東急田園都市線・青葉台駅から歩いて10分ほど。
にぎやかな駅前通りを抜け、住宅街に差しかかると、ふと鼻をくすぐる香ばしいバターの香りに足が止まります。その先に見えてくるのが、木の扉と白い壁が印象的なベーカリー「The Bakehouse Lagom(ラゴム)」。

店名の“lagom”は、スウェーデン語で「多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい」という意味。店員さんに由来を尋ねると、「日常に寄り添うパンを届けたい」という想いが込められていると教えてくれました。
ラゴムのパンは、見た目も味も派手すぎず、でも一口食べればしっかりと記憶に残るようなパン。
今回は、そんな“ちょうどよさ”が魅力の「The Bakehouse Lagom」を紹介します!
人気No.1!セリーヌさんの田奈ポテト──地元愛が詰まったほくほくパン
ラゴムの看板商品として不動の人気を誇るのが「セリーヌさんの田奈ポテト」。青葉区・田奈産のさつまいもを使ったこのパンは、地元農家とのつながりから生まれた一品です。

店員さんによると、生クリームは注文をされてから中に入れるとのこと。バターの香りと塩気が絶妙で、シンプルながらも素材の力強さを感じます。朝食にもランチにも、そして冷めても美味しいのが嬉しいポイント。
地元の味をパンで味わえる、まさに“青葉台らしさ”が詰まった一品です。
チーズ好き必食!4種のチーズが香るチーズフランス
人気No.2の「チーズフランス」は、ラゴムの実力を感じるハード系パン。外はパリッと、中はもっちり。そこにたっぷりと練り込まれたチーズが、焼き上がりとともに香ばしく溶け出します。

チーズは贅沢に4種類使用されており、コク深くて満足感たっぷり。ワインのお供にもぴったりで、夕方に買いに来る常連さんも多いそう。シンプルながら、ラゴムらしい“ちょうどいい”バランスが光る一品です。
注文後に仕上げるバケットサンド 6種の“できたて”を楽しむ贅沢
ラゴムのもうひとつの魅力は、注文を受けてから仕上げるバケットサンド。私も毎回迷いながら、つい頼んでしまうお気に入りメニューです!焼きたてのバケットに具材を挟むスタイルなので、香ばしさとフレッシュさが際立ちます。

選べる種類は6つ:
- ジャンボンプール(ハム&バター)
- ジャンボンフロマージュ(ハム&チーズ)
- ツナトマト
- タンドリーチキン
- 照り焼きチキン
- サーモンとクリームチーズ
どれも具材たっぷりで、食べ応えも抜群。公園でのピクニックや、ちょっと贅沢なテイクアウトにもぴったりです。バケットの香ばしさと具材のジューシーさが絶妙にマッチしていて、リピーターが多いのも納得。
木の温もりに包まれる店内|心地よい空間でパンを選ぶ楽しみ
ラゴムの店内は、木材を基調としたナチュラルな空間。
沢山の種類のパンがあるので、毎回悩んでしまいます。クッキーやジャムも置いてあるので、ちょっとしたおやつにもぴったり!
スタッフの方々も気さくで、パン選びに迷ったら丁寧におすすめしてくれるのが嬉しいところです。

イートインスペースもあるので、購入したパンやコーヒーをのんびり楽しむこともできます。

素材選びにもこだわりがあり、小麦は国産中心。バターやチーズも厳選され、添加物は極力使わない安心設計。
パンのサイズや味のバランスにも“lagom”の精神が宿っていて、日常にちょうどいい幸せを届けてくれます。
青葉台で、心ほどけるパン時間
ラゴムのパンは、忙しい毎日の中でふと立ち寄りたくなるような、そんな存在です。
家族の朝食に選びたいパン、友人とのおしゃべりに添えたいサンド、自分へのちょっとしたご褒美にぴったりな焼き菓子。どれもが、“ちょうどいい幸せ”を運んでくれます。
青葉台に暮らす人も、訪れる人も、ラゴムのパンを通して、日常の中にある小さな喜びを見つけてみてはいかがでしょうか。
一度味わえば、きっとまた通いたくなる素敵なパン屋さんです♪
★The Bakehouse Lagom(ザ ベイクハウス ラゴム)
住所: 神奈川県横浜市青葉区松風台21-8 ハイツ笹本 1F
アクセス:東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩約10分
連絡先:045-479-9345
営業時間:7:00-17:00(売り切れ次第終了)
定休日:日曜・月曜



