関東近郊で“きれいな海”を探している方、必見!
知る人ぞ知る絶景スポットをご紹介します。
青く澄んだ海、水中を泳ぐ魚、照りつける太陽――
そんな夏らしい風景に包まれるひとときは、やっぱり特別です。
「そんな体験、遠くまで行かないと味わえないのでは?」
と思っている方にこそ知ってほしいのが、伊豆半島の先端にある景勝地――爪木崎海岸
私はこの場所が大好きで、昨年から2年連続で訪れているほど。
その魅力を、実体験を交えてお届けします!
所在地
住所:静岡県下田市須崎
駐車場:あり
アクセス:下田駅から「爪木崎」行きのバスで約22分
朝早くの出発がベスト
関東圏在住の方が訪れる場合、高速を使っても2時間半~4時間程度かかります。
できるだけ渋滞を避けるために、朝6時台に出発すると良いと思います。
私は東名高速道路を使って向かいましたが、東京方面から向かう場合、
天気が良ければ正面に富士山が見えます!

おすすめは足柄SA(下り)での朝食です。
フードコートやパン屋、吉野家などがあり、私は吉野家でモーニング定食をいただきました。朝早いので混雑もなく、ゆっくりと腹ごしらえすることができますよ。
そこからさらに高速と山道を進むことで、ようやく爪木崎海岸に到着です。
海沿いに駐車スペースが一部と、丘の上にも駐車場があります。(夏期は1日500円)
11時前に到着しましたが問題なく停めることができました。

近くには売店が2軒あり、浮き輪などのレンタル・購入や、食事も可能!
シャワーも借りられて便利ですし、飲み物・食べ物をすぐに買えるという安心感もあります。

お目当ての海ですが、さすがの透明度!


爪木崎海岸という通り、正確には海水浴場ではないのでライフセーバーはいませんし、砂浜もほとんどないです。人工的な囲いがないので、遠泳したりSUPをしたり磯遊びをしたり。
BBQをしている方もいて自由に過ごしているのがこの浜の特徴です。
ぜひ楽しんでいただきたいのがシュノーケリング!
こちらは防水ケースにいれたスマホで撮った写真です。
すぐ真下を魚が泳いでいてびっくり!自然豊かな証ですね。

ごつごつした大きな石が多いのも爪木崎海岸の特徴です。
青い空、青い海、点在する沢山の石。
この壮観な景色をみるだけでも、来た甲斐があります。

海岸からは階段がのびているので上がってみましょう。

上った先には真っ白な灯台が!
『爪木埼灯台』です。
須崎半島の東南端に位置しているので、高台からの見事な海岸風景を望むことができます。


下田の歴史も感じたいなら
せっかく下田まで来ているので、お時間が許すならぜひ観光も!
歴史上で下田の地が登場するのは、かの有名な出来事‥
そう ”ペリー来航” です。
1854年に日米和親条約が締結され、下田は日本で最初の開港場となりました。
下田に入港したペリーは、その後日本側と条約の細かい規定(下田条約)を定めたのですが、その話し合いの場所となったのが「了仙寺」です。
そんな歴史的な場所である了仙寺の敷地内にあるのが、
「黒船ミュージアムMoBS(モッブス)」です!

歴史の教科書で一度は見たであろう、ペリー提督の似顔絵が出迎えるエントランス。
モダンでスタイリッシュな館内にはシアタールームもあり、歴史に詳しくない方も安心して楽しめます。
一方、企画展示室の展示品はすべて原本(実物)なので、歴史好きにも見応えがあります。
歴史の舞台となった了仙寺は、建物のすぐ目の前なのでセットで訪れてくださいね。

ちなみに、港から了仙寺までペリー提督一行が歩いたとされる道は、現在「ペリーロード」と名付けられています。風情ある石畳の通りで、お洒落なカフェや雑貨屋さんが並んでいますよ。

旅の〆はご当地ラーメンで
遊び疲れた身体に、元気をチャージしませんか?
静岡県内に展開するご当地ラーメン店「松福」で提供されるのは、YAHOO! JAPAN「みんなの選ぶおいしいラーメン」で3年連続静岡県1位を受賞したという豚骨100%の一品。
その名も ”うまいラーメン” です。

濃厚なスープが身体に染みわたります‥!
ハーフ・中盛・大盛とサイズも選べました。
直営店のみ「とんこつラーメンは替え玉何玉でも無料」だそうで、お腹いっぱいまで食べたい!という方はあえてとんこつを選ぶのも一策ですね!笑

海の美しさに癒され、歴史に触れ、ラーメンでお腹も心も満たされた伊豆・下田の旅。
自然もグルメもたっぷり楽しめて、心からリフレッシュできました。
関東から少し足を延ばすだけで、こんな素敵な体験ができるなんて驚きです。
「次の休日、どこに行こうかな?」と思っている方は、ぜひ伊豆・下田を旅の候補に入れてみてくださいね!