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フード  |    2023.10.05

パンダマニアの聖地?創業52年、村民に愛される「ファミリーレストラン パンダ」

秋田県南秋田郡に所在する「大潟村(おおがたむら)」。かつてこのまちには、琵琶湖に次ぐ日本で二番目に大きな湖「八郎湖(はちろうこ)」がありました。1964年(昭和39年)10月1日、わずか6家族、合計14人の住民からスタートしました。大潟村はその八郎湖を干拓してできた土地であり、この干拓地は、日本最大のものとして知られています。

この干拓地に住む人々は、全国各地から選ばれた者たちで、彼らは日本農業のモデルとなり、高い生産力と所得水準を持つ農業経営を確立し、現代的で快適な農村社会を築くという使命を担いました。現在では、その豊かな土地で育ったお米やコメを使った米粉など、さまざまな農産物が名産品となっています。

人口2,875人ほどの小さなまち。そんな大潟村の中心地には、創業50年を超えるファミリーレストランがあります。

その名も「ファミリーレストランパンダ」。

村民では知らない人はいないと言われる、このファミリーレストランに潜入してみます!

外観からあふれ出す、パンダ愛に脱帽

ファミリーレストランパンダは、1971年に秋田県五城目町で創業し、1974年に村へと移転してきたと言います。この地に出店して、来年で50周年を迎えるとは思えないほど、キレイな外観が特徴です。

よく見ると・・・ロールカーテンの後ろから何かが見切れています。

早速中に入ってみましょう!

入り口に向かうと、美味しそうなメニューがいっぱい。さすがファミリーレストラン。寿司に蕎麦、うどん、ラーメン、洋食など、さまざまな手書きのメニューに情緒が感じられます。

中に入って目の前に飛び込んできたのは、所狭しと整列したパンダ・パンダ・パンダの山です。今は亡き、店主のご主人が創業当時、まだ日本では珍しかったパンダをテレビで視聴し、物珍しさから店名として付けたのが由来と言います。以後、旅行や出先で見付けるたびに、パンダグッズを買い集め、今では数百点を超えるパンダグッズが山積みになっています。

目の前に飛び込んでくる無数のパンダに圧倒されますが、このお店の凄さはパンダだけではありません。豊富なメニュー数は50を超え、どれにしようか選ぶ楽しさも満載です。

これだけの種類があれば、食の好みが違うおじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、こどもたちの胃袋も満足させられるはずです!

メニューにもパンダが。愛くるしさ満点です。

パンダもびっくり!ごはんが進んで止まらない

裏側にはビールやチューハイなどのお酒やおつまみ、一品料理など、居酒屋的メニューも豊富に載っております。ランチや夜など、時間帯によって使い方もさまざま楽しめそうです。

こちらは人気のホルモン煮込み定食。

大潟村産のお米はツヤツヤで、濃いめの味付けが後を引きます。もちろん付け合わせは、秋田名物「いぶりがっこ」。ごはんが進んでもう止まりません・・・!たっぷり食べて、ごちそうさまでした!!

テーブル席や座敷の他に、かつては寿司カウンターもあったそう。約100席のゆとりの席数と、駐車場もたっぷりあるので、村民のみならず、最近では観光客にも人気が出てきています。

可愛いパンダと美味しいご飯が楽しめる「ファミリーレストランパンダ」。ただでさえ、ご飯が進んでしまう美味しさなのに、新米が登場したことで、もはや完食は不可避。ぜひ、お腹を空かせて遊びに行ってみてくださいね。

お店の情報

ファミリーレストラン パンダ
住所:秋田県南秋田郡大潟村字中央1-23
TEL:0185-45-2759

営業時間:午前11:00~13:00/午後15:00~22:00
定休日:毎週水曜日、第3日曜日

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この記事を書いた人

山本エミ

秋田県出身。住宅雑誌編集者経験を活かし、2017年5月に移住先の長野県で「ちこり舎」を開業。ライター歴6年、編集歴7年。「読み手の気持ちにたった読みやすいテキスト」をモットーに、BtoB/不動産/マーケティング系を中心としたコンテンツマーケティングのサポートを行っています。社員インタビュー、移住者取材など、取材経験も豊富です。 Mediallでは、ユーザー目線で、ここにしかない「オンリーワン」「ナンバーワン」をご紹介しています。

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