今回は、自然あふれる【仙台市野草園】を散策してきましたので、園内の様子などを紹介させていただきたいと思います。
【仙台市野草園】の場所は、八木山の東北放送などの電波塔がたっているすぐそば、大年寺山公園内にあります。
急な坂道をくねくねと上っていくので、運転があまり得意じゃない方や路面状態が悪い時などは、無理せずに野草園行きの市営バスも通っているのでこちらを利用してくださいね。車で来る方は、交通量もある普通の住宅街ですので気を付けてください。
野草館
はじめに、野草園の入り口にある野草館(無料)の中の様子を紹介します。
中には、昔の野草園の様子や、現在みられる園内での植物、木の実なども展示してありました。
そして、様々なイベントも行っているようです。
また、野草の本なども置いてありますので、園内を回ってから再度館内をじっくり見て周るのも良いですね。
園内を散策する前と後では違った印象で楽しむことができるのではないでしょうか?
野草園を散策しよう
植物園と聞くと、四季折々の花が沢山咲いているような公園をイメージする方も多いと思いますが、こちらの【仙台市野草園】では、広さ95,000㎡(東京ドーム約2個分)の広大な敷地の中に東北地方で生息している様々な植物が植えてあります。
そのため、とても自然に溢れている植物園ですよ。
ガイドマップは、園内で見られる花を色ごとにまとめているそうです。あまり詳しくなくても色で何の花か探せるのは助かりますね!
野草園の入り口では、無料のコインロッカーや傘の貸出も行っていますので、大荷物でも雨が降ってきても安心して散策することができます。
自生している植物はエリアごとに分かれている
園内は、高山、薬草、海辺の植物などエリアごとに分けられており、各エリアごとに自生している植物には名札や詳しい説明が書いてあります。
水琴窟
沢・深山植物区近くにある水琴窟は、手水鉢の水を柄杓に入れ水琴窟に注ぐと、まるで琴の音色のように聞こえると説明に書いてあったのでさっそく聞いてみました。
本当に不思議と琴の音色に聞こえます。訪れた方は是非聞いてみてください!
そしてこちらの水琴窟ですが、水が流れているからかマイナスイオンがすごい!気持ちよくて思わず深呼吸してしまいました。
彫刻広場
広大な芝生広場
私が訪れたときは天候に恵まれ紅葉も見頃。過ごしやすい気温でしたので、近くに置いてあったベンチには紅葉を眺めている方もいました。
園内は飲食物持ち込み可なので、天気の良い日は芝生広場でお弁当を食べてのんびり過ごしても良いですね。
薬になる植物
ドクダミから、日本のミント(ハッカ)や、「え?この植物も薬として使われているんだ!」という新たな発見もありました。
軽食カフェどんぐり庵
散策が終わったら、野草館内にあるどんぐり庵で一息ついて、園内の野草の話をしてみても良いですね。
まとめ
今回は、仙台市にある【仙台市野草園】の紹介をさせていただきました。
園内は結構な広さがありますし、歩きやすいように整備はされていますが、場所によってはかなり険しい道もあります。
散策に訪れる際は、歩きやすいスニーカーなどで行ってみてくださいね。
【仙台市野草園】
開園時間:9時~16時45分
開園期間:3月20日~11月30日(野草館は12月28日~1月4日を除いて通年開館)
休園日:開園期間中は無休
所在地:宮城県仙台市太白区茂ケ崎2丁目1-1
電話番号:022-222-2324
駐車場:30台(無料)
アクセス:JR仙台駅前バスプール11番より仙台市営バス「野草園行」に乗車⇒終点「野草園前」下車 徒歩1分
HP:http://sendai-green-association.jp/green/yasouen/