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もの・こと  |    2024.01.06

岩手の地場産業ホームスパンを体験できる教室「Looms」後編|講座の体験レポート

ホームスパンのショップ兼教室である「Looms」では様々な講座があります。
今回はミニマフラー講座の体験レポートをご紹介します。
Loomsやホームスパンについては、記事の前編をご覧ください。

体験講座の種類

「体験企画型」「基本コース」「会員コース」の3つのコースがあります。
とくに「体験企画型」の講座は1~2日間で完結する講座のため、初めての方にもおすすめです。

【講座の具体例】

◇手紡ぎ/紡ぎ体験(半日~1日)

◇毛の洗い体験会

◇手織体験り/手軽にコースターづくり(1時間)

◇手織り体験/平織ミニマフラー1日講座

今回はこちらの体験をしました。
※講座スケジュールはLooms公式ホームページやInstagramから確認できます。

ワンコインで少しだけ紡いでみるという講座もあります。
また見学だけの場合はお店が空いている時間であればいつでも可能です。

今回体験した講座の概要

平織のミニマフラーを作る講座です。

  • 体験時間:10時半〜16時半
  • 出来上がりサイズ:長さ約130cm×約13cm(縮絨後、房抜き)
  • 卓上の手織り機を使用

使用する糸は、Looms講師が染色した紡績の糸(機械で紡いだ糸)です。
手紡ぎの糸は細いこと、多少の凹凸があることから手織り初心者には織ることが難しいため、紡績の糸を使用します。

道具や材料は全て教室に揃っています。
また近くに飲食店もあるので、お昼休憩はそちらも利用できます。

体験の流れ

①糸選び

マフラーに使いたい色を選びます。
複数の色を選ぶことも可能です。

②選んだ糸を板杼(いたひ)に巻いていく

選んだ糸を板杼(いたひ)に巻きます。
複数の色を使用する場合も事前に巻いておくと便利です。

③織り始める

タテ糸は既にセットされているので、すぐに織り始めることができます。
ヨコ糸を山になるようにふわっと通します。

④糸を打ち込む

通したヨコ糸を打ち込みます。
強く打ち込むと目が詰まり、力が弱いと目が大きくなるため、均一な力で打ち込むことがポイントとのこと。

色の変更も可能です。
ヨコ糸の端を3センチほど被せて織ることで次の糸をつなげることができます。

⑤タテ糸の上下を変える

写真部分(おさそうこう)の上下を交互に変えることで、織り進めることができます。

⑥織り上がり

タテ糸の印の位置まで、織っていきます。
織り終わったら、織り機から外し、房を作ります。

⑦自宅で「縮絨(しゅくじゅう)」作業をし完成!

講座の際に講師から縮絨の説明を受け、自宅で作業を行います。

まとめ

織り機に触れるのも初めてな初心者でしたが、体験時間内に1つマフラーを作り終えることができました。
分からないことなどは講師の先生にいつでも質問可能なので、楽しく体験することができます。

体験で使用する糸は色がとてもかわいく、織る前にどの糸を使用するか迷ってしまうことがあるため、デザインや色を事前に考えておくこともおすすめです。
岩手に旅行に来た際はぜひ岩手の伝統に触れてみてくださいね。

お店の情報

手紡ぎ手織りの学校 Looms
住所:岩手県盛岡市本宮荒屋25-8 盛岡市中央公園BeBA TERRACE内
定休日:月曜日、年末年始、お盆
営業時間:10:00~17:00
電話番号:019-601-8604
ホームページ(https://kurashi-co.com/looms/
公式Instagram(https://www.instagram.com/looms_morioka/?hl=ja

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この記事を書いた人

mochizukinae

岩手県在住。 2歳の子どもを育てるママライターです! 岩手の魅力を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。

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