地方創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

教育  |    2025.08.01

英語を通じて心を育む!0歳からの英会話教室「アライブイングリッシュスクール」(前編)|愛知県 名古屋市

名古屋市内に6校展開する子ども英会話教室「アライブイングリッシュスクール」は、単なる英会話教室の枠を超え、生徒・保護者から多くの支持を集めています。25年の歴史を持つ同校の特徴は、非認知能力を育む、英語で様々な分野の学びを提供するなど、他の英会話教室とは異なる切り口で考えられた独自のカリキュラムです。アライブイングリッシュスクール創業者の三井博美さんに、将来の英語教育に懸ける想いを伺いました。

名古屋で評判!心を育てる英会話教室

――今回は取材にご協力いただきありがとうございます。まず、簡単にアライブイングリッシュスクールがどういう施設かを教えてください。

「アライブイングリッシュスクールは、0歳から大学生までのクラスがある英会話教室です。現在は名古屋市内に6校舎を展開しており、生徒数は全部で約1000名ほどです」

――カリキュラムの特徴は?

スピーキングを非常に重視しています。基礎的な英語を学べるコースもありますが、例えば英語でSDGsを学んだり、英語でプログラミングをしたりと、英語を使って何かをするというプログラムに力を入れています」

――一般的にイメージする英会話教室とはカリキュラムの組み立て方から違うんですね。

「英語の基礎も教えますが、それプラスアルファで、英語教育を通じて子どもたちの非認知能力をどうやって高めていくかというところを重視しています」

三井さんが重要と語る「非認知能力」とは、学力テストなどでは測れない、意欲やリーダーシップ、やり抜く力などの内面的なスキルのこと。子どもが人生を豊かにするうえで大切な能力であり、世界各国で非認知能力を伸ばす教育について研究が進んでいます。

「以前は英語で算数の知識や世界の首都を全部覚えるといった、認知能力を育てる授業の比率も高かったんですが、非認知能力育成を強化したことで、子どもたちの英語力がぐんと伸びました」

「英語+非認知能力」が子どもの未来を拓く

非認知能力を伸ばすことで、結果的に英語力も伸びる。非認知能力育成に特化したカリキュラムを通じ、三井さんは子どもたちの成長に確かな手ごたえを感じています。

「当校は1クラス8名ほどの少人数制で、様々なカリキュラムを通じて子どもたちのチームワークも磨かれます。アライブイングリッシュスクールに通っているうちに、自主的に新しいことにチャレンジし始めた子どももたくさんいます。たとえば、当校では愛知の企業・団体の方の協力を得て英語でのイベントを多数実施していますが、その時に子どもたちは積極的に他団体のスタッフの方々に興味を持って質問しています。この積極性は、非認知能力向上の目に見えた成果だと思っています」

――非認知能力を重視した教育方針に変えたきっかけは?

「アライブイングリッシュスクールで実際に英語力が伸びている子どもたちを見ていると、人に優しかったり、クラスでリーダーシップを取っていたり、チャレンジ精神を持っている傾向がありました。そこで英語力のスキルアップだけでなく、成長面への教育プログラムの比率を増やすなど、社内会議を経て方針を変えてみることにしました」

三井さんは多彩なカリキュラムを通じ、単に英語の知識を身につけるだけで終わらせない、真の「英語教育」を目指しています。

口コミで広がるホンモノの英会話能力

ただ英語を楽しく話すだけではない、心を育む英会話教室・アライブイングリッシュスクール。愛知で創業25年、今や「名古屋で子育てする人でアライブを知らない人はいない」とも言われているそうです。

――皆さんはどこからアライブイングリッシュスクールを知ったのでしょうか?

「口コミで広がっているという印象です。お友だち紹介制度もあるので、そこからの申し込みが非常に多い。とくに夏休み向けのプログラムは、申し込み開始から 1 週間ぐらいですぐ予約締め切りになってしまって、校舎によってはキャンセル待ちが続出しています」

――それだけ口コミで広まるというのも、子どもたちがアライブイングリッシュスクールで得られたものがよほど大きかったということでしょうね。実際、子どもたちからはどのような声を聞くことが多いのでしょうか?

「アライブイングリッシュスクールには、卒業した子どもたちがよく来てくれます。その中で『アライブが原点だった』という言葉を聞くことが多いです。また、とくに印象深かったのは、学校に行けなかった時期があった子が、後に『その時期をアライブが救ってくれた』と言ってくれたことです。『学校に行きたくないなと思っても、アライブだけは来ていたので、それでまた頑張ろうと思えた』と」

――アライブイングリッシュスクールでの英会話を経て、前向きになれた。

「英語はコミュニケーションが重要な言語です。みんながいつも笑顔で、上を向いて喋っている。悩んでいる時はつい下を向いてしまいがちですが、アライブのカリキュラムでは、必ず人の顔を見て話します。それが子どもにいい影響を与えたのかと思っています」

非認知能力を重視した、「ホンモノ」の英語力向上。アライブイングリッシュスクールの口コミは年々広がりを見せ、昔から県外から来ている子どもも多いのだとか。

インタビューの後編では、三井さんがアライブイングリッシュスクールを創業した経緯や、同校が地域社会にもたらす貢献、今後の展望について掘り下げます。

後編はこちら

英語を通じて心を育む!0歳からの英会話教室「アライブイングリッシュスクール」(後編)|愛知県 名古屋市

 

アライブイングリッシュ公式HPはこちら

記事をシェアする

この記事を書いた人

桐田 えこ

愛知県名古屋市のフリーライター・桐田えこ(とうだえこ)です。Mediallではおもに名古屋市近郊のオンリーワンスポット紹介記事を中心に執筆。企業インタビューやイベント記事など、依頼があれば柔軟に対応いたします。愛知県の良さを全国に発信したいという思いで活動中。

関連記事