こんにちは!Mediallライターの犬山涼です。
そろそろドライブに良い季節になってきましたね。
四国には様々な絶景スポットがありますが、今日は「UFOライン」と「寒風山トンネル」をご紹介します。
私と一緒に走ったバイクはスズキ・ジクサー150です。大きなバイクではありませんが、すっきりとした車体と綺麗な赤のカラーリングがカッコいいバイクです。
UFOラインは愛媛県と高知県の県境にある標高1,300m~1,700mに位置する道で、尾根伝いに走るルートは天空へと続くかのような展望が人気です。
今回の記事では、紅葉の時期にぴったりのドライブルートをご紹介します。
最高の天気で出発!国道194号線はのんびり走るだけで最高のドライブ
UFOラインは東西に広がる町道で全長27kmもあります。入り口は東側と西側にありますが、住んでいる場所から近い東側から入ることにしました。
そのためにはまず、四国地方最長のトンネル「寒風山トンネル」へと向かいます。
寒風山トンネルへは愛媛県西条市にある加茂川沿いを走る国道194号線を利用します。
中央線のある大きな道で走りやすく、ゆっくりと走るだけで気持ちいい道路になっています。
山々の間を流れる川沿いの道をのんびりと走っているだけで最高の気分です。
途中には川沿いの絶景が楽しめるポイントもありますよ。
5,432mってどれくらい?10分走り続けても出口が見えない「寒風山トンネル」
寒風山トンネルは高知県いの町と愛媛県西条市とを繋ぐトンネルで、全長5,432mもあります。四国地方で最も長いトンネルです。
また、人や自転車などが通れるトンネルとしては日本一なんだそうです。
実際に通行すると、行けども行けども出口が見えない…ひたすらに真っ直ぐで登り勾配を進み続けている状態でした。もしかしたら、このまま出口がなくて別の世界に行ってしまいそう~。なんてことも思ってしまいます。
高知側の入り口です。トンネルの中はひんやりとしていて、とても涼しかったです。
このトンネルができるまでは今から走る予定のUFOラインへと続く峠道を通って50分近くかけて山越えをしていたそうです。このトンネルを作った人たちの努力や苦労をうかがい知ることができます。
いざ「UFOライン」へ!の前にここから大変な道のりに…
寒風山トンネルを抜けて高知側へ着いた先ですぐに国道を外れます。いよいよここから山道へと入ります。
UFOラインの入り口には寒風山トンネルからまだまだかかります。
中央線のない道をひたすら30分~40分ほどかけてゆっくり安全に登っていきます。
途中に180度どころか200度くらいありそうなつづら折りのヘアピンカーブをいくつも越えていかないといけません。
紅葉の季節など良いシーズンの時には交通量も増えるので注意が必要です。
木漏れ日が溢れて美しい緑を見せてくれる道でもあります。
標高も高くなり、今の時期はちょうど涼しくて気持ちよいくらいの気温になっていました。
長い道のりの果てに辿り着いたUFOライン入り口です!
UFOライン(町道 瓶ヶ森線)への入り口へとたどり着きました。
ここには駐車場と公衆トイレ、シーズン中や土日にはオープンしている店があります。
休憩をここで取っておくのが良いですね。
私も少しばかり休憩をすませ、いざUFOラインへ進みます!!
UFOラインの絶景スポットはここからもうしばらく進みます。
少しずつ稜線沿いの道へと変化していき、途中にはいくつものトンネルが現れます。
山の崖をそのままぶち抜いたようなトンネルが多数あり、どれも味わい深い形をしています。
とうとう辿り着いた天空の道「UFOライン」最高の絶景ルート!
入り口から30分ほど進むと辿り着きました!!
森林限界の上を尾根伝いに走るUFOラインです。どこをみても絶景!走っても最高!です。
天気も良く午前中は30度を超えるほど暑かったですが、標高1800m以上に位置するこの場所は肌寒さを感じるほどでした。
UFOラインから見える展望です。眼下には四国山脈の山々が連なっているのが見えます。
晴れて見通しが良い日には太平洋まで見えることもあるそうです。
紅葉の時期が人気で、これからの季節はもっと美しい姿を見せてくれることでしょう。
UFOラインに行くときに気を付けることは?
- ・途中の山道から道路の状態が悪くなっています。カーブもたくさんあるので大きな車で向かうと大変かもしれません。
- ・紅葉のシーズンは人気の為、交通量が増えます。離合しにくい場所もたくさんあるので、通行には注意してください。
- ・標高1500m以上の場所は思っているよりも寒いです。季節によってはしっかりと防寒対策してください。
- ・11月末までが通行可能です。12月~4月の間は通行止め期間となっています。
また、今シーズンは11月末までUFOラインの途中で道路工事が行われていました。
平日は時間通行止めが発生しています。(土日は基本的に工事は行われていないそうです) - ・奥深い山の中ですのでお店や休憩する場所が限られています。準備はしっかりとお願いします。
まとめ
自宅から3時間以上かかり、大変な道のりでしたが、ここでしか見れない絶景は疲れも吹っ飛びました。
四国には沢山の絶景観光スポットがありますが、UFOライン(町道 瓶ヶ森線)はその中でも紅葉の美しさや山々が見られる道として有名です。
神秘さと絶景が感じられるUFOライン、いかがだったでしょうか。
是非四国へ来られた際に訪れてみてください。
本日のルート
- ・国道194号
- ・寒風山トンネル
- ・UFOライン
Mapでは55分と表示されていますが実際は1時間半以上必要とお考え下さい。