長崎市にある日本茶専門店「九州茶々」
現代のお茶の始まりは、鎌倉時代に長崎・平戸にもたらされた茶の種なのだそう。
「お茶と言えば静岡」のイメージでしたが、鹿児島を筆頭に暖かい気候がお茶の栽培に適している九州もお茶の生産が盛んなのです。
地産地消と九州産にこだわった「九州茶々」
長崎県はお茶文化の発祥の地。
鎌倉時代に栄西禅師が中国からお茶の種子を持ち帰り、その種子をまいてお茶の栽培が始まったのが長崎なのだそう。
長崎県東彼杵町の「そのぎ茶」は、波静かな大村湾に面していて、潮風が吹き抜ける山間の斜面地でお茶を栽培しています。
九州茶々は、九州各地のお茶農家と提携しているため、九州のお茶を楽しむことができます。
オンラインショップだけでなく、実店舗では試飲しつつお茶を選ぶことができます。
お茶とパフェのコース
長崎の観光名所「平和公園」から徒歩2分にある九州茶々の店舗では、日本茶と長崎産の食材を使用したパフェのコースを楽しむことができます。
【2024年3月~4月のコース】
食前茶 スパークリングスパイスティー
選べる食中茶 一煎目:適温による抽出
二煎目:玄米や自然素材
お好みのものを一煎目の茶葉にブレンド
甘味 柚子ジュレ/抹茶ムース/アイス/クラッシュナッツ
サブレ/いちご/フレジエ/抹茶のジョコンド
バタークリーム/いちごジャム/マカロン/チョコ飾り
食後茶 冷煎茶と玉露のお浸し
食前茶~スパークリングスパイスティー
お洒落なグラスに注がれた食前茶は、初めてのスパークリングスパイスティー。
こんなオシャレなおもてなし、ドキドキしちゃうっていうのが正直な感想でした。
ピリッとしたスパイスと炭酸の初体験な食前茶でした。
選べる食中茶
たくさんの種類の中から好きなお茶を選びます。
メニューがあり過ぎて、とことん悩みました。
パフェのコースが出来た時には、お店のおススメを出していたそうですが、リピーターが増えてきて、お茶を選んでもらうシステムに変更したそうです。
悩んじゃうので、お店の方に「おススメは?」と尋ねてみてもいいと思います。
二煎目は、一煎目の茶葉に黒豆か桜をブレンドできました。
私は春らしく「桜」をチョイス。
お茶をこんなバリエーションで飲んだことがなかったので、1つ1つが新鮮でした。
甘味
2か月おきにパフェが変わります。
目の前で重なって出来上がっていくパフェは、甘味好きなら必見。
食べる前からワクワク。
出来上がりが目の前に置かれた時には、食べるのが勿体ないと思う出来栄えです。
食後茶
冷煎茶と玉露のお浸しは、濃厚なパフェを食べたあとに口の中がサッパリしました。
お茶とパフェのコースは和懐石をイメージしたコースになっていて、目の前で淹れて頂けるお茶・目の前で作られていくパフェを、ゆっくりとした気持ちで見て、食べて、癒される時間でした。
お茶に詳しく、気さくな女性店主に長崎や九州のお茶の歴史を聞きながら過ごすことができるのは「予約制」の良さ。
予約は午前の部と午後の部になっており、各4席ずつ。
パフェの監修は、東彼杵在住のパティシエ。火曜日は東彼杵からパティシエの方が来られるそうなので、映えるパフェの秘話が聞きたい時は火曜日の予約がねらい目かな?
テイクアウトして観光するのもアリ
お茶とパフェのコースは完全予約制なのですが、2024年4月からは予約不要のかき氷も始まりました。
テイクアウトメニューも豊富なので、平和公園周辺を観光する際に利用するのもおススメです。
長崎抹茶ラテを頂きましたが、目の前で抹茶を点ててラテを作ってくれるので、必見です。
ちょうど桜が満開の平和公園へ足を運び、ゆったりと過ごしました。
丁寧に作られたものには癒しの効果があると思います。
慌ただしい日常に、ひと時の癒しもいいなぁ~と感じました。
九州茶々
〒852-8118
長崎県長崎市松山町6-11佐々木ビル1階102
営業時間(Instagramで営業日をチェックするのが確実です)
月・木・金:11時~15時
火曜日:13時~16時
日曜日:12時~16時30分
水・土:定休日