八潮市役所から徒歩1分のところに店を構える「おにぎり専門店 結-YUI-」。朝6時半の開店と同時に、出勤前の人たちが次々と訪れる人気店です。
開店から3年、筆者も通い続けているこのお店。今回は、いちファンとしておすすめしたいおにぎりの具材や、人気メニュー、そして店主に聞いたメニュー開発へのこだわりを紹介します。
こだわりの具材で作る人気メニュー
おにぎり専門店 結-YUI-の人気メニューは「焼き鮭」です。こぼれるくらいのたっぷりな焼き鮭が中に包まれていて、大人も子供も大好きな味。
問屋さんに相談をしながら、その時期に一番脂の乗った鮭を仕入れているそう。お店で使用する新潟県産のコシヒカリと相性抜群の一品です。
どの具材にするか迷ったら、まずは焼き鮭を注文してみては。
また、1日5個限定で販売される「肉巻き」も好評です。
甘じょっぱい味付けの豚肉で、ぎゅっと巻かれた肉巻きおにぎりは、午後へのパワーチャージにぴったり！
店頭に並んでいたら是非チェックしてみてください。
筆者イチ押し！母の味を思い出すおにぎりセット
筆者がもっともおすすめしたいのは、ボリューム満点のおにぎりセット！
卵焼きや煮物など、母の味を思い出す懐かしい味のおかずと、「焼き鮭おにぎり」を含む詰め合わせをいただけます。
おかずの品々は日替わりで、それもまた店頭で実物を見るまでのウキウキポイント。母の味を思い出す、心温まるおにぎりセットです。
数に限りがあるため、おにぎりセットを確実に購入したい方は、当日10時までに電話予約してくださいね。
全国から厳選する食材へのこだわり
「美味しいものを皆さんに食べていただきたくて」
そう語る店主の西尾さん。米は、店主のふるさとである新潟県産のコシヒカリを使用。その米と相性のいい海苔を何種類も試し、現在の有明産の海苔にたどり着いたといいます。
「おにぎりに使う野沢菜は長野県から直接仕入れているんです。昆布は北海道から。そこの昆布がみんな美味しいと言ってくれますね」
海苔だけでなく、おにぎりの具材一つひとつの素材選びにこだわっているという西尾さん。
「おにぎりはシンプルな分、誤魔化しが利きません。だからこそ素材選びには特にこだわっています」
お客様の声から生まれるユニークなメニュー
「おにぎり専門店 結-YUI-」の魅力は素材だけではありません。店頭には定番メニューや季節限定品のほか、うなぎや炊き込みご飯など、バラエティ豊かな商品が並びます。これらは店主の気分で提供されるため、必ずしも毎日お目にかかれるとは限らないそう。
そんな数々のメニューの中で、筆者が特に印象に残っているのが「からあげおにぎり」です。
初めて口にした時、最後に顔を出す刻み生姜に思わず「えっ！」と驚きの声が。予想外の組み合わせでしたが、もちろん相性は抜群。この意外性のある美味しさに興味を持ち、メニューの誕生秘話を聞いてみました。
「『唐揚げのおにぎりが食べたい』というお客様と『私、刻み生姜が大好きなの』というお客様がいらして。唐揚げのおにぎりなら、マヨネーズを合わせるのが定番かもしれない。でも、もっと違う組み合わせができないかなと思ったときに、からあげとしょうがの組み合わせを思いついたんです」
「お客さまとの会話って、すごく大切なんですよね」と語る西尾さん。日々の何気ない会話の中から、新しいメニューのヒントが生まれているそう。これからどんな新メニューが誕生するのか楽しみです。
週末限定で楽しめる「おにぎり居酒屋」も
「おにぎり専門店 結-YUI-」は、金・土曜限定で「おにぎり居酒屋 結 -YUI-(夜の部)」の営業も行っています。店主の娘さんが主に運営を行い「牛すじ煮込み」や「とろろ昆布」など、あったかいメニューを提供。
一人や二人連れでの利用が中心で、男女問わず幅広い年齢層の常連さんが足を運んでくれるそう。また、帰宅途中にテイクアウトで家族の夕飯を買っていく方も多いようです。
「おにぎり専門店 結-YUI-」の公式Instagramでは、日替わりおにぎりの投稿や、具材別の解説が詳しくシェアされています。メニュー選びの参考にぜひチェックしてみてください。
店舗情報
◆おにぎり専門店 結-YUI-
住所｜埼玉県八潮市中央1-12-3
電話番号｜048-947-2363
営業時間｜月-金 6:30~15:00
定休日｜土日祝
URL｜公式Instagram
◆おにぎり居酒屋 結 -YUI-(夜の部)
住所｜埼玉県八潮市中央1-12-3
電話番号｜048-947-2363
営業時間｜金・土
TAKEOUT: 15:00～
EAT-IN: 17:00～
URL｜公式Instagram
