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スポット  |    2025.11.04

紙でつながる人とまち。遠州発の紙もの専門店 Papel en sol(パペル エン ソル)|静岡県浜松市

静岡・遠州の地に佇む「Papel en sol(パペル エン ソル)」は、紙と人、そして地域をつなぐ紙もの専門店です。

店内には、色とりどりの紙ものが並び、そのひとつひとつに、手仕事のあたたかさや美しさが感じられます。

デジタル社会の今だからこそ、紙を手にとる時間や丁寧に書くひとときを、暮らしの中に取り入れてみませんか。

今回は、そんな五感を満たす「Papel en sol(パペル エン ソル)」の魅力をお届けします。

紙の無限のかたち、暮らしに遊び心を添えて

店内に足を踏み入れると、棚いっぱいに、色とりどりの紙ものが並んでいます。

便箋やノート、メモ帳といった日常づかいの文具はもちろん、紙でできたバッグや財布、食器まで。ひとつひとつのアイテムから、紙という素材の豊かさと可能性が感じられます。

そのほか、モビールやペーパークラフトなどのインテリア小物や雑貨も充実。「飾る」「つくる」など、紙を通じて楽しむ、遊び心溢れる商品も並んでいます。

また、イタリアの老舗メーカー「ROSSI」のラッピングペーパーも豊富に取り揃えています。

鮮やかな色彩と上質な手ざわりは、贈り物を包むだけでなく、額に入れて飾りたくなるほどの美しさです。

紙問屋としての確かな目利きで選び抜かれた品々は、紙が持つあたたかさと奥深さを改めて感じさせてくれます。

「Papel en sol(パペル エン ソル)」名前に込められた想い

「Papel(パペル)」はスペイン語で“紙”。「en(エン)」は、“縁(えん)”や“円(まる)”を意味し、人と人、地域と地域をつなぐ“ご縁”を象徴しています。そして「sol(ソル)」は、“太陽”という言葉。

「紙を通して人と人がつながり、その道に、太陽の光があたるように」という願いが込められています。

お店を運営するのは、静岡・浜松に本社を置く「遠州紙商事株式会社」。

創業約50年の歴史をもつ老舗の紙問屋で、印刷用紙からパッケージ資材まで、多彩な紙を扱っています。

「紙の持つ無限の可能性を引き出す会社」として「紙の魅力をもっと自由に、もっと身近に届けたい」という想いから生まれたのが「Papel en sol(パペル エン ソル)」です。

紙と人、人と地域をつなぐ拠点として。Papel en sol(パペル エン ソル)は、遠州のまちに根を下ろしています。

紙は人と人を結ぶコミュニケーションのかたち

店内では、手軽に楽しめるアート体験も開催されています。

絵の具やキャンバスを使った「フルイドアート」や、くま型に色を重ねて仕上げる「ベアアート」、自分好みの表紙で作る「オリジナルノートカスタム」など、紙を使って自由に表現できるワークショップは、子どもから大人まで人気です。

一人でも、家族や友人と一緒でも、心から楽しめるひとときが待っています。

サステナブルをつなぐ、紙のある暮らしへ

Papel en sol(パペル エン ソル)のもうひとつの魅力は、紙を無駄なく生かすサステナブルな取り組みです。

ラッピングに使う封筒やシールなどは、端材を再利用し、スタッフが一つひとつ手づくりしています。

ラッピングシールに使用されている色柄の組み合わせや形は、どれも少しずつ異なり、同じものは存在しません。

端材を生かすことで生まれる偶然のデザインが、かえって紙の豊かさや美しさを際立たせているようにも感じます。

デジタル化が進む今、手ざわりのある紙ものに惹かれるのは、きっと自然なこと。

五感で紙の魅力を感じながら、Papel en sol(パペル エン ソル)で、心やすらぐひとときを過ごしてみませんか。

店舗情報

Papel en sol(パペル エン ソル)
住所:浜松市北区東三方町211-19
営業時間:10:00~18:00
定休日:水・木曜日
駐車場:専用無料駐車場あり
公式HP:https://www.papelensol.com/

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この記事を書いた人

AYA

静岡県在住のフリーライター。自然豊かな環境で子育てをしながら、日々サステナブルな暮らしを楽しんでいます。暮らしの中で出会う小さな幸せや心を満たすストーリーを紐解き、一つひとつ丁寧にお届けします。

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