城崎温泉の近くにある玄武洞公園。
「国の天然記念物に指定されている玄武洞を見てみたい」と思って訪れたところ、あまりの迫力に衝撃を受けました。
田んぼや円山川の景色も楽しめるので、自然を感じたい方にぴったりなスポットです。
今回は、玄武洞公園のアクセス方法や行ってわかった魅力などを紹介します。
玄武洞公園とは?
玄武洞公園は国の天然記念物に指定されている玄武洞と青龍洞のほかに、白虎洞と南朱雀洞、北朱雀洞があります。
5つの洞には、それぞれ「柱状節理」があるのが特徴。
柱状節理は「溶岩が冷えて固まる時、規則正しい割れ目を作って柱状になったもの」のことを指します。
2022年、玄武洞は世界の「地質遺産100選」にも選ばれたので、地質学においても高い評価を得ています。
玄武洞公園に入るまで
玄武洞公園に入るまでは、案内がたくさんあります。
入り口を発見しましたが、まだ玄武洞の様子は見えません。
階段を上ると左手に休憩棟、右手にトイレがあります。
休憩棟のスタッフさんは、優しく質問に答えてくれました。
玄武洞公園に入って分かった洞窟の雄大さ
券売所で入園券を購入し、階段を上ります。
「天然記念物」と刻まれた石がありました。
階段を上ると、玄武洞があります。
玄武洞を真正面にした状態で空を見ようとすると、顔を45度以上あげなければいけませんでした。
目の前にここまで大きな岩石がある状態は、生まれて初めてです。
まず、玄武洞から右方向へ歩きました。
田んぼのある風景を見ると、癒やされますね。
青龍洞を発見。
こちらも国の天然記念物に指定されています。
青龍洞は美しい柱状節理が特徴。
あまりの綺麗さに思わずうっとり。
玄武洞に戻って今度は左方向へ。
段差の大きい階段もあったので、上る際はご注意ください。
白虎洞を発見。
柱状節理が細く、断面がはっきり見えました。
今度は南朱雀洞。
洞穴の奥で水滴がポタポタ。
その音がまた神秘的で癒やされます。
最後は北朱雀洞。
南朱雀洞とは違い、ごつごつした岩石が多くありました。
戻る時は道が二手に分かれています。
右を選ぶとそのまま出口へ進み、左を選ぶと来た道に戻ります。
右を選んで階段を下りると、円山川が見えました。
木もたくさんあるので、自然豊かな風景が楽しめます。
ちなみに、公園内にはベンチがたくさんあります。
洞穴を見ながら、ゆっくり休憩することができます。
ゆったりした時間を過ごせたので、リフレッシュできました。
玄武洞公園へのアクセス方法
玄武洞公園へは、以下を使ってアクセス可能です。
・自動車・タクシー
・電車・バス
・レンタサイクル
自動車・タクシー
玄武洞公園付近に「普通車駐車場」もしくは「駐車場」と書かれた看板があります。
以下の駐車場に車を停めましょう。
タクシーなら豊岡駅から玄武洞公園まで約15分、城崎温泉駅から玄武洞公園までは約10分で到着します。
交通費を抑えたい方は、別の公共交通機関がおすすめです。
電車・バス
電車で玄武洞公園を訪れる場合は「JR玄武洞駅」まで、バスで訪れる場合は全但バス「玄武洞」まで行きます。
しかし、いずれも円山川を渡らなければ、玄武洞公園まで行けません。
そこで利用するのが、玄武洞ミュージアムの「円山川送迎渡し船」。
電車やバスを降りたら、玄武洞ミュージアムに電話して予約を取りましょう。
渡航所要時間は約7分です。
ちなみに、玄武洞公園へのアクセスは「ちょい観光バス」がおすすめです。
停車駅は、豊岡駅と玄武洞公園、城崎温泉駅のみ。
ただし、期間限定運行なので、時期によってはバスがない場合もあります。
レンタサイクル
JR城崎温泉駅からは、レンタサイクルが利用できます。
約18分で玄武洞公園に到着。
のびのびサイクリングしたい方におすすめです。
詳しくは豊岡市観光公式サイトをご覧ください。
まとめ
今回は、兵庫県豊岡市にある玄武洞公園を紹介しました。
ダイナミックな洞窟と自然あふれる景色に癒やされた1日でした。
豊岡や城崎温泉の近くを訪れた際は、ぜひ玄武洞公園にも足を運んでみてください。
場所の詳細
名前:玄武洞公園
住所:〒668-0801 兵庫県豊岡市赤石1347
公式サイト:https://genbudo-park.jp/
開園時間:9:00~17:00(16:30以降の入園不可)
休園日:12月29日から翌年の1月3日まで(休園日の変更、または臨時の休園日あり)
観覧料(個人):大人500円、学生300円
TEL:0796-22-4774