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スポット  |    2025.02.10

食事と創作が楽しめる美術館併設カフェ!|カフェ ヴァローリス

美術館でアート鑑賞したあと、カフェで休憩するのはいかがでしょうか?
今回は、創作活動も楽しめるヨックモックミュージアム併設の『カフェ ヴァローリス』について、冬限定メニューや新作メニューとともに詳しくご紹介します!

ヨックモックミュージアム・カフェ ヴァローリス外観

カフェ ヴァローリスまでのアクセス

ヨックモックミュージアム外観

カフェ ヴァローリスはヨックモックミュージアムに併設しています。
ヨックモックミュージアムは、洋菓子のヨックモックホールディングスの取締役会長、藤縄利康氏が設立した美術館です。

ピカソのセラミック作品を中心に500点以上収集し、南青山の閑静な住宅地の中、自宅に友人を招くような気持ちで迎えたいというコンセプトのもと、2020年にオープンしました。
表参道駅B1出口から徒歩9分ほどで到着です。

カフェ ヴァローリスについて

カフェ ヴァローリス店内

ヨックモックミュージアムに併設しているカフェ ヴァローリスは、ピカソが戦後、セラミック制作に取り組んだ町の名前がヴァロリスだったことにちなんで名づけられました。

カフェ ヴァローリス メニュー

カフェ ヴァローリスでは、サンドウィッチなどの軽食をはじめ、オリジナルコーヒーなどのドリンク、お菓子を提供しています。
ヨックモックミュージアムの近くにある、ヨックモックのハイエンドパティスリーブランドのパティスリーUN GRAIN (アン グラン)の商品、ミニャルディーズ(フランスのひとつまみサイズの菓子)もいただくことができます。

ミュージアムショップ
ライブラリースペース

隣にはミュージアムショップも併設しており、展示の図録やオリジナルグッズを販売。

さらに奥のスペースではピカソ関連の国内外の書籍があり、美術館、カフェ利用者は自由に閲覧できます。
また、このスペースでは、臨床美術を基礎とした心を元気にするプログラム「YM アートセッション」や、オリジナルワークショップ「ピカソ de アート 感じる力、つくる力を育むワークショップ」も開催しています。

ミュージアムショップやカフェのみの利用も可能ですが、ヨックモックミュージアムで展示を楽しんだあと、図録を見ながら休憩するのにもおすすめです!

おすすめメニューをご紹介!

ラザニアメニュー

2024年10月から「海老と魚介の焼きたてラザニア」の新メニューも発売。
今回は、寒い季節にピッタリなラザニアをご紹介します!

海老と魚介の焼きたてラザニア①(※メニュー内容は一部変更する場合がございます)
海老と魚介の焼きたてラザニア②(※メニュー内容は一部変更する場合がございます)

熱々で濃厚なチーズの中には、大きな海老や貝などの魚介がたっぷり入っています。
ナスなどの野菜も一つ一つが大きいので、食べ応え抜群!

押し麦のリゾットにはオーツミルクを使い、優しさを感じつつも、ジェノベーゼソースのおかげで、メリハリあるしっかりとした味わいを味わうことができます。
付け合わせのパンをラザニアのソースにつけて食べるのもおすすめです!

ミニャルディーズと焼き菓子など
ミニャルディーズ

こちらは、パティスリーUN GRAIN (アン グラン)の商品、ミニャルディーズ。
常時季節に合わせて8種類ほどのミニャルディーズが用意されており、そのなかの1種類だけ春夏と秋冬で入れ替わるミュージアム限定のものがあります。

今回は、冬季限定のミニャルディーズ「ラペ」をいただきました!

ミニャルディーズ「ラペ」

こちらが、冬季限定のミニャルディーズ「ラペ」です。
しっとりとしたムースショコラの中にアプリコットのコンポート(果物のシロップ、ワインなどを煮たもの)が入っています。

ショコラの甘さだけでなく柑橘系の甘酸っぱさも味わうことができる大人にもおすすめな一品です。

期間限定art for café 和花(わばな)のプレート

art for café 和花(わばな)のプレート

食事だけでなく、アートを短時間で楽しめるクラフトキットがあるのもカフェ ヴァローリスの魅力です。
ドリンク、プティ シガールをゆっくりと味わいながら、創作活動を楽しめます。

和花(わばな)のプレート クラフトキット

通常は、無地のコースターに線と色を使って、世界に1つだけのコースターをつくるキットなのですが、期間限定でクリスマスにはリースづくりなど、季節に合わせたキットが販売されることも。
2025年2月28日までは、和の素材、日本文化に触れながら、オリジナルの和のプレート作りが楽しめます。

クラフトキットはミュージアムショップで購入でき、キットの内容はすべて同じですが、花とちりめんは色味が違うものもあるので、好みのものを選びましょう!

クラフトキットの内容
必要な材料

キットを選んだらカフェの席で制作を始めます。
制作に必要な文具などはその場で貸してくださるので、手ぶらで訪れることができるのも魅力の一つです!

まずはキットに入っているものを手に取り、実際に素材に触れてみます。
花は紙のような手触りですが、これはドライフラワーの一種で、木の樹脂を使ってできたもの。

キット制作中

それぞれの重さや感触を確かめつつ、実際に置いてみたりしながらイメージを膨らませていきます。
その後、ハサミでカットしたり、コピックで色付けしたりして、ちりめんと花をボンドで付けて乾燥させたら完成です!

完成作品

アート作品と創作、食が楽しめるカフェ ヴァローリス

現在、ヨックモックミュージアムでは、ピカソのセラミックを「形の転用の実験」と位置付けることで、日本文化における伝統的な視点である「見立て」との共通性を見出す展覧会『ピカソ・セラミック-「見立て」の芸術』を2025年12月28日まで開催しています。
また、同時開催で特別コーナーとして、リノカット版画による新収蔵作品のポスター10点を展示中です。

新収蔵を記念して、展示作品がデザインされたコーヒーも販売中しており、お土産にもピッタリ!

オリジナル 珈琲パック(クリスマスラッピング)

こだわりあるオリジナルコーヒーやティー、食事など、気軽にカフェだけでも立ち寄ることができるカフェ ヴァローリス。
もちろん、ヨックモックミュージアムで展示作品を鑑賞後、ゆっくり作品について語ったり、クラフトキットで創作の時間に浸ったりできるのもカフェ ヴァローリスの魅力です。

カフェ ヴァローリスならではの食事と創作の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?

カフェ ヴァローリス

住所:東京都港区南青山6丁目15-1(ヨックモックミュージアム併設)
電話番号:03-3486-8000
カフェ営業時間:11:00〜17:30まで(L.O.は閉店の30分前まで)
https://yokumokumuseum.com/

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この記事を書いた人

ChicacoMurayama

【アーティスト/ライター】【神奈川県公認Mediallライター】 幼い頃から絵を描くことが好きで、画家活動を行う。また、読書、執筆、写真を撮ることも好きでフリーライターとしても活動。 作品は独自に研究し生み出した技法のサンドアート。コンセプトは「綺麗な世界、穏やかに心温まる世界」。展示販売、年に数回のワークショップ、ラジオでアートについて話したりアート普及活動も行う。 多めで見やすい写真とわかりやすい等身大の言葉で、アート、美術館・博物館をメインに画材、文具や神社、カフェなどを紹介していきます! 

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