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フード  |    2023.08.24

ステキな出会いや交流が生まれる場所|筑紫野市・HALU STORE(ハルストア)

こんにちは!平尾ミライです!

前回、取材した春田彦珈琲さんから「地方創生ならココもいいよ!」と、HALU STORE(ハルストア)さんをご紹介いただきました!

ハルストアは、地域の方がふらっと訪れてホッと一息つける、そんな場所。

オーナーのひろみさんの人柄もあって、ステキなご縁がたくさん生まれるお店です。

今回はひろみさんに、お店にまつわるお話をたくさん聞いてきました。

ハルストアをオープンした理由

リノベーションしてつくったお店

ハルストアは、洋服と雑貨の販売とカフェがあり、洋服と雑貨がメインのお店です。

オーナーのひろみさんは、お店をはじめる前は東京でグラフィックデザインや子ども服関係の仕事をしていたそう。

自分がデザインしたり、海外で仕入れたりした洋服や雑貨のお店をしたいと思い、地元・太宰府との市境にお店をオープンしました。

カフェの奥に洋服と雑貨のコーナーがあります!

「福岡市内まで行かなくても、地元に買い物やワークショップができる場所があればいいなと思い、地元にこだわってオープンしたんです」

さらに、カフェを併設した理由はこのように話します。

「雑貨や洋服だけのお店って、敷居が高いじゃないですか。だから、気軽に入ってもらえるようにカフェも作ったんです。洋服を見るついでにカフェに寄るでもいいし、カフェにきたら可愛い雑貨があったから買っちゃった!でもいいし」

たしかに、街中にポツンとあるセレクトショップって入りづらいですよね……。

カラフルでかわいいと人気の靴下。入荷するとすぐに売り切れます!

常連さんも「多分、洋服だけだったらお店に入ってなかった」とのこと。

もしハルストアが洋服だけのお店だったら、常連さんとの出会いもなかったかもしれませんね。

地産地消を目標に

ハルストアで販売しているヤヒロ農園の野菜。この日は売れたあとだったので、少なめでした。

地元にお店をオープンするんだったら、地元のものを使ったカフェメニューを出したいと思っていたそう。

そんなときに出会ったのが、筑紫野市の農家さん。

農家さんは古着を見にハルストアを訪れたのですが、何度か話すうちにひろみさんの「地産地消したい」という想いと、農家さんの「野菜を広めたい」という想いが合致したそうです。

最初はハルストアで野菜の販売をはじめたのですが、「おいしい野菜だからもっと広めたい!サラダにしたら面白いんじゃないか」と思い、名物の『ちくしの野菜のごちそうサラダ』ができました。

『ちくしの野菜のごちそうサラダ』素材がいいから、味付けナシでもぱくぱく食べられるそう!(画像提供:ハルストア)

名物と言っても、常に食べられるものではありません。

Instagramにて不定期で予約案内しており、1日で作れるのは10食程度。

人気ですぐに枠は埋まってしまいます。

新鮮でおいしい野菜たち!農家さんのところへ行って直接買えます!(画像提供:ハルストア)

「サラダを食べておいしかったから野菜を買いたい!」

そんな方は、ハルストアから農家さんへ連絡して、直接買いに行くこともできるそう!

もちろん、現在もタイミングがあえば店頭で購入可能です。

お店のメニューをきっかけに、地産地消の輪が広がっていくなんてステキですよね。

海外の空気を持ってきたい!

今後、やってみたいことはありますか?と聞くと、

「海外旅行が好きだから、現地の匂いとか空気をお店に持ってきたい!」

と教えてくれました。

旅行から帰ってきたらその国のイベントを開催して、いろんな方に魅力を伝えたいそうです。

私が取材した数日前も、スリランカパーティーを開催して本場のカレーを再現していましたよ。

知り合いの方がスリランカに旅行する際に「現地のスパイスとか買ってきて!」とお願いしたそう。

ひろみさん自身もこれから海外に行くことが増えるので、海外に関するイベントが増えていきそうです。

最後にパフェをいただきました!

取材日はサラダの日ではなかったので、ひろみさんとお菓子作家さんのこだわりが詰まったパフェと、HALUブレンドのコーヒーをいただきました!

夏場は『レモンと珈琲のパフェ』

珈琲ホワイトチョコテリーヌや、山椒とレモンと白イチジクのレアチーズなど珍しい組み合わせのものもあり、どこを食べてもおいしかったです!

一番驚いたのは、上にのっている「トマトのはちみつレモン漬け」。

甘くて、トマトなのにトマトじゃありませんでした!笑

「ほかと違ったメニューを出したい」と話していたので、次はどんなパフェが出るのか楽しみです。

スペシャルティコーヒー(画像提供:ハルストア)

カフェがメインではないですが、出しているメニューに妥協はありません。

スペシャルティコーヒーや厳選した素材で作ったホットドック、お菓子作家さんと作り上げるパフェなど、すべて最高のものを提供しています。

訪れた際はぜひ、カフェメニューも堪能してくださいね。

人と人が繋がるスポット

花器もステキで、お客さんからよく聞かれるそう。ちょっとしたことから会話が生まれます。(画像提供:ハルストア)

ハルストアをオープンして、ひろみさんは農家さんとの出会いだけでなく、お店で出会った人たちとアロハシャツを作るといった服飾関係のお仕事もしています。

「東京じゃないと洋服の仕事はできないと思っていたけど、地元でできたの!」

と、楽しそうに話していました。

また、お客さん同士も顔馴染みになって会話をするなど、交流の場となっています。

さまざまなイベントも開催しているので、そこでも新しい出会いが生まれそうですよね。

かわいい洋服や雑貨を見に、おいしいカフェメニューを堪能しに、そしていろんな方との繋がりを求めてハルストアを訪れてみてはいかがでしょうか。

お店の情報

住所:福岡県筑紫野市原166−25

営業時間:11:00~17:00(変動あり。詳しくはInstagramをご覧ください)

定休日:月・火・水(その他不定休あり)

Instagramはこちら

ホームページはこちら

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この記事を書いた人

平尾 ミライ

福岡県在住の食べることが大好きな30代1児の母です! 飲食店を中心に、福岡の魅力を伝えていきます。 あれもこれもやってみたいが止まらない好奇心旺盛ライター!

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