埼玉県春日部市はアニメの舞台で有名ですが、国指定の天然記念物となっている藤の樹があることから、毎年ゴールデンウィーク前半に、『春日部藤まつり』が開催され賑わいます。
2023年は、4年ぶりの開催とあって、たくさんの来場者があったようですが、私はその藤まつり開催前『藤まつりウィーク』として行われた『藤テラス』を楽しんできました。
『藤テラス』とは
春日部駅西口側には、日本最大級の長さを誇る藤棚が続く『藤通り』があり、ここで毎年『春日部藤まつり』が開催されています。
『藤テラス』は、その前座とも言うべきもので、歩道に市内の飲食店が屋台を出し、飲食できるイベントです。規模が小さいながらも、おいしい匂いに誘われて近所の方で賑わい、翌週に開催される本祭り(春日部藤まつり)への気分を盛り上げてくれます。
メイン会場の公園にはテーブルと椅子が並び、オープンカフェとして開放されていて、雑貨店も出店していました。
“おいしいもの”をいただきます!
肉巻きむすび&牛たん 仙臺屋(せんだいや)
今回早めのランチでいただいたのは、肉巻きむすび&牛たん 仙臺屋さんの“黒毛和牛串”。
その場で炭焼きして提供するため、じっくり待ちます。お肉の香ばしい匂いにお腹が鳴るのを抑えられません!
焼き上がった牛串と生ビールでいただきます。
「パクッ」「もぐもぐ」
お肉の柔らかさと、香ばしさ、「脂が甘いってこういうことか」と思いながら、冷えたビールを
「ゴクゴク」「プハーッ」
天気もいいし最高!
おいしくいただいている最中にも、どんどん売れて行き、お店に追加の肉を持ってくるように連絡するほどの人気です。
お店の方曰く「本当はA5ランクの肉にしたいけど、手作業で串にしていくので、この値段で出すにはA4ランクになってしまうんです」とのこと。
いえいえ、充分においしいです!むしろこの味でこの値段は「安い」と思ったくらいですから。
そんな『肉巻きむすび&牛たん 仙臺屋』さんの情報はこちら。
▶︎肉巻きむすび&牛たん 仙臺屋(https://sendai-ya.net/)
海鮮唐揚げ 光苑(こうえん)
春日部市が誇る唐揚げ屋『海鮮唐揚げ 光苑』さん。
海鮮唐揚げが第6回唐揚げグランプリ『塩だれ部門』最高金賞を獲得したことで一躍人気店になり、受賞後はコンビニエンスストアとコラボレーションしていたほどです。
現在、春日部市役所内にて営業していますが、なかなか店舗に行く機会がないので、この日はテイクアウトして家族でいただくことにしました。
鶏肉がやわらかいのはもちろんのこと、しっかりと海鮮の風味を味わえる唐揚げ。塩だれなのでさっぱりとしていて、ペロリと平らげてしまいます。
ここでも、ビールと一緒にいただきました。唐揚げとビールって、黄金の組み合わせですよね。
『海鮮唐揚げ 光苑』さんの情報はこちら
▶︎海鮮唐揚げ 光苑(http://ko-en.jp/)
今回ご紹介したこの2店の他、定番の焼きそば、本場のスパイスカレーなど、おいしそうなお店が並んでいました。
春日部市のイベントはこれから盛り上がる
『藤テラス』翌週に行われた『春日部藤まつり』は、4年前の2019年は19.7万人の人出だったと聞いているので、今年は20万人を超えたのではないでしょうか。
イベントは好きだけど人混みはどうも苦手な私には、この『藤テラス』は、ちょうど良い賑わいのイベントでした。
これからのシーズンは、お祭りなどの催し物が多くなります。春日部駅東口のメイン通りでは、歩道でのマルシェを定期的に開催したり、毎年8月古隅田川河岸での『春日部夕涼みフェスタ』といった、グルメを楽しめるイベントも行われたりしています。
今年は、20数基の神輿が並ぶ『春日部夏まつり』も復活し、活気が戻りつつある春日部。
『春日部夏まつり』情報
▶︎https://www.city.kasukabe.lg.jp/sumiyosa_miryoku/kanko/kasukabedemiru_asobu/16564.html
そんな街の、小さなイベントにも注目して訪れてみてはいかがでしょうか。