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フード  |    2023.12.12

生産者とお客さんをつなぐ|こだわりの商品が並ぶ量り売りのお店「秤 HAKARI」

「必要なものを 必要なぶん 必要なかたへ」
スパイスや雑穀などの量り売り、そして岩手県や北東北の生産者の商品を購入できるお店です。
店主の山本茂直さんが「つなぎて」となり、魅力的な商品を提供している「秤 HAKARI」をご紹介します。

量り売りのお店をオープンするきっかけ

盛岡市内で「Sake & Wine Mine(ミネ)」を営む店主の山本さん。
量り売りのお店を作りたいと思ったのはオーストラリアのメルボルンにあるお店がきっかけだったといいます。


 メルボルンにいいなとイメージしているお店があります。
 塩、ブレンドのスパイス、お菓子の材料など少量ずつ買えるお店です。
 要するに、さまざまな商品を売っている。それがすごくいいなと思っていて。
 日本にもこういったお店があったらいいなというのがスタートでした。
 地元の人も行くし、かさばらないのでお土産にも買って帰れるんですよね。

生産者とお客さんをつなぐ「つなぎて」になりたい

沢山の商品が並ぶ店内。山本さんにこだわりを伺いました。


 例えば日本国内でも「遠くにいる誰かの物」を扱うよりは、岩手や北東北など近いところにいて、かつ、地元に根ざした生産物を扱いたいと思っています。

 大量に作っていないけれど、食べたらやっぱり美味しいというものをお伝えしたいと思ったんです。
 目的なのではなく、商品をお渡しする手段として「量り売り」をとっています。

さらに生産者とお客さんをつなげる役割を担いたいと語ります。


 私は「つなぎて」になりたいと思っています。
 生産者から食材をお預かりし、お客さんにお渡しする。
 その反応を生産者にもちゃんとお返ししたい。
 月に1度は生産の現場に足を運んで、お客さんの声を直に伝えています。

 「どこかの誰かが作った何か」ではなくて、生産者の顔が見えて思いがつまっているもの。
 プロセスが分かっているもの。
 岩手県産、北東北産のものについてはこういった商品が店内に並んでいます。

 また月2回ほど生産者の方を呼んでマルシェも開催しています。
 生産者が直接お客さんの声を聞ける場もあった方がいいんだろうなと思って

店主こだわりの商品が並ぶ店内

店内には雑穀、豆類、はちみつ、スパイス、塩、油、きのこ、玄米など60種類ほどの商品が並べられています。(取材時)
商品例をご紹介します。

スパイス類
岩手県産・北東北産の雑穀や豆類など

単体では食べにくい雑穀も美味しく食べられるようにミックスされた商品もあります。

岩手県産は量り売り以外の商品も

岩手県内の生産者の商品が並んでいます。
ソーセージや乳製品などの冷凍・冷蔵商品も購入可能です。

カフェメニューは3種類のコーヒーと2種類のラテが注文できます。
ラテはココアのような味わいのキャロブラテと、抹茶ラテのような味わいのモリンガラテ。
どちらも栄養価の高いことが特徴です。

量り売り商品の購入方法

量り売り商品を購入の際は、ぜひお気に入りの容器をお持ちください。
空き瓶やジップロックなど利用可能です。
なお店内には有料の風袋とデポジット制の瓶もご用意しています。

【購入の手順】

①好きな商品を好きなだけ袋や容器に入れる

容器や袋に好きな量を入れます。
1g当たりの値段は商品が入っている瓶に記載されています。

②商品をレジに持っていく

レジに持っていくと、重さをはかり値段を出してくれます。

 

まとめ

雑穀やソバの実などを初めて購入するため不安という方も、美味しい食べ方をお店の方に聞けるので安心して買うことができます。
生産者のお話をじっくり聞いてお気に入り商品を探してみてくださいね。

カフェメニューのみの利用も大歓迎とのこと。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。

【店舗情報】
秤 HAKARI
住所:岩手県盛岡市材木町5-3 ヴィラ芙蓉1F
営業時間:11時~17時(土曜日は18時閉店)
営業日:Instagramをご確認ください
Instagram:https://www.instagram.com/hakari_morioka/

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この記事を書いた人

mochizukinae

岩手県在住。 2歳の子どもを育てるママライターです! 岩手の魅力を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。

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