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スポット  |    2025.11.08

ビオトープも楽しめる子供たちの学習体験!灘浜サイエンススクエア|兵庫県神戸市

灘浜サイエンススクエアは、神戸市灘区にある地域交流施設で、子供たちが楽しみながら科学や技術の仕組みや不思議を無料で学べる場所となっています。灘浜サイエンススクエアの自然空間にはビオトープがあり、昆虫や草花もいっぱい。

科学や技術の進歩と自然の保全という相反するものの共生を果たす施設、灘浜サイエンススクエアをご紹介します。

灘浜サイエンススクエアは今年の8月で100万人突破


灘浜サイエンススクエアは、「製鉄」「発電」「エネルギー」「環境」をテーマにした神戸製鋼の無料施設です。今回は最寄駅の阪神大石駅から徒歩約12分で、けっこう歩きます。

地元市民でないと行きにくい場所ではありますが、神戸市の小学校では社会見学としてよく利用されるようです。そのため、団体の受付などの予約も充実しているよう。

今年の8月で来館者数が100万人を突破したそうです。

科学技術をゲームや体を使って学べる

灘浜サイエンススクエアの面白いところは、科学技術の仕組みや不思議をゲームや体を使って学ぶという点です。難しい話ではなく、なんとなく楽しくゲームをしたり体を動かしたりしているうちにわかってくるという感じ。だから、小学生でもとっつきやすく、自然と科学技術に親しみを持てるのがいいですね。

こちらは様々な方法でエネルギーを作る仕組みを学ぶコーナーです。たくさんハンドルを回したら発電して光がつく仕組みであったり、ハンドルを上げたり下げたりしたら発電する仕組みが紹介されています。何かの力を加えないとエネルギーが作れないということがわかりますね。

本日の最高記録もわかっているから、ついつい燃えてがんばってしまいそうですね。

こちらは、発電して炎をともします。火力などのエネルギーも同じ原理で作り出していることがよくわかります。

こちらは環境を学ぶコーナーです。家の中は物であふれているものですが、リデュース、リユース、リサイクルして、環境に負荷を与えない工夫をしないとなりません。具体的にどんなものがリサイクルできるのか、商品のパッケージや包装はどんな材質でできているのかを学びます。

バーコードをスキャンすることでゴミの分別方法がわかります。生活の場ではゴミの分別は必要な知識です。こうやって小さい頃からゴミ分別の意識や知識がつけば、将来的にも役立ちそうですね。

緑がいっぱいの中で生態系を学ぶ

こちらは2階の屋外展示です。この辺りは海と都賀川が交わる河口で、川の淡水と海の海水が混ざり合う汽水域です。そんな生命の多様性をはぐくむ場所にふさわしく敷地内にはビオトープが設けられています。こうやって生き物の生態系を守っているのですね。ここは「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」に認定されました。

ここから外に出られます。こちらが屋外の風景です。一面芝生が敷き詰められていて、緑でいっぱいです。遠くに海が見えるところも素敵ですね。この辺りは工場地帯で、トラックの往来も多いのですが、こちらの庭は人も少なく、きちんと整備されていて、小さな子供でも安全そうですね。

こちらがビオトープです。ビオトープのビンゴもあるので、ビンゴをしながら色んな水中生物や水中植物を観察すると知識も深まりそうです。

案山子が並べられているのがのどかでいいですね。

灘浜サイエンススクエアいかがでしたか?子供が思いっきり体を動かして遊べる施設でもあるので、元気な子供たちを連れて遊びに行ってみましょう。

灘浜サイエンススクエアの詳細情報

住所:〒657-0863 神戸市灘区灘浜東町2番地
開館時間:9:30〜16:30(最終入館16:00)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、気象警報発表時
入館料:無料
アクセス:阪神「大石駅」から徒歩約12分、JR「摩耶駅」から徒歩約20分、JR「六甲道駅」から徒歩約25分
車:阪神高速3号神戸線「摩耶IC」から「摩耶ランプ南」信号を東へ約900m

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この記事を書いた人

kisaragisyu

如月柊 大阪を中心とした京阪神、奈良を担当します。大阪に住んでいるからこそ知ることができる旬の情報を皆さんにお届けしたいと思います。是非、大阪に遊びに来てくださいね。

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