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フード  |    2023.11.06

段戸牛の贅沢ランチが激うまっ!設楽町のログハウスレストラン「ばんじゃーる駒ヶ原」

愛知県北東部に位置する設楽町。設楽町は敷地面積の9割が山林で、3つの河川「豊川・矢作川・天竜川」の水源地となっています。

この記事では、そんな自然豊かな愛知県の設楽町にある、ログハウスレストラン「ばんじゃーる駒ヶ原(こまがはら)」を紹介します。

「ばんじゃーる駒ヶ原」はどんなお店?

外観・店内の様子

お店は朱色の屋根が特徴的なログハウスです。建物の周りには、色鮮やかなお花がたくさん飾られていました。

周りは山に囲まれており、虫や鳥の鳴き声など大自然を味わえたため、自然を求めている方にはおすすめです!

店内入り口には「WELCOME」と彫刻が施された、木製の牛さんがお出迎えしてくれました。

席は「店内」と「テラス」があり、空いていたため好きな方を選べました。

店内に5テーブル、テラス席に15テーブルほどあり、最大80人くらいは座れると思います。

店内には暖炉があって素敵な雰囲気でしたが、今回は天気が良かったためテラス席を利用しました。

テラス席には、BBQ席が2つありました。事前に予約しておけば、1人3,500円で利用できます

BBQ席の目の前には、川が流れていたり緑いっぱいの山があったり、最高の景色が広がっていましたよ。

お店のこだわり

ばんじゅーる駒ヶ原は、設楽で育った食材(段戸牛、高原野菜、名倉米)が味わえるお店です。

メニュー数は少なく、段戸牛を使ったお肉料理がメインとなっています。

野菜は深層のおいしい水で育った「高原野菜」、お米は噛めば噛むほど旨味と甘味が増す「名倉米」を使用しているそうです。

店内には、その日の朝に採れた「朝どり野菜」や「段戸牛」が販売されていました。

朝どり野菜はすべて100円で、左側にある緑色のボックスにお金を入れる無人販売スタイルです。

店名「ばんじゃーる」に込められた想い

「ばんじゃーる」は、インドネシア・バリ島にある地域コミュニティ(最小単位の組織)を表す言葉です。

「jar」にはバリ語で「悲しい」という意味があり、「Banjar」は「悲しいことをなくすための助け合いの組織」を意味します。

設楽町で育った食材を利用することは、設楽町の農家さんや酪農家さんたちの助けにもつながるため、まさに「ばんじゃーる」が意味することを実現しているようでした。

ログハウスはお店の横の山から木を切り出し、仲間と一緒につくったそうですよ。

「ばんじゃーる」の意味やお店づくりの過程を知ると、お店の見え方がずいぶんと変わってきますね!

お金さえ払えば、どこからでも取り寄せができる現代ですが、地産地消に取り組み、地域のみんなで助け合うことが、食料自給率UPにつながるかもしれないと感じました。

ばんじゅーるで味わえる「段戸牛」とは?

標高900mにある「たけうち牧場」で飼養

段戸牛は、ばんじゃーる近くの「たけうち牧場」で飼養されているオリジナルブランド牛です。

たけうち牧場は1981年に創業し、現在は11棟の牛舎で500頭を飼養しています。

出典:たけうち牧場 公式サイト

段戸牛は、東京や京都の名店、愛知県内の高級飲食店でも使われているそうです。

柔らかくてジュージーな「段戸牛」

段戸牛の特徴は「肉質のきめ細かさ」「脂の融点の低さ」「赤身の味の濃厚さ」です。

おいしさの秘密は、飼育環境(ほぼ無菌のきれいな地下天然水と夏でも涼しい気候)やこだわりの飼料にあるそうです。

飼料は地元醸造会社「関谷醸造」の酒粕を加え、敷料には地元製材工場のおが粉を使用しています。

段戸牛の絶品ハンバーグをいただきました!

今回は、ビーフハンバークセット(税込2,000円)を注文しました。

ハンバーグ、ご飯(おかわり可)、スープ、サラダが付いて、税込2,000円はコスパが良い気がします。

サラダは「トマト」「ごぼう」「セロリ」「みょうが」「にんじん」「きゅうり」「大根」が酢漬けになっており、軽く胡麻がかかっていました。

スープは、秋らしい「かぼちゃスープ」でした。

サラダもスープも素材の良さを活かした優しい味付けで、とてもおいしかったです。

メインのハンバーグは、想像以上に分厚くて、デミグラスソースとの相性が最高でした!これはご飯が進んでしまいますね。

ハンバーグの中には「マッシュルーム」「にんじん」「いんげん」「じゃがいも」と具材がたくさん入っていましたよ。

個人的には、ほどよく焼かれて香ばしい「じゃがいも」がお気に入りでした!

最後に

今回は、「ばんじゃーる駒ヶ原」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

休日は混雑することもあるため予約をしておくのがおすすめだそうです。

予約は「ネット」か「電話」でできます。ただし、ネット予約は2日前まで電話予約はAM9:30-15:30の時間帯のようなのでご注意ください。

車がないとアクセスが難しい場所ではありますが、自然あふれるとても素敵な場所なのでぜひ行ってみてください!

冬場の営業はしておらず、今シーズン(2023年)の営業は11月20日までとなっています。

ばんじゃーる駒ヶ原の情報

◯営業時間
・ランチ 11:00-15:00(LO 14:30)
・ディナー 17:00-19:00(予約制)
◯定休日:火・水・木曜日(祝日は営業)
 ※営業期間は4月下旬-11月下旬
◯住所:愛知県北設楽郡設楽町西納庫駒ケ原99-1
◯アクセス
・東名高速「豊川IC」から車で90分
・新東名「新城IC」から車で50分
◯電話番号:0536-65-0437
◯支払い:現金・クレジットカード・PayPay
◯駐車場:あり(10台以上)
◯公式サイト:https://www.banjarkomagahara.com

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この記事を書いた人

kohei okada

愛知県豊田市の田舎に住んでいるWebライターです。田舎に眠っている古き良き「モノ・こと・場所」の魅力を伝えていきます。地方には日本の伝統文化や職人技術などの素晴らしいものがたくさんありますが、過疎化によって担い手がいなくなっています...。そんな現状を知り、少しでも個人でできる活動をしたいと考えました。『Mediall』を通して、地方の魅力を知ってもらう「キッカケ」を与えられるように執筆します。

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