」から西側(群馬県方面)を眺める景色になります。目前に広い空と遠くの山々のシルエットが広がり、曲の中の世界がそのまま体現できます。撮影した時も冷たい風が吹いていたのですが、曲と同じように風邪をひいてしまうのではと思ってしまいました。森高さんも曲を作る際に、実際に何度かここへ足を運ばれて、この景色を見て曲のイメージを作られたそうです。

「渡良瀬橋」の世界を曲を聴きながら味わう

実際に曲を聴きながら夕日の「渡良瀬橋」を見れる場所があります。橋のすぐ近くに足利市が建てた「渡良瀬橋」の歌碑が建っています。

歌碑は楽曲「渡良瀬橋」を生んだ森高さんへの感謝の気持ちを込めると同時に、訪れるファンの方にも「渡良瀬橋」を見ながら曲の世界をぜひ味わって欲しいと建てたそうです。

歌碑の脇にあるボタンを押すと、なんと「渡良瀬橋」が1曲フルコーラスで流れてきます。

実際に曲を聴きながら夕日の「渡良瀬橋」を見ていると、曲の世界に入り込んでしまいそうになります。

昼間の「渡良瀬橋」

昼間の「渡良瀬橋」から眺める景色も素敵です。

広い空と遠くの山々の景色は見応えがあります。群馬県を代表する山「赤城山」も一望できます。

「渡良瀬橋」の豆知識

「渡良瀬橋」は、足利市を東西に流れる渡良瀬川にかかる橋です。橋長243.27m、幅員5.5m。三角形を組み合わせたトラス形の鉄橋になりますが、戦前は木製アーチ状の橋でした。当時の陸軍から「重量のある車両でも通れるような橋にして欲しい」と要望があり、1934年に建て替えられて現在の鉄橋になりました。「渡良瀬橋」は市民が移動するための重要な橋として今でも活用されています。

「渡良瀬橋」まとめ

実在する曲の世界をご紹介しました。実際に見ると曲の印象が変わると思いますので、ぜひ一度足を運んでみてください。

【前編】では「渡良瀬橋」を中心にご紹介しましたが、【後編】では曲に出てくる名所や、足利市での意外な曲の使われ方をご紹介します!

「渡良瀬橋」の情報

住所:〒326-0814 栃木県足利市通4丁目
電話番号:0284-43-3000(足利市観光協会)
足利市観光協会公式サイト:https://www.ashikaga-kankou.jp/spot/watarasebashi

【最寄り駅】
 JR足利駅 徒歩約20分
 東武足利駅 徒歩約15分

【最寄り駐車場】
 織姫観光駐車場(織姫神社昇り口前) 徒歩約5分

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この記事を書いた人

ヒロ

栃木県佐野市に住む40代男性。趣味は旅行、ドライブ、バスケ観戦。佐野市周辺地域は、全国に誇れる観光スポット、食、特産品、名所、歴史など魅力がたくさんあります。記事を通してこの地域の魅力を皆さんに少しでも知っていただき、「行ってみたい!」「来てよかった!」と思ってもらえるような記事を書いていきたいと思います!

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