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アクティビティ  |    2023.08.11

尾道の坂を満喫!ロープウェイを使わず歩いて千光寺山山頂へ

尾道といえば「坂の街」。

標高144メートルの千光寺(せんこうじ)山山頂から眺める瀬戸内海の眺めは格別なものです。
頂上まではロープウェイを利用する方が多いのではないでしょうか。

ロープウェイに乗ると楽ですが、途中の趣のある道を堪能できません。

今回は尾道の坂を満喫するために、あえてロープウェイを使わず歩いて千光寺山山頂まで行く方法をご紹介します。

尾道本通りから「うず潮橋」を渡ろう

林芙美子の銅像。画像奥に見える陸橋を渡ります。

尾道駅の南口から左へ向かって「尾道本通り」を目指します。

尾道本通りは東西1キロに渡るアーケード街です。
駅から5分ぐらい歩いて、作家・林芙美子の銅像が道の左側に見えたら「尾道本通り」に入る目印です。

本通りを入ってすぐ左側に「うず潮橋」があるので、階段を上ります。

陸橋を上り切るとこんな感じ。
こちらをひたすら写真奥の坂道を目指して歩きます。

持光寺

階段を上った先の持光寺(じこうじ)に突き当たります。
尾道にはお寺がたくさんあるので、お寺巡りも楽しそう。
今回は千光寺公園を目指すために左に行き、土堂小学校をぐるっと周ります。

途中にはこのような路地があちこちに。

路地をずんずん歩くと、ときには行き止まりの道に突き当たることも。
地元の人によると「どのような坂道をたどっても千光寺公園に着くから大丈夫」と言います。この言葉を信じて行き止まりは引き返しながら歩きましょう。

MiTeMi からの眺望が最高!ぜひ上ってみて

MiTeMi

途中左側に突如出現した建物。まるで城壁のよう。
こちらは「MiTeMi (みてみ)」という元博物館「尾道城」跡地の「千光寺公園視点場」だそう。
眺望がよさそうなので、思わず階段を上ることに。

MiTeMiの上から眺める瀬戸内海

階段を上り切って屋上に着くと、予想どおりにこんなに開けた眺望が!

ここまで来たら、あとは千光寺公園・尾道市立美術館なども近くです。

千光寺公園

千光寺公園周辺は、桜が咲く季節には並木の花がたくさん咲いてとてもきれいだそうです。

背景は尾道市立美術館

ここで千光寺公園にあるベンチで一休み。

美術館隣りのカフェでミックスのソフトクリームを購入し、歩き疲れた体にご褒美を。みかんのちょうどよい酸味と広島クリームが舌に心地よい甘さ、コーンもサクサクでした。

公園の目の前には尾道市立美術館があります。企画展をチェックしてモダンな美術館に立ち寄るのもよいですね。

下り坂ももちろん徒歩で!「文学のこみち」がおススメ

千光寺頂上展望台PEAK

そのまま真っすぐ行くと「千光寺頂上展望台PEAK」にたどり着きます。
ループ状の階段、またはエレベーターでも展望台に昇れます。

千光寺山ロープウェイ山頂駅の乗り場はすぐそばです。
せっかくなので下りも歩きで行きましょう。

「文学のこみち」を下っていきます。

こんな巨岩が行く手に登場。
この岩をくぐってひたすら道を歩きます。

文学のこみちコースには、正岡子規や林芙美子など尾道ゆかりの詩人・作家のことばが石に刻まれているので、その言葉一つひとつを噛みしめながら歩くのもおすすめです。

ちょっと歩いて行くと「千光寺(せんこうじ)」もすぐですよ。

千光寺からの眺め

千光寺を抜けてひたすら道を下ります。

天寧寺(てんねいじ)

途中の道からこんなお寺が(天寧寺)。ここからの景色も目を離せません。

途中の坂。狭いですが、一つひとつの道に趣がありますね。
絶景に見とれても足元には十分注意しましょう。
こうやって歩いて行くと大通りにつながる道に出ます。

まとめ

今回は尾道の坂道をひたすら歩くコースをご紹介しました。
尾道本通りから千光寺山山頂まではゆっくり歩いて30分ぐらいです。
坂の街に来たからには、坂を思いっきり満喫してみてはいかがでしょうか。

今回千光寺山を訪れたのは真夏でしたが、四季折々に植物の変化を楽しめます。
坂の途中のカフェやお寺に立ち寄ると、より尾道を堪能できることでしょう。

千光寺山周辺の情報を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

千光寺公園・観光情報・尾道市ホームページ

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この記事を書いた人

瀬崎 貴子

地方から東京の郊外に移り住み、あっという間に子育てが終了。この街が第二の故郷となりました。ここで多くの人に支えられたので、街の魅力を少しでも伝えていけたらと思います。人とのつながりを大切に生きていくのが目標。小京都や美術館めぐり、食べ歩きが好きです。

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