2025年の大阪・関西万博には、子どもも大人も夢中になれるパビリオンがいっぱい。
その中でも、親子におすすめなのが「PASONA NATUREVERSE(パソナ ネイチャーバース)」です!
「いのち、ありがとう。」をコンセプトにしたこのパビリオンでは、いのちの歴史や、からだのふしぎ、未来のくらしなどを体験しながら学べます。建物の形も中身もワクワクが詰まっていて、まるで“科学のテーマパーク”のよう。
今回は、みどころいっぱいの「PASONA NATUREVERSE(パソナ ネイチャーバース)」から、親子で楽しめるおすすめのコーナーを一部ご紹介します。

ぐるぐるの建物のナゾを解こう!

会場を歩いていると、ちょっと変わった形の建物が目にとまります。ぐるぐると巻いたその形は、なんと「アンモナイト」がモチーフ。昔の海の生きものなんです!

中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが「いのちの木」。その圧倒的な存在感に、誰もが足を止めて見上げてしまいます。
幹には、北海道や淡路島で見つかった「異常巻アンモナイト」など、太古の時代を物語る痕跡が組み込まれています。それらが、地球にいのちが誕生してから未来へと続く、長い長い時間の流れを静かに感じさせてくれます。
地球に生命が誕生する前から、インターネットやAIが台頭する現代、そして時空を超えた未来――大きな木の幹にある10層もの地層で、生命の進化を表現。幹から伸びる枝は、無限の可能性を表しています。
「からだゾーン」でふしぎ体験!

「からだゾーン」では、からだのしくみや医療の未来を体験できます。中でも注目は、“iPS心臓”とよばれる最先端の医療展示。実際に拍動しているようすを間近で見ることができ、「ほんものの心臓みたい…」と見入ってしまう子も多いそう。ドキドキしながら、いのちの大切さを感じられる体験です。
より”いのち”を感じられるように、iPS細胞の動きに合わせて流れる音にも注目を。そっと耳をすませてみてください。
土の中のふしぎな世界!Wonder Earthを探検しよう

今回、筆者がとくに注目したのが「Wonder Earth(ワンダーアース)」。ここでは、ふだん見えない“土の中の世界”を五感でたっぷり楽しめます。気づくと、自分が小さな生きものになって、土の中を探検している気分に。そんな不思議な世界が、目の前に広がります。
土の中には、ちいさなちいさな「微生物」たちが暮らしていて、自然を守ったり、野菜を育てたりと大活躍しているんです。

虫メガネをのぞくような感覚で、子どもたちは「えっ、こんなのがいるの?」と大はしゃぎ。科学にふれるきっかけにもなる、とっておきのコーナーですよ。時間の移り変わりや雨が降ったときの土の中の様子も体験できるので、時間をかけてさまざまな角度で観察してみてください。
「こころ・きずなゾーン」で未来の世界を旅しよう

展示を進んでいくと、思いやりや人とのつながりをテーマにした「こころ・きずなゾーン」に到着!「NATUREVERSEショー」では、27個の没入型のLEDキューブが動き、回転しながら、美しい映像で壮大なストーリーを展開します。「人と自然、テクノロジーの調和」をテーマにした約5分間のショーが楽しめます。
また、「きぼう船」という特別なシアターでは、未来の農業や病院、オフィスの様子を映像で旅することができます。まるで“未来の世界をのぞく窓”のような、親子で楽しめるゾーンです♪
おみやげも楽しい♪NATUREVERSE SHOP

パビリオンの最後は、みんな大好きおみやげコーナー。鉄腕アトムやブラックジャックのグッズがたくさん並んでいて、ファンにはたまらないラインナップです。
このパビリオンでの出会いがきっかけになり、鉄腕アトムやブラックジャックに憧れる子どもも出てくるのかもしれませんね。
未来につながる「ありがとう」を感じてみよう

「いのち、ありがとう。」って、元気いっぱいの子どもにはまだちょっと不思議な言葉かもしれません。でも、このパビリオンでさまざまな体験をすることで、いのちの存在やつながり、大切さなどに気づくきっかけが生まれるかもしれません。
私たちの社会は自然界の一部であり、人間も自然によって生かされている存在です。
~PASONA NATUREVERSE~
夏休みの思い出に、いのちのふしぎを体験しに行ってみませんか?「PASONA NATUREVERSE」には、子どもたちの未来につながる学びや体験があふれています。
◆大阪・関西万博 PASONA NATUREVERSE(公式サイト)
※この記事は、パソナグループの許可を得て取材・撮影を行っています。
