東大宮のシェアキッチン、カフェ・ギャラリーみなとで8月に1周年を迎えた『翠雨』
こちらは、マフィン専門店。
Instagramには数々の美味しそうなマフィンが映し出され、マフィンの美しさと美味しそうな様に「食べに行きたい!」と居ても立っても居られなくなるほど。
マフィンの種類は季節によって変わる。常時6〜8種類がショーケースにずらりと並ぶ。
ボリュームのあるマフィンの大きさ。
これは、翠雨さんが発見し一目惚れしたマフィン型を使用しているもの。(スモールサイズもあり)
マフィンの仕込みをする早朝の時間帯にも、お客さまに焼きたてマフィンを提供できればと始めた『朝マフィン』(テイクアウトのみ)
焼きたてのマフィンを求めて早朝から常連客が店頭へ集う。
私が初めて食べた翠雨のマフィンは『かぼちゃマフィン』
ボリュームのある大きさのマフィンは、しっとりとした食感。
中にはかぼちゃペーストが仕込まれており、とろりとしたペーストとマフィンの食感の楽しさと、かぼちゃそのものの甘味。
口の中で、マフィンの食感と味を堪能することのできる「食べ応え大満足」のマフィン。
その魅力と美味しさに取り憑かれた私は、違う種類のマフィンを楽しむべく、カフェタイムに再び来店。
ここでしか食べられない米粉マフィンを届けたい
会社員をしながら、趣味のひとつとして作ってきたお菓子。
その中でもとりわけマフィン作りがとても難しいと感じていた翠雨さん。
美味しいマフィンを作りたいと試作に試作を重ねていき、自分の中で「これなら!」と思えたタイミングで声がかかった出店のオファー。運命的な流れにより出店を決意。
「いつか自分のお店を持ちたい」と、かねてより願っていたそう。
夢中で作ってきたマフィンを通し、出店を実現できるタイミングを得て「今だ」と思えたのだと翠雨さんは話す。
開店して1年。お客さまとの関わりを通して、勇気を出して出店をすることができてよかったと実感する日々。現在は、店舗としての礎を築いていきたいと語る。
来店者の中心層は、20代〜50代。
小さなお子さんを連れて来店する人、ひとりで訪れる人など客層は多種多様で広い。
美味しい米粉マフィンを求める人が、翠雨に集まってきて、口コミが広がっていき…、人が人を呼んで常連客の方が増えている。
メニューは、常連客のリクエストや、試作を通して面白い組み合わせを考え、「これはいい!」と思えるものを提供する。
ゴルゴンゾーラのマフィンや、白玉マフィンなどはここでしか食べられない味。
マフィンの味はこんなにも種類があるのかと驚きの連続。
ゴルゴンゾーラはワインに合わせたくなる味。
ワインに合わせたくなるマフィンなんて今までにあっただろうか。
マフィンの中に入れるカスタードも乳製品不使用。とろりとした食感を楽しめるカスタードがマフィンの美味しさをより高めている。
市販の水分が少なめでしっかりと焼成されたマフィンとは異なり、生地のしっとり感と素材の味をダイレクトに楽しめるマフィンの魅力に虜。
米粉の美味しさに取り憑かれ、米粉だからこその食感や味わいをマフィンで表したいのだと翠雨さんは話す。
私の行いが、人を笑顔・幸せにするという「小商い」を
カフェ・ギャラリーみなとでは、複数店舗が曜日ごとに出店。
個性あふれる出店者の方々との交流はハートフルで温かみあふれるもの。
それぞれの開店記念には、シェアキッチンの出店者同士でお祝いをするなど、温かく優しい雰囲気に包まれている。
「他のシェアキッチンの方々の料理は、その人の心やその人らしさが感じられ、お店を訪れるたびに感動しています。私もまごころが伝わるような商品が提供できたらいいなという思いを持って仕事をしています」(翠雨さん)
私はまだまだです。と語る翠雨さんだが、「これが美味しい!」「これが好き!」という強い想いがマフィンとなり、その美味しさが人を笑顔にしている。
それが翠雨さんらしい仕事のあり方になっているのだとお話を聞き、より一層感じる。
私の好きを極めようとする姿勢と想いが、個性あふれるマフィンとなり、多くの人を笑顔にしている。
マフィンを食べると嬉しさが溢れ、笑顔になれるのはそんな翠雨さんの「心」を感じるからなのだろう。
店舗情報
翠雨(すいう)
営業日/月、火(第3のみ休み)、日(日曜日は不定期営業)
時間/10:30〜17:00(売り切れじまい)
テイクアウト限定の朝マフィンは、7:30〜9:30
詳しくはInstagramの出店情報をご覧ください。
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店舗所在地:カフェ・ギャラリーみなと
住所:埼玉県さいたま市見沼区東大宮4-65-2 大宮パークハイツ1階
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