都会らしさと田舎らしさを兼ね備える兵庫県西部の中核都市・姫路市。
世界遺産「姫路城(白鷺城)」や、テレビや映画のロケ地になることも多い「書寫山圓教寺」など、有名観光スポットも数多くある街です。
今回はそんな姫路市の中で、金運のパワースポットとして人気上昇中の高岳神社『蛤岩』についてご紹介していきます。
姫路・高岳神社ってどんなとこ?
JR姫新線「播磨高岡駅」から北側に徒歩約10分。姫路市を一望できる蛤山の南側に鎮座します。
伊和神社(宍粟市)や荒田神社(多可町)、住吉神社(加西市)、白国神社(姫路市)とともに「播磨国 五の宮」とされる高岳神社は、古くは皇室や国司領主武将などからの尊信を厚く受けていました。有名どころでは、征夷大将軍「坂上田村麻呂」や鎌倉幕府執権「北条経時」、播磨国守護「赤松氏」、姫路城主「松平侯」、「酒井侯」などが崇めたとされます。
高岳神社・蛤岩の『金運伝説』ってどんなもの?
高岳神社の本殿背後にあるのが、金運のパワースポットとして人気を博している『蛤岩』です。
『蛤岩』がパワースポットと言われる所以は、“この土地の女性が岩上にて蛤を拾い、福徳長寿の幸を得た” という言い伝えが残ること。高岳神社にはこの蛤の化石が伝わっているのだとか。
この伝説が歴史書等を介して現代にまで伝わり、姫路市の金運パワースポットとして注目を浴びるようになりました。
私が高岳神社を訪れたのは平日日中でしたが、20代〜30代と思われる方々が何人もこの『蛤岩』を拝みに来ていましたよ。
ちなみに、区画内には立ち入れないため肉眼では確認できませんでしたが、岩上のくぼみには水が溜まっており、海の干満と連動するとも言われているようです。
社殿の上方の高くて険しいところに大きな岩があり、これがいわゆる蛤岩で、昔田井村のある貧しい女性がこの岩の上にある水溜りで黒白二個の蛤を拾い、急速に裕福になったという話が言い伝えられている。
『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p57
また、境内への入り口に建てられる「高岳神社由緒碑」にも同様の内容が記載されています。
境内には巨大なる岩石多く殊に社殿の背後にそびゆるもの最も怪奇なり 昔土地の人此岩上にて蛤を拾い福徳長寿の幸を得しかば名付けて蛤岩と称す
式内 旧県社 高岳神社由緒碑
蛤岩がモチーフのおしゃれな御朱印も!
金運パワースポット・高岳神社では、『蛤岩』にちなんだオリジナルの御朱印も販売されています。
シンプルな御朱印は1枚300円、デザインされた2種類の御朱印は1枚500円となっており、賽銭箱に初穂料を入れて持ち帰るスタイルのよう。
参拝した記念やお土産として、また金運アップのアイテムとして、高岳神社のおしゃれな御朱印を買って帰るのも良いですね。
姫路のパワースポット・高岳神社『蛤岩』で金運をアップ!
「播磨国 五の宮」に選ばれ、皇室や国司、名の知れた武将などにも崇められた由緒正しき古社・高岳神社。パワースポットとしても人気を博す『蛤岩』は、同神社の本殿裏手に鎮座します。
電車でも車でもアクセスしやすい立地なので、姫路市にお立ち寄りの際はぜひ行ってみては?
【詳細情報】
高岳神社
住所:〒670-0061 兵庫県姫路市西今宿8-5-8
電話:079-239-6921(英賀神社)
駐車場:10台程度
公式サイト:https://www.agajinja.jp/takaoka-jinjya/