佐賀県伊万里にある「りんちゃん牧場ふれあいパーク」。ここは、日本一小さな動物園として家族経営されているパーク。ただ動物を見るだけでなく、動物たちと直接触れ合ったり、餌やりをする楽しみを味わえるこの牧場の名前の由来は、動物好きな長女「凛(りん)」ちゃんからだそうです。
ここは子どもたちに「いのちの大切さ」や「生きる力」を伝えるとともに、地元の活性化を願い2021年に開園されました。家族の愛情と情熱が詰まった「りんちゃん牧場ふれあいパーク」で、あなたも動物たちと特別なひとときを過ごしてみませんか?
りんちゃん牧場ふれあいパークにいる動物たち
動物は100匹ほどいるそうですが入れ替え制になっており、園で見られるのは50~60匹だそうです。
私は家にセキセイインコとウロコインコがいて鳥が好きなのですが、りんちゃん牧場ふれあいパークにいる鳥類は
・ルリコンゴウインコ
・クルマサカオウム
・オニオオハシ
・マッキンダーワシミミズク
・白孔雀
・コールダック
など。
ちなみにオウムとインコの見分け方はざっくり言うと、頭に冠羽(かんう)があるのがオウム、ないのがインコです。フクロウとミミズクも、羽角(うかく)と呼ばれる頭に耳のような飾り羽があるのがミミズク、ないのがフクロウです。
哺乳類は
・ポニー
・チンチラ
・ブラッザグエノン
・キンカジュー
・スカンク
・カピバラ
・ヤギ
・リスザル
などなど。
爬虫類は
・リクガメ
・イグアナ
・ヘビ
・カエル
・トカゲ
など。
餌やり体験ができるのはこの仔たち
園内では動物たちのエサが1カップ100円で売られています。
■エサの種類は
・野菜(レタスとにんじん)
・果物(バナナとシャインマスカット)
・ヒマワリの種
でした。
■野菜をあげられる動物
・コールダック
・マーラ
・ウサギ
・ゾウガメ
・カピバラ
・リスザル
・リクガメ
・イグアナ
・マイクロミニブタ
・コリデール(羊)
・ミニチュアホース
■果物をあげられる動物
・アカハナグマ
・リスザル
■ヒマワリの種をあげられる動物
・ルリコンゴウインコ
・リチャードソンジリス
・リス
・リスザル
りんちゃん牧場ふれあいパークは、一般的な動物園よりも動物との触れ合いが楽しめます。動物たちとの距離がとても近いのが魅力です。
お子さん連れの方は、子どもたちにとって動物との接触が自然で、優しく触れ合うことの大切さを学ぶ絶好の機会となるのではないでしょうか。
私の推しはルリコンゴウインコのルーちゃん
りんちゃん牧場ふれあいパークの中で、私の1番の推しは、美しいルリコンゴウインコのルーちゃん。この鮮やかな大型のインコは大きなくちばしを持っています。
私の家にいるウロコインコは中型インコ。くちばしもルリコンゴウインコに比べれば小さいものです。それでもウロコインコに本気噛みされると指に穴が開きます。ルーちゃんのくちばしは大きく、力も強いはず。しかし、ヒマワリの種を手のひらに乗せて静かに差し出すと、とても優雅に、そして優しくそれをついばんでくれます。
ルーちゃんの足輪はありましたが、鎖でつながれてはいませんでした。籠の中にも入っていないのに、よくずっと止まり木の上でおとなしくいるなと感心しました。
クルマサカオウムはピンク色の身体と、あざやかな冠羽がきれいなオウム。聞くところによると園長さんがご自身のお部屋で可愛がっていたのだそう。とてもきれいな仔なので「写真撮らせてね」と声をかけて写真を撮っていると、一眼レフに驚いたのか(?)冠羽を広げて「キエ―――ッ」と叫ばれました。怖かったのかもしれません。ごめんなさい。
さらに、リスザルの賢さにもびっくり。バナナを差し出そうとしたとき、バナナには目もくれず柵から手を伸ばし、シャインマスカットをさっとかすめ取りました。何がより美味しいのかをしっかりと理解しているようですね。
このようにこのパークは、動物たちの独特の性格や行動を間近で感じられる、楽しい場所です。
訪れる際は営業時間に注意
りんちゃん牧場ふれあいパークの営業日は土・日・祝日のみです。時間も12時から17時まで。この営業日と営業時間に気をつけて遊びに行ってくださいね。
りんちゃん牧場ふれあいパークは、家族経営されているアットホームな日本一小さな動物園。癒しが欲しいなと思う休日にぜひお出かけください。
りんちゃん牧場ふれあいパーク情報
住所:佐賀県伊万里市南波多町高瀬244番地1
電話番号:080-7727-4576
営業日・営業時間:土・日・祝日 12:00 〜 17:00
入場料:大人 800円(高校生以上) / 子ども600円(3歳〜中学生)