岐阜県中津川市加子母。
中津川市では日本百名山の恵那山に次ぎ、2番目に高い標高1982mの小秀山。
中腹には落差80mの男滝を持つ夫婦滝があります。
小秀山名物、冬の氷瀑をご紹介します。
※冬は最低8本爪のアイゼン推奨。アイゼン無しは滝にも着けない可能性大
・岐阜県中津川市加子母
地図で言えば岐阜の1番右にあるのが中津川市。
その最北にあるのが加子母(元、加子母村)。
ちなみに2023年のドラマ「ハヤブサ消防団」にも登場した「ケイチャン」は岐阜の下呂市や美濃地方東部の郷土料理で、この加子母でも道の駅や各飲食店で提供されています。
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/11/IMG_E3063-1024x768.jpg)
・夫婦滝ルート入り口
乙姫渓谷キャンプ場の入り口に登山者用の駐車場があり、冬季は無人ですがキャンプ場受付に登山届と駐車場代の投函口があるのでどちらも忘れずに。
もう駐車場から冒険感満載。
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8641-1024x683.jpg)
・小秀山・夫婦滝名物の木道
一枚目の写真は夏、二枚目は冬の風景。
夫婦滝までは半分くらいはこの木道になります。
おかげで道には迷いませんが、わりと滑る。
木道がないエリアでは片側が崖にもなるので冬場は中級者向け。
本当に慎重に。
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7166-1024x683.jpg)
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8646-1024x683.jpg)
後半からは木道も消え、坂の角度もキツくなってきます。
なのでアイゼンがないと登れない。
うっかり登れても下りは滑り落ちるしかなくなります。
岐阜なので冬山の練習としては初心者向けかもしれませんが、それもしっかりとした装備があってこそ。
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8678-1024x683.jpg)
夫婦滝・男滝
中津川市・恵那市は色んな滝がありますが、このアングルから撮れるのは恐らく夫婦滝くらい。。
(次点で夕森渓谷の先かな…?あとウェストン公園とか)
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/11/IMG_3040-1024x768.jpg)
で、冬がこう!
片道2時間前後の冬登山とはいえ、頑張る価値のある絶景。
時期によっては表面だけが氷り、その向こうで滝が流れる音がすることも。
(一応滝の間近までは行けますが、ここから先は本当に上級者向け)
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/11/27021334_1758621787545671_7302744456331550211_o-1024x683.jpg)
![](https://mediall.jp/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8670-1024x683.jpg)
・最後に
岐阜県中津川市加子母の小秀山、氷瀑のご紹介でした。
この辺りは他にも地歌舞伎や東京藝術大学の方によるコンサートが行われる明治座、インバウンド勢向けの国有林散策ツアーなど、登山以外にも豊富なアクティビティが揃っています。
つまり当日天気が悪くても楽しめる。
山自体も夏も冬も楽しめる。
(夏季には夏の小秀山記事をアップ予定です!)
なんなら少し走ったら日本三大温泉の下呂温泉もある。
小秀山・夫婦滝目当てでも、当日の急な予定変更にもと幅広く楽しめる加子母の紹介でした。