山梨県南都留郡富士河口湖町…
こんな漢字続きの住所で数十年育ち、親から「来年の夏、旅の駅ができるらしいよ」ときいた。
「旅の駅? 道の駅じゃなくて?」
まったくピンと来なかった。
コンビニしかないあそこに、商業施設ができるなんて。
旅の駅 kawaguchiko base
2022年6月11日、旅の駅がオープン。
家から車で数分の場所は、まさかの渋滞で入れない。
「これは歩いて来た方がよかったじゃん」と後悔した。
まずは外観。
おしゃれな雰囲気が漂いすぎて、面構えが違う。
私の知っている「道の駅」じゃない。
旅の駅という名前に並々ならぬこだわりを感じた。
近所なのに、まるでプチ旅行に来たような感覚。
旅の駅のロゴは、運営会社『株式会社大伴リゾート』である伴社長の家紋がモチーフだそう。
そっか、伴さんのうちってこんな家紋だったんだ、知らんかった。
看板や紙袋に必ずついているみたい。
山梨県産の食べ物が豊富な「あさま市場」
産地直売所は100軒以上の契約農家で採れた、新鮮な野菜や果物が扱われている。
プライベートブランド「MEGU」では、カステラやおまんじゅう、プリンなど美味しそうなものがたくさん。
迷った結果、カステラとプリンを購入。
食材にこだわっているとのことで、上品な味。
プリンは当日の朝に作られてて、開店直後だと店頭に並んでないみたい。
セレクトショップ「PLANET & ME」は、サステナブルな商品がそろっている。
雑貨好きには目がないから…買うか、買わないか悩ましい。
パン工房「KAWAGUCHIKO BAKERY」は、70年の歴史が詰まっている。
どのパンも焼きたてで、「美味しい」しか出てこないくらい。
山梨県はワインが有名で、こちらもこだわりの商品が取りそろえられている。
そろそろお腹空いてきたな…
「テラスキッチン」で甲州牛ローストビーフ丼
レストラン「テラスキッチン」では、県産の食材を使用した料理がたくさん。
そこで食べたのは「甲州牛ローストビーフ丼」。
ローストビーフをこんな贅沢に食べられる機会はなかなか無い。
わさび醤油と一緒に食べることで、爽やかでさっぱりとした味わいと、肉の旨味が口に広がる。美味しかった!
イベントスペースも充実
イベントスペースでは、屋外マルシェやワークショップが開かれるとのこと。
屋外マルシェでは、県内のハンドメイド作家に出会えるため、欲しいものが見つかったらすぐにゲットした方がいいみたい。
今後は「おとなのワークショップ」も計画されてるそうで、とても楽しみ。
「旅の駅」では出会いと学びがあるので、帰ったらまた寄ってみよう。
施設の情報
営業時間
- あさま市場:9:00〜17:30(冬季16:30)
- テラスキッチン:9:00〜17:30(ラストオーダー16:30)
- イベントスペース:9:00〜17:00(冬季16:00)
行き方
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521−4
・電車
新宿から中央線乗車、大月駅から富士急行線河口湖駅で下車。河口湖駅より、タクシーで約10分。
・高速バス
新宿バスタより高速バスに乗車。河口湖駅下車。河口湖駅より、タクシーで約10分。
または、河口湖駅よりレトロバス(RED LINE)で「15.音楽と森美術館/ほとりのホテルBan」下車 徒歩10分。
・車
東京から中央高速道路河口湖I.Cにて下車→河口湖大橋を渡る→国道137号線を直進約5分。(10〜15分ほど)
・駐車場
- 乗用車181台
- 駐輪場15台
- 大型バス9台
- EVスタンド設置