美術館でアート鑑賞したあと、カフェで休憩するのはいかがでしょうか?
今回は、創作活動も楽しめるヨックモックミュージアム併設の『カフェ ヴァローリス』について、冬限定メニューや新作メニューとともに詳しくご紹介します!

カフェ ヴァローリスまでのアクセス

カフェ ヴァローリスはヨックモックミュージアムに併設しています。
ヨックモックミュージアムは、洋菓子のヨックモックホールディングスの取締役会長、藤縄利康氏が設立した美術館です。
ピカソのセラミック作品を中心に500点以上収集し、南青山の閑静な住宅地の中、自宅に友人を招くような気持ちで迎えたいというコンセプトのもと、2020年にオープンしました。
表参道駅B1出口から徒歩9分ほどで到着です。
カフェ ヴァローリスについて

ヨックモックミュージアムに併設しているカフェ ヴァローリスは、ピカソが戦後、セラミック制作に取り組んだ町の名前がヴァロリスだったことにちなんで名づけられました。

カフェ ヴァローリスでは、サンドウィッチなどの軽食をはじめ、オリジナルコーヒーなどのドリンク、お菓子を提供しています。
ヨックモックミュージアムの近くにある、ヨックモックのハイエンドパティスリーブランドのパティスリーUN GRAIN (アン グラン)の商品、ミニャルディーズ(フランスのひとつまみサイズの菓子)もいただくことができます。


隣にはミュージアムショップも併設しており、展示の図録やオリジナルグッズを販売。
さらに奥のスペースではピカソ関連の国内外の書籍があり、美術館、カフェ利用者は自由に閲覧できます。
また、このスペースでは、臨床美術を基礎とした心を元気にするプログラム「YM アートセッション」や、オリジナルワークショップ「ピカソ de アート 感じる力、つくる力を育むワークショップ」も開催しています。
ミュージアムショップやカフェのみの利用も可能ですが、ヨックモックミュージアムで展示を楽しんだあと、図録を見ながら休憩するのにもおすすめです!
おすすめメニューをご紹介!

2024年10月から「海老と魚介の焼きたてラザニア」の新メニューも発売。
今回は、寒い季節にピッタリなラザニアをご紹介します!


熱々で濃厚なチーズの中には、大きな海老や貝などの魚介がたっぷり入っています。
ナスなどの野菜も一つ一つが大きいので、食べ応え抜群!
押し麦のリゾットにはオーツミルクを使い、優しさを感じつつも、ジェノベーゼソースのおかげで、メリハリあるしっかりとした味わいを味わうことができます。
付け合わせのパンをラザニアのソースにつけて食べるのもおすすめです!


こちらは、パティスリーUN GRAIN (アン グラン)の商品、ミニャルディーズ。
常時季節に合わせて8種類ほどのミニャルディーズが用意されており、そのなかの1種類だけ春夏と秋冬で入れ替わるミュージアム限定のものがあります。
今回は、冬季限定のミニャルディーズ「ラペ」をいただきました!

こちらが、冬季限定のミニャルディーズ「ラペ」です。
しっとりとしたムースショコラの中にアプリコットのコンポート(果物のシロップ、ワインなどを煮たもの)が入っています。
ショコラの甘さだけでなく柑橘系の甘酸っぱさも味わうことができる大人にもおすすめな一品です。
期間限定art for café 和花(わばな)のプレート

食事だけでなく、アートを短時間で楽しめるクラフトキットがあるのもカフェ ヴァローリスの魅力です。
ドリンク、プティ シガールをゆっくりと味わいながら、創作活動を楽しめます。

通常は、無地のコースターに線と色を使って、世界に1つだけのコースターをつくるキットなのですが、期間限定でクリスマスにはリースづくりなど、季節に合わせたキットが販売されることも。
2025年2月28日までは、和の素材、日本文化に触れながら、オリジナルの和のプレート作りが楽しめます。
クラフトキットはミュージアムショップで購入でき、キットの内容はすべて同じですが、花とちりめんは色味が違うものもあるので、好みのものを選びましょう!


キットを選んだらカフェの席で制作を始めます。
制作に必要な文具などはその場で貸してくださるので、手ぶらで訪れることができるのも魅力の一つです!
まずはキットに入っているものを手に取り、実際に素材に触れてみます。
花は紙のような手触りですが、これはドライフラワーの一種で、木の樹脂を使ってできたもの。

それぞれの重さや感触を確かめつつ、実際に置いてみたりしながらイメージを膨らませていきます。
その後、ハサミでカットしたり、コピックで色付けしたりして、ちりめんと花をボンドで付けて乾燥させたら完成です!

アート作品と創作、食が楽しめるカフェ ヴァローリス
現在、ヨックモックミュージアムでは、ピカソのセラミックを「形の転用の実験」と位置付けることで、日本文化における伝統的な視点である「見立て」との共通性を見出す展覧会『ピカソ・セラミック-「見立て」の芸術』を2025年12月28日まで開催しています。
また、同時開催で特別コーナーとして、リノカット版画による新収蔵作品のポスター10点を展示中です。
新収蔵を記念して、展示作品がデザインされたコーヒーも販売中しており、お土産にもピッタリ!

こだわりあるオリジナルコーヒーやティー、食事など、気軽にカフェだけでも立ち寄ることができるカフェ ヴァローリス。
もちろん、ヨックモックミュージアムで展示作品を鑑賞後、ゆっくり作品について語ったり、クラフトキットで創作の時間に浸ったりできるのもカフェ ヴァローリスの魅力です。
カフェ ヴァローリスならではの食事と創作の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
カフェ ヴァローリス
住所:東京都港区南青山6丁目15-1(ヨックモックミュージアム併設)
電話番号:03-3486-8000
カフェ営業時間:11:00〜17:30まで(L.O.は閉店の30分前まで)
https://yokumokumuseum.com/