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アクティビティ  |    2024.01.16

鹿児島で桜島の絶景を360度満喫!フェリーや城山からの眺望も

鹿児島と言えば桜島。

関東に住んでいる筆者にとって初めての鹿児島への旅。
桜島はどこから見えるの?
桜島にはフェリーで渡れるの?

行く前は謎だらけでしたが、フェリーに乗ったり、車で移動したりして桜島の眺めを堪能しました。
今回は鹿児島を2日かけて回った桜島の絶景スポットをご紹介します。
11月下旬の暖かい日に、鹿児島空港からレンタカーを借りて出発しました。

仙巌園から桜島の絶景を楽しむ

仙巌園からの桜島の眺め

最初に名勝 仙厳園(せんがんえん)をご紹介します。
仙巌園は鹿児島空港から車で40分の、鹿児島市内では外せない観光スポット。
1658年に薩摩藩主19代の島津光久によって築かれた島津家の別邸です。

仙巌園があるエリアは、「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されたことでも有名です。

仙巌園から見た桜島の迫力には驚きました。
活火山をこんなに間近に見られる場所は滅多にないので、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

仙巌園の庭

仙巌園はおよそ1万5千坪の広大な敷地で、御殿や28代当主島津斉彬が築いた反射炉跡などの見どころがあります。本格的な庭園をゆっくり見て歩くには2時間はかかるでしょう。

園内を歩き疲れたらお茶所で休憩。

両棒餅屋さんの両棒餅

両棒餅屋さんで、鹿児島名物の両棒餅(ぢゃんぼもち)をいただくことに。砂糖醤油味のお餅で、お茶とともに素朴な味わいを楽しみました。

城山公園から桜島の絶景を楽しむ

城山公園周辺からの眺め

次に向かったのは仙巌園から車で10分の城山公園展望台で、標高107m。鹿児島中央駅からのバスでは約25分かかります。展望台からは鹿児島の市街地や桜島が一望できます。

城山公園周辺には、西郷隆盛が最期の5日間を過ごしたと言われる洞窟のように西南戦争にまつまる史跡が点在しているので、散策するのもよいでしょう。

桜島の噴煙を見ているうちに、遠くからだけでなく、フェリーで桜島に近づいてみたくなりました。

フェリーで桜島の絶景を楽しむ

フェリーからの桜島

次の日も快晴で、フェリーで桜島に行くことにしました。
桜島まで渡るフェリーターミナルは、かごしま水族館の近くにあります。
予約は必要なく、桜島に渡ってから運賃を支払う仕組みです。

乗車運賃 大人:200円(中学生以上)、子供:100円 自動車:1070円~(大人1人含む)
車ごと乗船でき、乗り場から桜島までは約15分(15~20分おきに出航)。

フェリーが桜島に近づいていくと、ワクワクした気持ちが抑えきれません。

湯之平展望所からの桜島・南岳

桜島に渡るとフェリーターミナルに観光案内所があるので、桜島の楽しみ方を相談してみるのもよいでしょう。

筆者も、観光案内所でおすすめされた湯之平(ゆのひら)展望所まで行くことに。展望所は桜島の中で最も高い場所にあり、山が間近に広がる景色を楽しめました。

黒神埋没鳥居

次に、展望所を下って、島を時計回りに黒神埋没鳥居まで行ってみました。 鳥居は腹五社神社(黒神神社)にあり、1914年(大正3年)の桜島の大爆発で噴出した火山灰によって高さ3mあったものが埋め尽くされたのだそう。

この鳥居が残されたことによって、当時の噴火の恐ろしさを実感することができます。 また、鳥居の近くの黒神ビュースポットでは桜島の火口から煙が出ている様子が見られます。

壺畑から桜島の絶景を楽しむ

坂元のくろず「壺畑」情報館からの桜島

鳥居はフェリー乗り場の反対側なので、戻らずに違う道を利用することにしました。
実は桜島は陸地でつながっていて、フェリーに乗らずに鹿児島空港へ行けます。

車を海岸沿いに走らせると、途中の「坂元のくろず『壺畑』情報館」に立ち寄ることに。ここでは、桜島を背景に手前に壺畑が広がる絶景を楽しめます。この壺で黒酢が製造されていることから、辺りにはお酢の香りが漂っていました。

情報館はお酢の製造過程を見学しながら、黒酢を求めたり食事を楽しんだりできる施設です。

ここから車で約30分で鹿児島空港に着きました。

まとめ

今回は、仙巌園や城山公園、フェリーで渡った桜島での眺めなど、360度桜島をぐるっと満喫できる絶景スポットをご紹介しました。

2日間でゆったり回れるコースです。
今度は、あなただけのビュースポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

鹿児島の桜島を堪能するコース(2日間)
■1日目
仙巌園
城山公園展望台

■2日目
桜島フェリーで鹿児島港→桜島港へ
湯之平展望所
黒神埋没鳥居
坂元のくろず「壺畑」情報館


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この記事を書いた人

瀬崎 貴子

地方から東京の郊外に移り住み、あっという間に子育てが終了。この街が第二の故郷となりました。ここで多くの人に支えられたので、街の魅力を少しでも伝えていけたらと思います。人とのつながりを大切に生きていくのが目標。小京都や美術館めぐり、食べ歩きが好きです。

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