棚田好きな方に朗報です。
「丸山千枚田」のオーナーになれる制度がありました!
丸山千枚田は、日本の棚田百選にも選ばれ、日本最大の規模を誇ります。季節や時間帯、天候によって変わるその景観はまさに絶景です。
この記事では、三重県熊野市の返礼品である「【棚田オーナー】丸山千枚田オーナー会員権」をご紹介。
日本一の規模を誇る丸山千枚田の魅力と共に、田植えや稲刈り体験、イベント参加など、棚田オーナーの特典について解説します。
歴史ある丸山千枚田の景観や文化を守る取り組みに興味がある方はぜひご覧ください。
日本の棚田百選!三重県熊野市の丸山千枚田とは
日本の棚田百選に選ばれている「丸山千枚田」は、三重県の熊野市紀和町丸山地区にある棚田です。
棚田とは、山などの傾斜地を平面に切り開いて階段状につくられた田んぼのこと。日本の原風景を思わせるどこか懐かしい景観は心を和ませてくれます。
丸山千枚田は、白倉山の斜面に広がり、熊野古道の通り峠を登ったところにある千枚田展望所から一望できます。その景色は目を見張るほど美しく壮大なんです。
一日、一年を通して違った表情を見せる丸山千枚田。目の前を広がる景色は、写真におさめたくなること間違いなしですよ。
一時は減少するも、地元住民の思いで復元
棚田は、労力がかかる一方で生産できる量は少ないと言われています。
面積が小さい田んぼは工作機械が入れないため、手作業に頼らざる得ません。そして、面積が小さい田んぼからは少量のお米しか取れないのです。
こうした生産条件の悪さや、維持に手間やコストがかかることなどから、全国各地の棚田で荒廃が進んでしまっている現実があります。
丸山千枚田も、稲作から杉の植林への転換や人口の減少・高齢化により、慶長6年(1601年)に2240枚あったと言われる田が、平成の初めにはその数が530枚まで減りました。
そのような状況の中で、丸山千枚田を後世に残したいという地元住民の熱い思いから「丸山千枚田保存会」が結成。平成5年から千枚田の復元に向けた取り組みが始まりました。
平成9年には、日本でも最大規模となる1340枚に数を復元したというから驚きです。
棚田オーナーの特典とは
現在も、丸山千枚田を守る取り組みが続けられており、平成8年度からは千枚田オーナー制度の運営がスタート。
オーナーになると、田植えや稲刈りなどの農作業や地域のイベントに参加することができます。オーナーの申し込みは毎年100組を越えるそうです。
そんなオーナーの特典はこちら。
・オーナーイベント(農作業体験)への参加
引用元:【棚田オーナー】丸山千枚田オーナー会員権(令和5年度) – 三重県熊野市|ふるさとチョイス – ふるさと納税サイト:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/24212/5355894
・丸山千枚田米10㎏とふるさと特産品(令和5年10月初旬にお届け)
・ホテル瀞流荘の宿泊割引と温泉無料入浴券(ホテル瀞流荘・湯ノ口温泉)
・熊野市ふるさと振興公社特産品の割引購入
・機関紙「めはり」の発送(年3回)
農作業イベントは、1口10名まで参加できるため、友人や家族を誘って楽しむこともできますよ。
参加できない場合もオーナーに代わって管理してもらえるそうなので安心です。
自然の中で土に触れ、実際のお米作りを体験するのは良い思い出になりそう。
また、ホテルの宿泊割引や、特産品の割引券がもらえるため、農作業体験やイベントと合わせて観光するのも良さそうですね。
令和5年の農作業やイベントはこちらです。
4月中旬(土) 畔塗り作業
引用元:【棚田オーナー】丸山千枚田オーナー会員権(令和5年度) – 三重県熊野市|ふるさとチョイス – ふるさと納税サイト:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/24212/5355894
5月中旬(土) 田植えの集い
6月初旬(土) 虫おくり(伝統行事)
7月下旬(土) 案山子づくり教室
9月初旬(土) 稲刈りの集い
10月下旬(土) 収穫祭
2月初旬(土) 畔そり作業
春、夏、秋、冬と季節ごとに開催されるイベント。
訪れるたびに丸山千枚田の四季折々の景色が楽しめるのも魅力でしょう。
まとめ
三重県熊野市の返礼品である丸山千枚田オーナー会員権をご紹介しました。
季節ごとのイベントに参加して農作業や地域住民との交流を楽しみ、熊野市や丸山千枚田の魅力を味わうことができます。
丸山千枚田の保全や文化を守っていく取り組みに興味をもった方は検討してみてはいかがでしょうか。