以前取材した方から「体に優しい韓国料理のお店があるよ」と教えてもらった筆者。公式Instagramに「ラガーマンを育ててます」の一文を見つけ、ラグビーにゆかりのある筆者は興味津々でお店へ伺いました!
今回は、近鉄伏見駅から徒歩3分の「ROCK BOOK KITCHEN」をご紹介します。
発酵調味料が決め手!店主の料理へのこだわり
もともと、店主が麹に興味を持ったのは、子どものアトピーがきっかけだったそう。「腸内環境から変えてあげたい」と思った店主は、味噌作りからスタート。そこから、発酵食品の魅力に引き込まれていきました。
先生に習ったり自分で試行錯誤しながら続けてきた結果、発酵食品の料理教室を開催するまでに。次のステップとして自家製キムチの販売を考えていたところ、食品衛生法の改正で製造施設が必要になることを知ったそう。それがきっかけで現在のお店をオープンする運びになりました。
店主の1番のこだわりは、調味料。なんと醤油やキムチ、コチュジャンまで自家製なんです!すべての料理に麹から発酵させた、自家製の発酵調味料が使われていますよ。
完全無添加で韓国料理が食べられるのは、ROCK BOOK KITCHENならではの魅力。身体に優しいご飯と辛さを両立できるなんて、嬉しい方も多いですよね。
現在は問い合わせに応じて、店舗の2階で味噌教室やソーセージ教室も開催しているそうです。気になる方は、ぜひ店主に詳細を尋ねてみてくださいね。
ラガーマンのボディメイクにも一役買っている、発酵調味料
実は、お客さんのなかにはボディメイクをされている方も。そのようなお客さんのために無添加の胸肉ソーセージを作って発送することもあります。
ボディメイクをされているお客さんは、減量時期にブロッコリーや鶏肉など決まったものを食べることが多いそう。店主は、減量時期でも気にせず食べられる、無添加麹入りのソーセージを開発しています。「食べないとあかんから食べてるっていう状態から、減量時期も美味しく食べられる喜びに変えてあげたい」と笑顔で話してくれました。
ちなみに公式Instagramに書かれている「ラガーマンを育ててます」のラガーマンは店主の息子さんのこと。息子さんは小学生の頃からラグビーを続けています。
「ラグビーをするからには、体が大きくなってほしいし、本人も頑張っているから体作りもしてあげたい」こんな思いから麹や無添加料理について勉強し、試行錯誤しながら店舗や料理教室のお仕事へと繋がっていきました。
息子さんやラグビーが今の仕事にも紐づいていると話す店主。「今後は、ラガーマンのボディメイクには、こういう食べ物ややり方がいいよなど、アドバイスも含めて伝えていきたい」と目を細めて話してくれました。
子連れにも優しいROCK BOOK KITCHENの本格韓国料理
この日、筆者は友人の子どもと訪問。ベビーカーでも入店できるうえにお子様メニューもあるので、子ども連れでも安心して食事を楽しめます。また、辛さ控えめにもできるため、辛いものが苦手な方でも韓国料理が味わえますよ。
訪問時、筆者が頼んだのは自家製麹醤油が決め手の「ポッサム」。お肉が柔らかくて、噛めば噛むほど味わい深いお肉に、ほっぺが落ちそうに。箸が止まらず、いくらでも食べられそうだと感じました。
そして嬉しいのが、料理がどれもボリューミーなこと。お腹いっぱいで幸せな気持ちで帰路に着くこと間違いなしです!
本格韓国料理や体に優しいご飯をお腹いっぱい食べたいときは、ぜひROCK BOOK KITCHENを訪れてみてくださいね。
ROCK BOOK KITCHEN(RBK)の店舗情報
住所:京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町23-129
アクセス:近鉄・伏見駅より徒歩3分
電話番号:070-8559-1590
営業時間:11:00〜22:00(変更する場合があるので、公式Instagramを確認してくださいね)
定休日:日曜日・祝日(不定休あり)
公式Instagramはこちら