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フード  |    2023.09.12

変なぷりん?水色のコンテナに突撃してみたらフォトジェニックだった

「変な専門店?」変な階段が設置してある

2週間の間に3回も福井県鯖江市と越前市へ行くことになりました。

今までは国道365号線を利用することが多かったのですが、崖崩れのために滋賀県と福井県の間が通行止め。否応なく国道8号線を通過することになりました。

国道8号線を走っていると、敦賀市の北部で気になって仕方がない建物が見えました。それは、日本海の濃い青色と夏の澄んだ青空によく似合う、水色のコンテナ。

「何だろう?」

と、思ってよく見てみると「変なぷりん」の幟旗が立てられています。看板をよく見ると「変なはぶたえ生もっちぷりん専門店」のようです。ヘンということしか頭に入ってきません。

のびーる「もっちプリン」の商品パッケージ

調べてみると、もち米(羽二重)を使用したプリンだということがわかりました。しかも、なぜか金箔入りとのこと。

通過したのが開店時間の数分前だったこともあり、周囲を散策してから開店と同時に訪問してみることにしました。

場所は8号線としおかぜラインの分岐点

国道8号線を北上すると「しおかぜライン」の分岐表示の向こうに……

国道8号線としおかぜラインの分岐点(大比田交差点)に「マエダセイカ」の製造直売所があります。マエダセイカは羽二重餅の製造で有名な製菓店です。

具体的な場所は下記の地図で確認してください。

とにかく目立ちます。8号線を走っていて、気が付かない人はいないでしょう。

青い怪しい建物を発見

店舗の外がフォトジェニック

店の前で妙にリアルな牛とおじさん、おばさんのオブジェがお出迎えしてくれます。ちなみに、写真は「営業中」と書かれていますが、この時はまだ開店前でした。

入口横にも独特の雰囲気を醸し出すオブジェが配置されている

牛やおじさん、おばさんと一緒に記念撮影する家族連れの姿も。SNSに投稿する人も多いのかもしれません。

店舗の入口から右を見ると、さらなるフォトジェニック空間がありました。

外には何やらインスタ映えを狙ったオブジェが

ハートのオブジェでしょうか。恋人同士で写真を撮ると楽しいかもしれません。あいにく、筆者は一人で来ていたので愉し気な写真は撮れませんでした。

店内もフォトジェニック

おしゃれな内装

9時になり店内に入ってみると、目に飛び込んで来たのは、天井からぶら下げられた瓶のオブジェです。

「えっ?瓶?」

と一瞬戸惑いましたが、これもまたフォトジェニック。写真を撮ってみると、より美しく見えるかもしれません。ショップのテーマカラーが「青」なのでしょうか。瓶の中には青色の素材が散りばめられていました。

下を見ると、商品がずらりと陳列されています。

「生もっちプリン」販売の様子

こちらはすぐに食べられる商品です。店員さんに確認してみると、昼頃に売り切れてしまうとのこと。その後は冷凍の商品を販売するそう。

冷凍の商品は常温で約3時間解凍しなければならないので、すぐに食べたい人は午前中に買いに行く必要があるでしょう。

美しい景色を見ながら食べられる

店内はコンテナということもあり、非常に狭くなっています。テイクアウト商品なので、店内には購入したプリンを食べるスペースはありません。

しかし、実は横に斜め向きに設置されているコンテナの階段を上ると、途中にオープンスペースがあり、椅子とテーブルが配置されています。

踊り場付近にはテーブルと椅子が

「ここで食べてもよいですよ」

ということのようですが、残念ながら外は既に30℃を超えていたので諦めました。もう少し気温が低い時期なら、美しい日本海の景色を見ながらプリンを食べるのも良いでしょう。

日本海がよく見える

階段上のオープンスペースからは、日本海が一望できます。

「生もっちプリン」は卵を使わないプリンだった

複雑な事情があり、行きと帰りに2個ずつ(合計4個)購入。帰りは午後だったので、冷凍された商品を購入することになりました。3時間解凍させてからの実食となります。

3時間後……

金色の蓋をパカッと開けると、金箔が目に入りました。真っ白の中に金色の粒。神々しさを感じます。

開封すると金箔が目に飛び込んでくる

一般的なプリンのイメージは黄色っぽい色合いです。これは卵が使用されているからに他なりません。しかし、生もっちプリンは卵の代わりにもち米を使用しているため、真っ白です。ヨーグルトを彷彿させるほどの白さです。

さて、食感はどのようなものでしょうか。

いざ、実食

店内に貼られていた商品説明チラシのとおり、スプーンですくうとよく伸びます。付属している木製のスプーンにもこだわりが感じられました。

もちろん、もっちもちで美味しかったことには間違いないのですが……

高校2年生の息子と一緒に食べたところ「餅だけに、ちょっと1個の内容量が多い」との感想。確かに、食べた後にはお腹にずっしりと来ました。

食欲旺盛な高2男子の胃袋でも「ちょっと多い」と感じるので、小食の方や女性には少し多いかもしれません。甘いものは別腹なら問題ないと思いますが、別腹でない場合には2回に分けて食べるくらいがちょうどよいでしょう。

店舗詳細

店舗の詳細は下記のとおりです

住所:福井県敦賀市大比田43-7
電話:0770-28-1022
営業時間:9:00~16:00(※土日祝のみ営業)
商品名:生もっちぷりん
価格:1個750円

通常は750円ですが、現在は650円で販売中。ただし、いつまで650円で購入可能なのかはわかりません。

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この記事を書いた人

のがわ

滋賀県担当のアラフィフライター「のがわ」です。地元の滋賀県や隣県の福井県に関する情報をお届けします。趣味の剣道は練士七段ですが、試合は中学生にも負けるレベルです。色々な地域に出稽古に行き、出会った方々の物語や観光情報などを記事にします。

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