
愛知県稲沢市にある「木のおもちゃBloom(ブルーム)」は、“生活に彩りを”をコンセプトとした、地域から愛される木のおもちゃ専門店です。
赤ちゃんから遊べるやさしい手触りのおもちゃから、大人も夢中になれるボードゲームなど、店内には数多くのおもちゃがずらり。
実際におもちゃを手に取りながら、店長りえさんに遊び方をレクチャーしてもらえます。
今回は、保育士から木のおもちゃ屋さんに転身した、店長の鹿島理恵(かしま りえ)さんにお話を伺いました。
木のおもちゃを通して店長りえさんが届けたい想いとともに、お店の特徴についても詳しくご紹介します。
木の香りと手触りに癒される空間

田んぼが広がる、のどかな風景のなかにオシャレな白い建物を見つけたら、そこは木の香りと手触りに癒される、木のおもちゃ専門店「木のおもちゃBloom」です。

まるで、グリム童話のヘンゼルとグレーテルのようにカラフルなブロックを辿って行くと、入り口の扉があります。

大きな窓から陽の光がやさしく入り込む店内に入ると、色とりどりな木のおもちゃとともに、店長りえさんがいつもあたたかく迎えてくれます。
「木のおもちゃBloom」は主にヨーロッパのおもちゃを取り扱い、子どもから大人まで楽しめるラインナップが揃っています。
店長りえさんにおもちゃの対象年齢を尋ねると「赤ちゃんから99歳まで!」という答えが。
木のおもちゃの香りやあたたかみのある手触り、音にまで癒される空間にいると、子どもも大人も関係なく五感で楽しめるというのが納得の理由だと感じます。

こだわって作ったという「ままごとコーナー」は、おもちゃで遊んだり、ワークショップをしたりして過ごせる場所。
人見知りのお子さんでもリラックスして遊べるようパーテーションで区切られ、安心して遊ばせながら大人もゆっくりと商品を見ることができます。




保育士から木のおもちゃ屋さんへ|お店をはじめるきっかけとは

ーー木のおもちゃ屋さんを始めようと思ったきっかけを教えてください。
亡くなった母が残してくれた“木のおもちゃの良さを広めたい、知ってもらいたい”という想いがきっかけです。
保育士をしていた母は木のおもちゃが好きで、孫にプレゼントするために木のおもちゃを買っていました。
そのときに木のおもちゃの存在を知り、とてもオシャレ!と思い、私も好きになっていきました。私も保育士をしていたので、木のおもちゃに触れる機会が多くて。
母には、「定年後はおもちゃや絵本が揃う自宅を開放して、地域の子どもたちが集まる場を作りたい」という夢があったんです。
その想いを受けて、木のおもちゃ屋さんを開くという夢を抱くようになりました。
ーーBloomはまさに、お母さまとりえさんの夢が詰まったあたたかい場所だと感じます。嬉しいことや、やりがいはなんですか?
やっぱり、お子さんの成長を見守れるのが本当に嬉しいです。
まだ年長さんくらいだったお子さんが今は小学校高学年くらいになって、今もまだ来てくれます。
ーー地域のみなさんから愛されるお店ですね。りえさんが特に好きなおもちゃはなんですか?
ネフ社のおもちゃですね。カラフルでおしゃれで、音も良くて、芸術的だなと思います。
おもちゃでもあり、飾れるオブジェにもなる「トイオブジェ」と言われているんです。
ーー遊ぶだけではなく、飾っておきたくなる芸術的な美しさがありますね!木のおもちゃの魅力はどんなところだと思いますか?
木のおもちゃの一番の魅力は、丈夫さかなと思います。
丈夫だから長年遊べるし、次の世代まで引き継いでいける。
訪れるお客さんのなかには、「子どもの頃このおもちゃが家にあって遊びました」とおっしゃる人もいます。ロングセラーのおもちゃも多いですから。

ーーワークショップの内容は、全てりえさんのアイディアですか?
そうです。知り合いの工房に頼んで、キットを作ってもらうこともあります。
Bloomの店内だけではなく、色々なイベントで出張ワークショップをすることもあって、講師として呼ばれることもあるんです。

いろいろな世代の人が遊びに来られる場所に

ーー「木のおもちゃBloom」は、どんな場所でありたいですか?
どの世代にも遊びに来てほしいんです。
子育てに悩みや不安があったり、そういう人も帰るときには笑顔になって「また来るね」と言ってほしいかな。
木のおもちゃというと、赤ちゃんのおもちゃというイメージがまだ強いようです。
ママさんのお客さんが多いですが、私はもっといろいろな世代に来てほしい。
木のおもちゃは、決して赤ちゃんだけのものではないと思うので、それは発信していきたいなと思います。大人の方がたくさん来てくれると嬉しいです。
ーー“木のおもちゃに対象年齢はない”ですものね!では最後に、子育てに関わる方にメッセージをお願いします。
子育てに木のおもちゃをぜひ取り入れてほしい、そして楽しく子育てしていただきたいです。
大人も一緒になって遊べばいいんです。大人が楽しそうにしていると子どももよく遊ぶし、子どもをじーっと見ていれば、この子は何を考えているのかな、といった子どもの心の動きも分かる。
子どもの変化に気づけることが、子育ての自信にもなると思います。
おわりに
木のやさしさとぬくもりに包まれて、心がふわりと軽くなるひだまりのような場所「木のおもちゃBloom」。
ワクワクに満ちた表情でおもちゃについて朗らかに語る、店長りえさんのあたたかい眼差しが心に残りました。
今年の春以降には、「木のおもちゃBloom」隣に“地域の居場所”となるカフェ「BloomカフェFC(Function Junction)」をオープン予定とのことです。
Bloomさんの新たな挑戦が、今から待ち遠しくてなりません!
カフェの全貌についても、またこちらでご紹介できる日をどうぞお楽しみに。
店舗情報
木のおもちゃBloom(ブルーム)
住所:愛知県稲沢市奥田中切町82番地
営業時間:10時〜18時
定休日:水曜日・木曜日
駐車場:店舗前(2台分)と、店舗より西へ100mほど向かった酒井クッキングスタジオ様(1台分)にあり
最寄駅:名鉄名古屋本線「大里」駅から徒歩12分



