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スポット  |    2025.06.22

宮城の自然豊かな隠れた癒しスポット【光明の滝】で心も体もリフレッシュ!

「自然の中でのんびり過ごしたいな」
「人混みを避けて、静かな場所に行きたい」

そう思っている方におすすめなのが、宮城県仙台市泉区にある隠れた癒しスポット【光明の滝】です。

光明の滝は公式の観光サイトがなく、全国的な知名度もそれほど高くはありません。
そのため、どの季節に訪れても混雑することがなく、自然の中で静かな時間を過ごすことができます。

今回は、光明の滝の魅力やアクセス方法、ベストシーズン、訪れる際の注意点などを詳しくご紹介します。

静けさと癒しに包まれた【光明の滝】の魅力

光明の滝
滝つぼは底が見えないほど深い

光明の滝は、七北田川の支流・長谷倉川上流の山あい、豊かな自然に囲まれた静かな場所に位置しています。

『仙台市わがまち緑の名所100選』にも選ばれている、地元の方にもあまり知られていない穴場スポット。

駐車場の向かいには5〜6人ほどが座れる屋根付きの大きな東屋があり、その横に鳥居と目印となる赤い看板が立っています。

車を降りると、ゴーッという滝の音が周囲に響き渡り、滝つぼには眼病に効果があるとされる不動尊が祀られています。

水量が少ないときに姿を確認できるそうですが、筆者が訪れた日は前日の雨の影響で水量が増えており、残念ながら見ることはできませんでした。

階段の先に広がる静かな癒しの絶景

祠と滝
階段を下りた先にある滝と祠

鳥居をくぐった先にある急な階段を下りると、目の前に滝と祠が現れ、水しぶきがかかるほど間近な距離で滝を眺めることができます。

滝の落差は約7m、滝つぼの直径は約12m、深さは約2mという見ごたえのある大滝で、そばには小さな祠があります。

筆者が訪れた日は天候にも恵まれ、太陽の光を受けた滝の水がキラキラと輝き、周囲の木々やエメラルドグリーンの滝つぼも鮮やかで、とても美しい景色を楽しめました。

あたり一面に広がるひんやりと澄んだ空気は気持ちがよく、思わず深呼吸したくなります。

光明の滝のベストシーズンはいつ?

散策路
右側に滝が、左側には階段へと続く10~15分ほどの短めの散策路があります

光明の滝は年間を通して豊かな自然を楽しめますが、特におすすめなのは新緑が美しい5月と紅葉が見頃を迎える10月〜11月上旬です。

5月下旬頃には、滝へ向かう道中でのどかな田園風景が楽しめ、秋には鮮やかな紅葉に包まれた景色が広がります。
カメラを片手に写真撮影したり、のんびり散策したりするのにもぴったり。

また、朴沢バス停から光明の滝までは徒歩で30〜40分ほどかかるため、心地よい気候の春〜初夏・秋には自然を眺めながらサイクリングを楽しむのもおすすめです。

ただし、途中に観光施設やトイレ、コンビニなどはないため、飲み物などの購入やトイレは事前に済ませておきましょう。

幻想的な景色が広がるホタル鑑賞もおすすめ

自然に囲まれた滝と祠
6月下旬〜7月上旬にかけては、ホタルの光と滝が織りなす幻想的な風景が楽しめる

ホタル鑑賞に適した時間は19時〜21時頃で、ホタルがもっとも活発に活動する条件は

  • 月明りがない
  • 気温・湿度が高い
  • 風がない

と言われています。

光明の滝に訪れる際の注意点

柵や手すりは設置されていますが、水しぶきで足元が滑りやすくなっているため、サンダルやヒールは避け、滑りにくいスニーカーなどで訪れましょう。

光明の滝へは公共交通機関を利用しても行けますが、朴沢行のバスは1日に3〜6本程度とかなり本数が少なく、バス停からも徒歩で約30〜40分かかります。
熊の目撃情報も多いため、安全面を考えると車での訪問がおすすめです。

また、ナビでは目印となる”亀の子石”から左右どちらかのルートを案内されることがありますが、滝へと続く道は車1台が通れるほどの狭さで、ほぼ未舗装のうえ、対向車とのすれ違いはできません。

”朴沢バス停”から左へ曲がったルートでは、道幅が狭い箇所はあるものの、コンクリート舗装もされているため、道幅も若干広く運転がしやすいです。

”亀の子石”から左に進んだルートと同じ景色も楽しめるので、初めて訪れる方や運転に自信がない方はこちらのルートで行くことを強くおすすめします。

道幅が狭い箇所では、対向車の有無を確認し、見通しの悪い場所ではクラクションを鳴らすなどして速度を落として慎重に運転しましょう。

さいごに

光明の滝(1)

光明の滝は、公式な観光サイトもなく、年間を通して混雑することはほとんどありません。
そのため、四季折々の自然と滝の音に包まれた、静かな癒しの時間が過ごせます。

日常の喧騒から離れ、静寂に包まれながら心身を癒したい方にぴったりな光明の滝。

ぜひ一度訪れてみてください。

光明の滝・アクセス情報

住所:宮城県仙台市泉区朴沢字下平

公共交通機関の場合

  • 仙台駅 → 地下鉄南北線で「泉中央駅」へ
  • 泉中央駅2番乗り場から 「朴沢行バス」に乗車→終点「朴沢」下車
  • 「朴沢バス停」より徒歩約2.5km(約30〜40分)

車の場合

  • 仙台宮城IC → 国道48号 → 県道135号 → 国道457号へ
  • ミニストップ仙台泉福岡店→杜の石屋ストーリーインストーン→1つ目の角を左
  • 「朴沢バス停」より1つ目の角を左→曲がってすぐのT字路を右

無料駐車場あり

道路混雑状況により変動

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この記事を書いた人

kana

宮城県在住のKanaと申します。 芸術やアートが好きで、パステルアート作家としても活動しています。 Mediallでは、観光スポットやグルメ情報はもちろん、まだ知られていない宮城県の魅力を全国の皆様に発信していきます。

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