こんにちは。
Mediallライターの小椋りえです。
今回は秋田県の成瀬ダムをご紹介します。
令和5年の完成を目指して作られているダム。
ダムの建設工事を見ることはなかなか出来ない貴重な機会と思い、見に行きました。
想像以上に大がかりな工事で大迫力！
大人はもちろん、子供も大喜び間違いなしのおすすめスポットなので、ぜひ最後までご覧ください!
秋田県の東成瀬ダムとは？
成瀬ダムは雄物川水系成瀬川に建設される多目的ダムです。
昭和62年、平成6年の度重なる洪水被害、また農業用水の慢性的な水不足、生活用水の枯渇などが頻繁に発生しており、成瀬ダムの早期完成が望まれています。
成瀬ダムのはたらき
・洪水調節～洪水被害を軽減します～
・流水の正常な機能の維持～ダム下流部に水を補給します～
・農業用水の補給～安定してかんがい用水を補給します～
・水道用水の供給～湯沢市、横手市、大仙市に水道用水を供給します～
・発電を行う～クリーンなエネルギーを供給します～
成瀬ダムの工事風景
筆者が見学しに行ったのは5月末。
新緑の美しい時期でした。
山の緑がとってもきれい。
天気が良くて、最高のドライブ日和です。
展望台から見れる
山道を進んでいくと、右に逸れる道があり、展望エリアがあります。
そこには壮大な景色が広がっています。
ダンプトラックなど様々な車が石を運んだり休むことなく動いています。
あまりにも広大な敷地なので、トラックがさほど大きく感じませんでしたが、なんと55トンダンプトラック！
タイヤの大きさもこんなに違います。
一番左が普通車、一番右がダンプトラックのタイヤです。4歳の我が子の身長の倍はありますね。
軽自動車と比べるとこんなに大きいです。
軽自動車の何倍の大きさあるんだろう。
大人も子供も大興奮間違いなしの圧巻の景色でした。
アドベンチャーツアーで見学できる
筆者は今回は展望エリアから見ましたが、アドベンチャーツアーなるものがありました。
バスに乗って工事現場の中を50分かけて回ることができるそうです。
月に2日間ツアーが行われていて、一日に5回ツアーがあります。
6月のツアーを申し込もうと思ったのですが、申し込み初日で2日間の全10ツアーが満員となっており、予約できませんでした…。
とても人気があるので、7月分は絶対に予約したい！
ダムカードコレクター必見！
国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムでは、ダムのことをより知っていただこうと「ダムカード」を作成し、ダムを訪問した人に配布しています。
おもて面はダムの写真、うら面はダムの形式や貯水池の容量・ダムを建設したときの技術、といった基本的な情報からちょっとマニアックな情報まで凝縮して載せています。
ダムカードはその土地に行かないと配布していないため、ダムファンはダムカードをもらうことも楽しみに全国のダムに足を運んでいるようです。
まとめ
秋田県東成瀬村の成瀬ダム、建設期間中の今だけ大迫力の工事現場を見学することが出来ます。
成瀬ダムの周辺地域は冬は多いところで3メートル弱の積雪を観測する国内有数の豪雪地帯。
そのため、冬期は施工が行えず、年間で工事ができる期間は6か月程度とのこと。
見学に行く際は工事を行っているか確認してから行きましょう。
今だけ、ここだけの貴重な光景を見ることが出来るので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
成瀬ダム工事事務所
〒019-080
秋田県雄勝郡東成瀬村村田子内字宮田97-1
代表TEL 0182-23-8450
自家用車などの場合：E13湯沢横手道路 十文字ICから国道342号を一関方面へ向かい、車で約25分
バスを利用する場合：十文字駅前から羽後交通 岩井川線により入道または草の台行きへ乗車し、東成瀬役場前下車 東成瀬役場前バス停から成瀬ダム工事事務所まで約8分
