Mediall(メディアール)

オンリーワン・ナンバーワンをキュレーションする地方創生メディア

アート  |    2023.05.19

唯一無二のキャラクター:ヒダカナオトさんが描く「たにくの森」の生き物たちの魅力とは?

奈良県ってどんなところ?

みなさん、奈良県といえばどんなイメージがありますか?奈良県では、古くからの日本の街並みや歴史的建造物を楽しむことができ、特に奈良公園の鹿や東大寺の大仏が有名です。なぜ奈良県には鹿が多いんでしょうか?

実は、奈良県では、鹿は神様の使いとして古くから手厚く保護されてきており、奈良公園の鹿は天然記念物として保護されています。奈良公園には、なんと1500頭近くの鹿がいるんです。

ヒダカナオトさんって?

そんな歴史ある自然豊かな奈良県で活動されているのは、イラストレーターのヒダカナオトさんです。

ヒダカさんは、主に空想の生き物や植物のイラストを得意とされており、また奈良県で「Gallery & shop一風(いっぷう)」を運営されています。店内の雰囲気もとても素敵ですね!

ヒダカナオトさんといえば、大人気なのが「ぼんやり子だぬき」というこちらのたぬきの置物たち。

ころんとしたフォルムと柔らかな色合い、じっと見つめてくる目つき、尻尾の形、どの子たちもとても可愛らしいですよね。ピンとくる子たちを探すのも楽しそう。

イラストだと、より色んな表情の子だぬきたちが。

また、こちらの「ムウとシュウ」のソフビも人気のシリーズです。ムウとシュウは、ヒダカさんが作り上げた空想の森「たにくの森」に住む不思議な生き物たち。ヒダカさんの世界観をそのまま形にした、素敵なシリーズです。

ヒダカナオトさんの個展にお邪魔してみました!

そんなヒダカナオトさんの個展が2023年3月10日~22日の間、東京で開催されているとのことで、お邪魔してきました!

個展が開催されたのは、JR東京駅構内グランスタ東京にあるショップ&ギャラリー「VINYL」です。

今回の展示は「あたたかい森」と題し、多様な植物が生い茂る「たにくの森」にやってきた春を気ままに過ごす森の生き物たちを描いています。

実際に作品を見てみると、どの作品もとても繊細で柔らかな色合いで、絵本のページをそっと一枚一枚めくっていくような気持ちになります。

ヒダカさんの描く「たにくの森」には大きな生き物からとても小さな生き物まで様々な生き物が住んでいます。どの生き物も、みな気ままにのんびりと、幸せそうに過ごしていて、見ていてとても穏やかな気持ちになりました。

目をじっと凝らして作品を見ていると、とーっても小さな生き物たちも。ムウとシュウも楽しそうに過ごしていますね。

どの生き物も、表情がとても豊かで見入ってしまう作品ばかりでした。

やっぱりグッズが見逃せない!

ヒダカナオトさんの個展で見逃せないのがグッズたち。「ぼんやり子だぬき」や「ムウとシュウ」たちはもちろんのこと、Tシャツやトートバッグ、ポストカード、アクリルキーホルダーなどなど、会場には様々なグッズが。可愛くて目移りしてしまいます。

今後もヒダカナオトさんの活動から目が離せない!

ヒダカさんの作品は、どれもヒダカさんの描く空想の世界観にぐっと引き込まれるものばかり。そこから生まれるキャラクターとユニークなグッズたちは唯一無二のものでした。

ヒダカナオトさんは、奈良県で活動されていますが、定期的に個展も開催されています。また、グッズは通販でも定期的に販売されていますので、ぜひSNSでチェックしてみてくださいね!奈良県に行かれる際は、「Gallery & shop一風(いっぷう)」で空想の世界に入り込んでみるのはいかがでしょうか。

お店の情報
  • Gallery & shop一風(いっぷう) 奈良県奈良市南市町17番地
  • 11:00〜18:00/火曜・水曜定休
  • お問い合わせ:ippu.gallery@gmail.com

記事をシェアする

この記事を書いた人

tumugi

エッセイとアート記事を書く人

関連記事