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スポット  |    2024.08.09

桔梗信玄餅工場テーマパークへ行こう!

信玄餅好き集合!山梨県笛吹市にある「桔梗信玄餅工場テーマパーク」は、信玄餅の製造工程を見学したり、出来たてのスイーツを味わったり、アウトレットでお得に買い物したりと、一日中楽しめる人気スポット。詰め放題や工場見学など、ここでしかできない体験も満載です!

お菓子の国へようこそ!

山梨県笛吹市の「桔梗信玄餅工場テーマパーク」は、11,000平方メートルにも及ぶ広大なお菓子工場。単なる工場見学施設を超えた、お菓子大好き人間必見の観光スポットです。

アクセスは中央自動車道一宮御坂ICから約5分と便利で、100台収容可能な無料駐車場も完備。入場料無料で、予約不要という気軽さも魅力の一つです。

創業明治22年の老舗和菓子メーカー「桔梗屋」が運営するこの施設は、名物「桔梗信玄餅」の製造過程を間近で見られるだけでなく、様々な体験や魅力的なショッピングが楽しめる、まさに「お菓子の国」と呼ぶにふさわしい場所です。

驚きの職人技!工場見学

工場見学の時間は9:00〜16:00で、個人見学なら自由に入れます。しかし11:40〜12:20は生産ラインが止まるので注意が必要です。

団体見学の案内時間は10:00、11:00、13:00、14:00、15:00で集合場所は工場入口。所要時間は約20分で、スタッフさんが案内してくれます。

工場見学では「桔梗信玄餅」「桔梗信玄生プリン」「桔梗信玄棒」を作っているところがガラス越しに見られますよ。

1日約12万個も製造される桔梗信玄餅の生産ライン。大量の黒蜜のボトルが機械をくぐり抜けていきます。

驚いたのが、ビニールの風呂敷を手作業で結んでいること!

他の工程では、機械の導入により作業の自動化が進んでいるのになぜ?!と衝撃を受けましたが、この工程は機械に任せるわけにはいかないのだそうです。手作業によりふわっとした結び目の、手作りの温かさが生まれています。

熟練職人ともなると、結ぶのにかかる時間はたったの6秒!熟練の職人たちが驚異的なスピードで包装していく様子は、いつまで見ていても飽きません。

信玄餅 風呂敷のほどき方と召し上がり方

信玄餅のビニール風呂敷包装ですが、開発当初は「お客様に風呂敷をほどいてもらい黒蜜をかけるだなんて、そんな面倒なものが売れるはずがない」と同業者からは冷ややかな目で見られたといいます。

でも、この一手間が楽しくて良いのですよね。風呂敷の包装だからこそ、桔梗信玄餅は大ヒットしたのでしょう。

風呂敷は、ほどくコツを知っていれば意外と一瞬でできます。桔梗屋HPから説明動画が出ていますのでご覧ください。

桔梗屋 本結びのほどき方

信玄餅の召し上がり方ですが、餅をよけて隙間に黒蜜を入れるなど、人それぞれの方法があると思います。

地元では、風呂敷を広げて餅を出し、黒蜜をかけて手でもむ、といったワイルドな方法で食べる人も多いようです。黒蜜ときな粉がよく餅にからんでおいしいですよ。ぜひお試しください!

テーマパークカフェで「桔梗信玄ソフト+」を食べよう!

テーマパークカフェでは、桔梗信玄餅をアレンジしたオリジナルスイーツを楽しむことができます。

特に人気なのが「桔梗信玄ソフト+」。ソフトクリームに桔梗信玄餅、きな粉、黒蜜をトッピングした一品で、1日2000個も売れる看板商品です。

抹茶味や、2種類の味を楽しめるミックスもあり、目移りしてしまいますね。

すみません。信玄餅はソフトクリームの裏側にあります。

ミルクの風味たっぷりのソフトクリームに、きな粉と黒蜜がベストマッチ!

添えられた「桔梗信玄棒」は柔らかいかりんとうみたいで、黒糖が効いていて香ばしくておいしいですよ。

おみやげ選びは「桔梗屋東治郎」で

工場見学のルートの最後にある「桔梗屋東治郎」では、定番の桔梗信玄餅はもちろん、「おみやげグランプリ2015」でグランプリを受賞した「桔梗信玄生プリン」など、バラエティ豊かな商品が並びます。

また、ここでしか見られない信玄餅関連商品も多数あり、おみやげ選びが一層楽しくなりますよ。

自宅用にはアウトレット

工場アウトレット1/2では「賞味期限が近づいた」「仕上がりの形が歪んでしまった」といった製品を、アウトレット価格で売っています。

簡易包装ですが、みんな半額です。自宅用ならこちらで十分ですね。

桔梗信玄餅に使われている黒蜜ときな粉が売っていました。これを餅にかけるのはもちろん、アイスにかければ信玄アイスの出来上がりです!自宅で好きなだけ信玄餅の風味が味わえますよ。

桔梗屋自社農園産の珍しい野菜も、お値打ち価格で売られていました。白や緑の色とりどりのナスや辛味大根、ビーツなど。採れたてでおいしそうです。

グリーンアウトレット1/2には、甲州名物一升瓶ワインがゴロゴロと売られていました。

山梨では家庭用やレストラン用として人気があり、味はもちろん、コストパフォーマンスが良いことも特徴です。

激安コンビニも?!

アウトレットの施設の隣には激安コンビニがあって、お弁当がなんと375円で売られていました。

餅もちの社でお参り

見学ルートを抜けると、静かな森の中に「餅もちの社(やしろ)」が佇んでいます。一宮浅間神社から分祀された、由緒正しい神社です。お参りすると「餅のように粘り強く伸びる」力がつき、「餅=持ち」の連想から「金持ち」になれるという御利益があるそうです。さらに、新規アイデアや商売繁盛の御利益もあるとか。桔梗信玄餅工場テーマパークの楽しい思い出に、ちょっと手を合わせてみても良いでしょう。

甘い思い出と発見が詰まった「桔梗信玄餅工場テーマパーク」

桔梗信玄餅工場テーマパークは、単なる工場見学にとどまらない、多彩な体験と発見に満ちた場所です。家族連れはもちろん、カップルや友人同士でも楽しめる桔梗信玄餅工場テーマパーク。山梨観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと、甘い思い出と両手いっぱいのお土産を抱えて帰路につくことになるでしょう!

桔梗信玄餅工場テーマパーク

山梨県笛吹市一宮町坪井1928

■入場料無料、駐車場あり(無料 100台)

■見学時間: 10:00、11:00、13:00、14:00、15:00(所要時間約20分 スタッフの案内があります)

※バスでお越しのお客様は駐車場に限りがありますので、前日までに要予約

【団体予約専用】TEL:0553-47-3707 FAX:0553-47-3704

※個人のお客様は事前の予約なしで見学できます

■混雑時は30分おきにご案内、または自由見学(ガイドボタンあり)

■工場見学ルート内に段差及び階段が多数ございます。予めご了承ください。(エレベーター、スロープ等はありません)

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この記事を書いた人

金子 よし子

山梨県出身、山梨県在住のwebライター。 山梨県の魅力をたくさん発信していきたいと思います!

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