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自然  |    2023.09.10

日常の疲れを忘れさせてくれる『下田市 龍宮窟』で心のデトックス


相模灘と駿河湾に囲まれた伊豆半島。いつ訪れても素敵な出会いが待っています。

東伊豆の中腹に位置し、GEOパークとしても取り上げられている『下田市田牛(とうじ)』の名所と言われている『龍宮窟』は、時々ふらっと立ち寄りたくなる神々しさがある場所です。

上から眺め下ろす光景と、下で待ち構えている荘厳さは、心を洗われるかのような絶景。

ぜひ一度、足を運んでみてください。

下田市の『龍宮窟』で心の断捨離

伊豆をドライブしていると、ちょっとした穴場を見つけることが多々あります。

主要道路から少し外れると、滝や柱状節理や白浜などが目の前に広がる、自然豊かな土地です。

南伊豆エリアの下田市にもちょっとした寄り道スポットがあります。

それが『龍宮窟』です。

この龍宮窟に到着するまでに、いくつもの海水浴場を通り過ぎていきます。

到着間際にも2〜3つの海水浴場があり、サマーシーズンは1,500〜2,000円の駐車場料金が発生してしまうのでご注意ください。

龍宮窟目の前の駐車場も、サマーシーズンは500円の駐車料金が徴収されています。

周辺で泳ぐ場合は、1日料金として2,000円の駐車料金となることを覚えておきましょう。

ちょっとしたハイキングコース

山道ほどキツくなく、10分ほどで外周を歩ける距離も、ロングドライブで疲れた体を伸ばすのにちょうど良いハイキングコースになっています。

入り口には手作り感満載の支え棒・杖が常設されているので、ちょっと上りに不安を感じる方は両手に持ってストック代わりに使ってください。

道は整備されているので、比較的歩きやすい道になっています。

急ではありませんが、手すりがあるわけではないので、谷側を歩く時は足を踏み外さないようにしてください。

コースは入口の時点で右回りと左回りに分かれていますが、どちらから回っても行き着くのは同じ出入り口です。

木々が作る影が、夏場の熱気を抑えてくれています。

そして、海風が通るので歩いていても苦しくありません。

ここを歩いている時間だけは夏の暑さを忘れさせてくれます。

ハート型に見える見下ろしポイント

右回りでも左回りでも、ちょうど相対する位置に見下ろしポイントが用意されています。

この形が自然の力によって作られたということで、恋愛パワースポットとして紹介されることもしばしば。

※注意

撮影の際は、カメラやスマホの落下にくれぐれもご注意ください。

下に回収には行けますが、ここの真下は浅いながらも『海』です。

海水は防水機能だけでは対応できないので、水中カメラ以外は回収できても塩害で壊れてしまいます。

窟内は階段を降りてすぐ

上から見下ろしていたハート型の左側に通じる階段を下ると、目の前に広がるのはこの光景です。

洞穴の向こう側から差し込む光は、眩しすぎてその先にあるものを白飛びさせてしまうほどの輝きで、訪れた人の心の中を洗い流してくれるよう。

そして、潮騒がとても心地よく耳の奥で響いてくれます。

今回は日中に訪れましたが、龍宮窟が最高に神秘的になる瞬間は『明け方』と『夕暮れ時』です。

洞穴から差し込む光は、時間によって色が変わります。

明け方はまだ光が弱く、白い砂と水の色が混ざりエメラルドグリーンの海面と、洞穴に反射して青い光があたりを包みます。

夕暮れ時は、山に太陽が隠れる前のほんの数分間だけ、その日ごとに変わる景色を楽しませてくれます。

サンドスキーもできる寄り道スポット

龍宮窟の真横にあるのは『田牛サンドスキー場』です。

砂そりを楽しみ、何度も砂丘を走って登る子供は常に笑顔に溢れています。

たまには童心に返り、はしゃいでしまうのも悪くないものですよ。

まとめ

訪れるたびに違った表情で楽しませてくれる下田市田牛の『龍宮窟』は、疲れた時にこそ訪れてほしいスポットです。

施設の情報

龍宮窟
〒415-0029 静岡県下田市田牛
営業時間:自由入場
施設料金:無料
駐車場:あり(サマーシーズン有料)
トイレ設備:あり

https://goo.gl/maps/UTrnFVG6R3kzeFZo7

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この記事を書いた人

nono

海の近くに住みたくて埼玉→伊豆への移住を果たしたライター / フリーランスユニオン『お仕事のかけはし』代表 / 楽しそうなことを追い求めて生きています / 伊豆の楽しさと美しさをご紹介します

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