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フード  |    2024.03.11

気兼ねなく子どもと食事が楽しめる|優しさいっぱいの子育て支援カフェ「みらいのテーブル 門前仲町」

東京メトロ東西線門前仲町駅から徒歩2分。
和菓子屋さんや骨董屋さんなどが立ち並び、昔懐かしい雰囲気が漂う深川不動堂参道。
駅から深川不動堂に向かって歩くと、アーチ型の入り口が目をひくかわいらしいお店が見えてきます。

今回は、保育所(さくらさくみらい)の運営など、子育て支援事業を展開する「株式会社さくらさくプラス」と、人気ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」のコラボレーションでスタートした、子育て支援カフェ「みらいのテーブル 門前仲町」におじゃましました。

思わず入りたくなるアーチ型の入り口。外からもパンを作る様子が見学できる。(画像提供:さくらさくプラス

店内にはワクワクする仕掛けがたくさん!多くのお客様に支持されるベーカリーカフェ

2023年1月にオープンした”みらいのテーブル 門前仲町”。「子連れでもゆっくり食事を楽しめて、子どもも大人も行きたくなるお店」をコンセプトに始まったカフェですが、老若男女さまざまなお客様が来店されるそうです。モーニングの時間帯は、近隣ホテルに宿泊する外国人観光客の利用も多いのだとか。

実際にお伺いしたお昼の時間帯も子連れの方はもちろん、ランチを買いに来たサラリーマンの方や、おじいちゃんおばあちゃんなど多くのお客様で賑わっていました。

トンネルをイメージしてデザインされた店内通路(画像提供:さくらさくプラス

お店に入ると左手にずらっと美味しそうなパンが並んでいました!店内はゆったりとした音楽が流れ、パンのいい香りに包まれます。並んでいるパンはどれも美味しそうで目移りしてしまうほど。

いろいろな表情が楽しいタコさんパン

手前には子どもでも選びやすいように低い棚が設置されており、子どもが喜びそうな”米粉蒸しパン”や”タコさんパン”が並んでいました。タコさんの表情が一つひとつ違い、どれを選ぶか考えるだけでも楽しめます。

トンネルの先には明るく開放的な空間が広がる

トンネルモチーフの通路を抜けると、奥には明るく開放的なイートインスペースが設置されていました。木の温もりを感じられる空間に癒されます。

光がたくさん入り、木の温かみが感じられる店内

テラス席の隣には深川公園が広がっています!子どもが遊ぶ姿を見守りながらゆっくりランチやティータイムを取ることも可能。冬は屋外ストーブが完備されているので温かいですよ。お天気のいい日はゆっくりテラスで過ごすのがおすすめです。
(※現在、深川公園は原っぱ整備工事のため一部エリアが封鎖されています。詳しくはこちらをご確認ください)

深川公園で遊ぶ子ども達の元気な声が聞こえてくる(画像提供:さくらさくプラス

食パンを使ったカリッもちっ食感の「ハニートースト」が絶品

カリッと焼かれた食パンとほんのり溶けたバニラアイスの組み合わせが満点

たくさんあるメニューの中から迷いに迷って、店員さんおすすめのハニートーストを注文しました。”パンとエスプレッソと”でも人気の高い、食パン”ムー”を使ったトーストは、外側はカリッ、中はふわふわもちもち食感。冷たいバニラアイスとはちみつをからめて食べると一気に幸せが押し寄せます。一緒に注文したアメリカーノとの相性もバッチリ。

左上から時計回りに、3種の米粉蒸しパン、コロネチョコ、タコさんパン、伊勢屋あんぱん

結局1つには決めきれず、しっかりテイクアウト用に何個か購入しました。

深川伊勢屋さんとコラボレーションしたあんぱん、贅沢にチョコを使ったどこを食べてもチョコレートを感じるコロネチョコ、子ども用に3種の米粉蒸しパン(さつまいも、かぼちゃ、ほうれん草コーン)、もちろんタコさんパンも。

翌日の朝ご飯に出したら子どもが大喜び!
3種類の蒸しパンは自然な甘みが感じられる優しい味でおいしかったです。

保育の現場で大切にしている「食育」の観点をカフェにも

株式会社さくらさくプラスが運営している保育園さくらさくみらいでは、食育の考えを大切にしており、子どもが食材に触れられる機会を作っているそうです。自分たちがいつも食べている食材の形や色、感触などに触れ、食に興味を持ってもらう取り組みが行われています。

保育の現場でも力を入れている食育の考えがカフェにも浸透しており、素材本来の味をいかして安心して食べられるものを提供したいという思いが感じられました。

子どもと保護者に優しい工夫がいっぱい

小さな子どもがいても気兼ねなく利用できるように、数々の工夫が施された店内。

ベビーカーでの来店が可能なのはもちろん、ベビーチェアや授乳ケープも無料で借りられます。壁にかけられた絵本は自由に読むことができ、カウンター席の横には子ども心をくすぐる小さなトンネルが!通り抜けできるトンネルで遊びながら、楽しくカフェタイムを過ごせます。

子どもと保護者のことを考えた嬉しい設備の数々

お手洗いにはオムツ台が完備され、オムツごみ専用のゴミ箱まで設置されています。

「ベビーフードの持ち込みも可能です。ミルクのお湯もこちらで用意できるのでお気軽にお声かけくださいね」と店長さんが教えてくれました。

至れり尽くせりの設備が整った店内。子連れでも気兼ねなく利用できるのが嬉しくて、何度も来たくなるお店です。

子どもが安心して食べられるベーカリーメニューを増やしたい

深川不動堂参道に位置する「みらいのテーブル 門前仲町」(画像提供:さくらさくプラス

今後のお店の展望をお伺いしたところ「子どもが安心して食べられる、素材の良さをいかしたベーカリーメニューを増やしていきたいです」と店長さんは話してくれました。

2024年4月、月島に2号店がオープン予定だそう!大人も子どももゆっくり過ごせるカフェが増えるのはとても嬉しいですね。門前仲町に来た際は”みらいのテーブル 門前仲町”でゆっくりカフェタイムを過ごすのはいかがでしょうか。

【店舗情報】

みらいのテーブル 門前仲町
住所:〒135-0047 東京都江東区富岡1-14-5
電話番号:03-5809-9039
営業時間:平日 9:00~18:00 、土日祝 8:30~17:30(※営業時間は変更になることがあります)
定休日:水、木
席数:24席

おすすめメニューや最新情報はInstagramをご確認ください。

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この記事を書いた人

岸野 真利英

北海道旭川市出身、東京在住で、バリスタをする傍ら2人の子供を育てるママライターです。周りは自然や公園が多く、下町文化の中に新しいカフェも点在しています。素敵なお店や地域の魅力をシェアできたら嬉しいです。北海道に帰省する際は、地元の情報も発信していきますね!夢はライターをしながら北海道と東京の2拠点生活を実現することです。

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