みなさん、日本酒はお好きですか?
新潟県出身の私はお酒が大好きですが、中でも1番好きなのは日本酒です。
初めて行く土地では必ず地酒を飲んでいます。
私が生まれた新潟県は日本一酒蔵が多い県で、その数はなんと約90蔵!
日本酒好きであれば、新潟県はぜひ訪れてください。絶対においしい日本酒に出会えます。
今回は、東京都で行われた「朝日酒造」主催のイベントに参加した様子をお伝えします。
朝日酒造とは?
朝日酒造は、1830年創業の新潟県を代表する酒蔵です。
新潟県長岡市朝日で、新潟県産米100%にこだわった酒造りを行っています。
代表銘柄は「久保田」「朝日山」。
新潟県民なら知らない人はいないであろう有名ブランドです。
今回のイベントでは、この久保田を心行くまで堪能してきました。
「ご当地グルメ×久保田 体験イベント」に参加してみた
今回イベントが行われたのは、東京都文京区水道橋のレンタルスペースです。
16名限定のイベントで、参加者の出身県は兵庫県、静岡県、神奈川県などさまざま。
新潟県のお酒が全国の人に愛されていると再確認できました。
このイベントでは、全国各地のご当地グルメと一緒に久保田を味わえるそうで、申し込んだ時からずっと楽しみにしていました。
ちなみにこの日に提供される久保田は6種類で約2.3合だそうです。
さらに、何種類かはオンテーブルでお代わりができるシステムのため、やわらぎ水をしっかり飲み、無理せず楽しみます。
1品目:海宝漬×久保田 千寿 吟醸生原酒
まず1品目は、岩手県のご当地グルメ「海宝漬」からスタートしました。
しょうゆで漬けためかぶに、やわらかく煮たアワビやいくらをトッピングしたもので、地元では高級な贈答品の定番だそうです。
海宝漬には、「久保田 千寿 吟醸生原酒」を合わせます。
1月に出荷されたばかりの冬限定のお酒です。
吟醸生原酒なのでアルコール度数は19度と高めです。でも、それでいて千寿の飲みやすさとキレも感じられるので、気が付いたらおちょこが空になっていました。
この組み合わせだけで、しばらく飲めそうです。
2品目:笠戸ひらめ×久保田 碧寿
2品目はひらめのお刺身をいただきました。
笠戸ひらめは、山口県のブランドひらめで、夏みかんのしぼり汁をエサにして育っているそうです。
ほのかに柑橘系の香りを感じる笠戸ひらめと合わせるのは、「久保田 碧寿(へきじゅ)」です。
碧寿は、山廃仕込みという古くからの製法で作られていて、千寿 吟醸生原酒と比べると、甘味が感じられます。
あっさりとした笠戸ひらめも、碧寿と一緒にいただくと熟成された旨味へと味が変化しました。
合わせるお酒によってお食事の味の変化を楽しめるのもこのイベントの醍醐味です。
飲みすぎないよう気を付けて、次のお食事を待ちます。
3品目:イカナゴのくぎ煮×久保田 千寿
続いては兵庫県のイカナゴのくぎ煮をいただきました。
イカナゴは東日本ではコウナゴ(小女子)と呼ばれるお魚です。
そのイカナゴをしょうゆ、砂糖、ショウガで甘辛く煮た佃煮で、くぎ煮を作るのはイカナゴの漁が解禁される2~3月に限られます。まさに旬のお料理です。
イカナゴのくぎ煮には、「久保田 千寿」を合わせます。
千寿は「食事と楽しむ吟醸酒」で、お料理をしっかり引き立てるとても飲みやすいお酒です。
スッと喉を通る千寿。
いよいよお酒が止まらなくなってしまいそうです。
4品目:とんこつ煮×久保田 百寿
とんこつ煮は、鹿児島県のご当地グルメです。豚の骨付きあばら肉を焼き、こんにゃくやにんじん、ショウガなどの野菜と一緒に煮込んだ料理です。麦みそや黒砂糖で煮込むので、甘い味付けに仕上がっています。学校の給食でも提供され、日常的に親しまれています。
とんこつ煮に合わせるのは、「久保田 百寿」です。
とんこつ煮のこってりした味を、百寿の辛口がしっかりと引き立てます。
ちなみに、百寿は久保田の基本形といわれるお酒です。
どんなお料理にも合いそうですが、お酒だけでも楽しめます。
まだまだあと2品いただきましたが、その様子は後編でお伝えします!
酒蔵情報
朝日酒造
住所:新潟県長岡市朝日880-1
電話番号:0258-92-3181