2024年12月9日、多くの飲食店が立ち並ぶ東京・神楽坂にワインバー「TROMBA(トロンバ)」がオープンしました。
都営大江戸線の牛込神楽坂駅から徒歩3分の場所にあり、ドイツやイタリアを中心とした各国のワインを幅広く取り揃えています。
神楽坂にワインバーTRONBAをオープンした経緯やお店にこめた思い、こだわりのメニューについてTROMBAのマスター佐藤将貴さんにお話をうかがいました。
「TROMBA」にこめた思い
「神楽坂でお店をやりたかった」
高校卒業以来、飲食店での勤務を続けてきた佐藤さん。
奄美大島で働いていた際に出会った方から、イタリアワインを教えてもらったことがきっかけでワインに興味を持ったといいます。
神楽坂を選んだ理由は「神楽坂のお店で働いていた時間が長く、飲みに行く機会も多いので愛着があるから。お店を出すなら神楽坂と決めていた」と佐藤さん。
「愛着のある神楽坂に、自分のお店をオープンした今が1番楽しい」と語ってくれました。
TROMBAは「お互いに幸せになれる関係性」という意味
店名の「TROMBA」はイタリアの造語が由来で「お互いに幸せになれる関係性」という意味があるのだそうです。
「お店にいらっしゃるお客様だけでなく自分も、お互いに幸せになれるようなお店にしたいという思いでTROMBAとつけました」と佐藤さん。
店名だけでなくカウンターの形にも、佐藤さんのこだわりがつまっています。
ラウンド型のカウンターは、お客様同士が顔を合わせて会話を楽しめるメリット以外にもポイントがあるのだといいます。
「カウンターの中心に自分がいることで、お客様の様子がよく分かります。
お客様に合わせて自分も一緒に会話を楽しんだり、静かに過ごしたい方には配慮したり……
お客様それぞれにとって居心地のいい『友達の家』のような空間づくりをするためにラウンド型のカウンターを採用しました」
佐藤さんがこだわる『過ごしやすい環境づくり』への配慮がうかがえます。
TROMBAではワインだけでなく、食事もしっかり楽しめる
TROMBAで提供しているワインや料理についてうかがいました。
ソムリエの資格を持つマスター厳選のワイン
TROMBAにはドイツ・イタリアワインを中心にフランス、アメリカなどのワインをストックしています。
ワインのメニューはなく『料理に合わせて選んで』『こういう味わいのものがいい』というお客様のリクエストに合わせて、ソムリエの資格を持つ佐藤さんが提供しているのだそう。
食後には、グラッパやデザートワインなどの食後酒とデザートとのマリアージュも楽しめます。
料理もおいしいワインバー
TROMBAはワインだけでなく、料理もしっかりと楽しめます。
神楽坂にあるHASABONの小坂考弘シェフから学んだという料理は、どれもワインとの相性が抜群です。
デザートも全て佐藤さんの手作り。
食後酒が進むような味わいにアレンジされています。
「ワインも料理も、お好みに合わせて量を調節できます。お酒が強くない方や、たくさん召し上がれない方は遠慮なくお申し付けください」と佐藤さん。
お客様1人ひとりの希望に沿ったサービスが『居心地のいい空間』につながっていることがうかがえます。
神楽坂の隠れ家ワインバー「TROMBA」に足を運んでみて
神楽坂の隠れ家ワインバー、というと身構えてしまう方も多いかもしれませんが「ワイン初心者の方こそ、いらして欲しい」と佐藤さんはいいます。
「メニューがないから、お客様に合わせたチョイスができますし、少量でも提供できるので飲み慣れていない方も気軽に楽しんでいただけます。
『神楽坂のワインバーの入り口』として利用していただけたら嬉しい」
『愛されキャラ』の佐藤さんが営む、ワインバーTROMBA。友達の家に遊びに行く感覚で、訪れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
TROMBA(トロンバ)
- 住所| 東京都新宿区袋町2-1 鈴木ビル 1A
- 営業時間|18:00 – 24:00
- 定休日|月曜日
- アクセス|大江戸線 牛込神楽坂駅A3出口から徒歩3分、東西線 神楽坂駅1a出口から徒歩6分
- Instagram|https://www.instagram.com/tromba1209/
- X|https://x.com/TROMBA1209