地方創生メディア  Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンがそこにある 応援の循環を作る 地方創生メディア

もの・こと  |    2025.01.19

笠寺山マーケット2024|日進市で年に1度の楽しいマルシェを満喫!

マルシェってなに?

マルシェとは、フランス語で「市場」のことです。たくさんの人が集まって、食べ物や手作りの雑貨などを売る、朝市などを思い浮かべるとわかりやすいと思います。

秋は過ごしやすく、お出かけにも最高のシーズン。

過ごしやすい秋の休日に、ワクワクするような楽しいマルシェがあったら行ってみたいと思いませんか?

11月24日(日)に愛知県のほぼ真ん中、日進市の日進市民会館で、年に一度の楽しいマルシェ「ワツワーツ!笠寺山マーケット2024」が開催されました。

グルメや雑貨、ワークショップなど、たくさんのブースが出店する大人気のイベントです。今年は、親子で楽しめるコンサートや童話劇も同時開催。

今回は、「ワツワーツ!笠寺山マーケット2024」についてお届けします。

マルシェやイベントが好きな方には、すごく楽しめるイベントです。

最後まで、ぜひご覧ください。

笠寺山マーケットは居心地の良い空間

当日は11月下旬とは思えないほどの暖かさ。まさに日本晴れと言える快晴でした。今年も、かわいい雑貨やおいしいグルメを求める人たちや、来場者を迎えるすてきな音楽が聴こえてくるなど、とても賑わっています。

入り口の外では4台のキッチンカーが出店。クロワッサンを使用したサンドウィッチや名古屋名物きしめん、たこ焼きなどが販売されていました。

エントランスに入るとウクレレとピアノのユニットによるコンサートが開催されています。用意された席に座り音楽を聴きながら食事をする人や、ウクレレとピアノの音色を楽しみながらご家族でくつろぐ姿も。心地よい音楽に誘われるようにすやすやと眠る赤ちゃんの姿もありました。

奥に進むと、フェルトの玩具をはじめ、ベビー・キッズの布小物やアクセサリー、アロマクリームのワークショップなど、バラエティ豊かなブースが並んでいます。一宮からは、名物げんこつ飴を販売する「めぐみ飴本舗」さんも出店。そのほかにも、「名古屋おもちゃ病院 とんかち」さんが参加しました。

来場者の中には、お目当てのお店に訪れるためにイベントに足を運ぶ人もいるようです。「今年もこの日を待っていたの」というお客さんもいて、どのブースもたくさんの人で賑わっています。

2024笠寺山マーケット3

笠寺山マーケットは活気あふれるマルシェだけではありません。入り口では忘れ物の傘を買い取ってもらい、被災地への募金活動も行っています。

笠寺山マーケットで出会ったお店の数々

笠寺山マーケットで出会った、素敵なお店をいくつか紹介します。

アトリエkiito(キイト)

アトリエkiito(キイト)さんは、日進市に店舗を構える「マルシェのような小さな雑貨屋」さん。主に木と糸の創作小物を扱うお店です。

ご夫婦でお店を営んでいますが、当日はご主人が参加。ご主人は木を扱うクリエイターでもあります。

この日は木工がメインで、木で出来たオリジナルクリップや木べらなどが並んでいました。一つ一つの作品から木の温もりと作り手の愛情が伝わってきます。店舗では糸を使ったアクセサリーなどの雑貨も取り扱っているようです。

hanil.(ハニル

hanil.(ハニル)さんは、日進市を拠点に名古屋やその他の地域で活動する「韓国スタイルの移動花屋」さんです。移動販売だけでなく、フラワーアレンジのワークショップや韓国語教室なども行っています。

この日はシンプルながら、華やかさと可憐さがミックスされたフラワーセットや、日本では珍しい「ナイフフラワーキャンドル」などの雑貨を出品。ブースには常にお客さんが来店し「欲しくて買いに来ちゃった」というお客さんや「かわいくて好き」という小さなお子さんの声も聞きました。

夢は「地元でお花のある、ゆったりとしたカフェ空間をつくりたい」とのこと。

訪れたお客さんと楽しそうに談笑する姿が印象的な、素敵なお花屋さんでした。

Sourdough bread SUI(サワードウ・ブレッド粋SUI)

Sourdough bread SUI(サワードウ・ブレッド粋SUI)さんは、日進市にお店を持ち、すべて国産有機素材を使用するカンパーニュ専門店です。他にもサワードウ作り教室や「臭わず虫が湧かないコンポスト(家庭の廃棄物を利用した堆肥)」作りなどのワークショップ、ホームスクーラーの子どもたちに向けて職場体験も実施しています。

サワードウとは、小麦粉と水を混ぜて作った「スターター」と呼ばれる発酵種を使用する、伝統的なパンの作り方です。店頭に並べられたパンはどれもしっかりとしていて、持ってみるとズッシリと重い。これは添加物を使用せず、すべて国産の小麦と水、塩のみで作るからだと教えてくれました。

「子供達に安心して食べられる、美味しいパンを食べさせたい」との思いから、独学で始められたのだそう。

また、環境問題にも積極的に取り組み、国産小麦を使用することで食料自給率向上や地産地消など、SDGsにも貢献している、情熱的で思いやりにあふれたパン屋さんです。

薔薇しかない花屋Neo

薔薇しかない花屋Neoさんは、日進市で活動する文字通り「薔薇しかない花屋」さん。当日は綺麗な薔薇のほかに、岩手県の特産物も販売していました。

2024にっしん笠寺山マーケット 薔薇屋1
2024にっしん笠寺山マーケット 薔薇屋2
引用:@barashikanaihanaya
2024にっしん笠寺山マーケット 薔薇屋3

当日、販売を担当していたタルミ チハルさんは花屋さんのほかに、ペーパクラフト作家としても活動しています。また、子どもと親子関係のボランティアや地域活動にも貢献されている方です。

「薔薇しかない花屋Neo」さんは月に一度、日進市役所隣りの「にぎわい交流館」で営業しています。

親子で楽しめるステージ

今回の笠寺山マーケットでは、「親子で楽しむ0歳からのコンサート」と音楽童話劇「赤ずきんちゃん」が同時開催されました。

0歳からのコンサートは昨年に引き続き、音楽童話劇は2024年1月に行われた「ヘンゼルとグレーテル」に続いて2回目の開催。

泣き出しちゃったり、途中の出入りも大丈夫!なコンサートデビューにぴったりのステージです。

2024にっしん笠寺山マーケット コンサート&劇キャスト
コンサートと童話劇のキャストのみなさん(山木田真紀さん 佐藤優さん 舟倉悠利さん 細川杏子さん)

愛知県立芸術大学出身で、現在は様々なステージで活躍中のメンバーによる「歌と音」を五感で感じるコンサートと、メッセージ性のあるオリジナル楽曲による童話劇は「ドレスも可愛くて、素敵な歌声と演奏でとても良かったです」「可愛くて面白かった」という声も聞こえた、優しさにあふれた素敵なステージでした。

「ワツワーツ!笠寺山マーケット」は毎年秋に開催

毎回大盛況の「ワツワーツ!笠寺山マーケット」は10月下旬〜12月上旬の間の日曜日に開催されます。

毎年バラエティに富んだお店が出店しており、マルシェやイベントが好きな方には、すごく楽しめるイベントです。

来年は、ぜひ「ワツワーツ!笠寺山マーケット」にお越しください。きっと「ワクワク」が見つかるはずです。

==会場情報==

日進市民会館

〒470-0115 愛知県日進市折戸町笠寺山62-3

Tel:0561-72-0955


記事をシェアする

この記事を書いた人

渡邉 たけと

愛知県生まれ、愛知県育ちのモノづくりが得意な「仮面ライター」。知識や知恵を自由に引き出せる「本棚」になりたくてライターを始めました。 ぶらぶらお散歩と格闘技、ボーッとすることが好きです。 文字を組み合わせる「モノ作り」で、地域の魅力を伝えていきます。

関連記事