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フード  |    2025.03.14

奇跡の木・モリンガを石垣島の特産品に!美容と健康と笑顔のための活動|石垣島モリンガ王国

石垣島モリンガーモリンガ商品を手に持つ山原代表

スーパーフード「モリンガ」をご存じでしょうか?
モリンガは健康に役立つだけでなく、美容や環境保全でも注目される奇跡の木。その可能性に魅了され、石垣島での栽培事業を始めたのが「石垣島モリンガ合同会社」の代表、山原博之さんです。

島の農家とともにモリンガを日本中へ広め、地域活性化を目指す取り組みについてお話を伺いました。

可食植物の中で最も栄養素が多い「モリンガ」

石垣島モリンガーモリンガの木・葉

モリンガは、紀元前からインドの伝統医学(アーユルヴェーダ)に使われてきたといわれる植物です。ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、食物繊維など90種類以上の栄養素を含み、健康維持に役立つ数多くの効果があります。抽出したオイルは美容成分が豊富で、スキンケアやヘアケアにも活用されているのだとか。

石垣島モリンガーモリンガの栄養素と効能
(クリックで詳細表示)

2007年に国際連合世界食糧計画に採用されたモリンガは、世界の貧困や飢餓を救う食品として注目を浴びました。亜熱帯性の植物のため、国内ではおもに沖縄県や九州地方の温暖な地域で栽培されています。

山原さんとモリンガの出会い

石垣島モリンガー石垣島の自然、モリンガ農園と山原さん

山原さんは三重県四日市市の出身。2011年にご家族がケミカルアレルギーを発症したことをきっかけに、石垣島への移住を決意しました。化学物質から離れ、無添加・無農薬中心の生活を送っていたある日、島の直売所で偶然見つけたのがモリンガでした。

モリンガについて調べた山原さんは、その栄養価の高さや優れた機能性に衝撃を受けたといいます。
「大自然が生んだ貴重な資源を発信していこう。これを広めれば日本中の人が健康になる。ぼくはモリンガと出会うために石垣島に来たんだ!と思いましたね」

石垣島モリンガ王国、建国。

石垣島モリンガーモリンガの若木

石垣島モリンガ組合の設立

2011年当時、石垣島で大々的にモリンガを栽培している農園はありませんでした。島中を探し回ったものの、事業として成立させるには圧倒的に生産量が少なかったのです。

「石垣島での栽培量を増やしたくて、沖縄本島へ視察に行ったり、島の農家さんに向けてモリンガの勉強会を開いたり、とにかく協力者を得ようと必死でした」

自分で栽培することも考えた――という山原さんでしたが、「農業のことは農家に任せなさい」という周囲の力強いサポートもあり、2015年3月「石垣島モリンガ組合」の設立にこぎ着けます。

モリンガ栽培の試練を乗り越えて

石垣島モリンガーモリンガの葉を収穫する様子

モリンガを石垣島の新たな特産品にしようと始まったプロジェクトは、すぐに軌道に乗ったわけではありませんでした。山原さんたちの前に立ち塞がったのは、天候という自然の壁。
組合設立後、最初に栽培したモリンガは集中豪雨、2度目は台風の被害を受けてしまいます。3度目はなんと、石垣島では観測史上稀にみる10℃以下の最低気温を記録したことで、寒さに弱いモリンガの苗は枯れてしまったのでした。

しかし、モリンガは本来、自生してどんどん成長していく生命力の強い木です。石垣島の自然のもとで栽培は次第に安定し、事業は着実に進んでいきました。

石垣島モリンガー収穫したモリンガの葉を乾燥させる

石垣島モリンガ商品ラインアップ

モリンガはほぼすべてが「可食」ですが、栄養素が凝縮しているのはおもに葉の部分。石垣島モリンガ王国では、自然栽培された葉のみを使用し、手作業で茎や枝を取り除いて低温乾燥させるので、香りも色も栄養素も抜群です。もちろん、添加物や合成保存料などは一切使用していません

石垣島モリンガー商品ラインアップ
石垣島産モリンガの葉100%の商品

粉末は何にでも混ぜて使えて便利。ジェノベーゼソースにするのもおすすめだそうです。
抹茶のレシピはほぼモリンガで代用可能なので、パンやスイーツにももってこいですね。

石垣島モリンガーモリンガ粉を使ったレシピ
石垣島モリンガーモリンガの葉から作ったお茶

モリンガはノンカフェインなところが嬉しいポイントです。「夜にも緑茶を飲みたいけどカフェインが気になる」という方は、モリンガ茶を試してみてはいかがでしょう。

さらに、食べるだけでなく美容にも効果的。石垣島由来の美容成分たっぷりなボタニカルコスメもおすすめです。

石垣島モリンガーモリンガコスメ
モリンガを中心に、石垣島で採取された植物の美容成分をふんだんに使用。

このほか、モリンガ麺やモリンガテリーヌ、モリンガヨーグルトなど、OEMを含めた幅広い商品展開をされています。「石垣島産モリンガ」の文字を見かけたときは、ぜひその商品を手に取ってみてください。

石垣島モリンガーポップアップショップの様子

モリンガで環境問題に貢献する

現在、合同会社の代表として石垣島モリンガプロジェクトを進めている山原さんは、2024年に環境問題への取り組みも始めました。

実は、モリンガは他の植物よりもCO2の吸収量に優れているのです。この性質に着目した企業や団体がモリンガの植林に乗り出すなど、国内外問わずモリンガは大活躍。
そんな中、山原さんは「大阪ミナミのbarからはじめるカーボンニュートラル」というキャッチフレーズで、CO2削減活動について考えるイベントを開催しました

石垣島モリンガーBar Leteのモリンガハブボール

会場となったのは、大阪市中央区の「Bar Lete」。お店の大人気カクテル「モリンガハブボール」には、石垣島産のモリンガパウダーを使用しています。
“モリンガの需要が増えれば栽培量が増え、CO2の吸収量も増える”
モリンガカクテルを飲みながら環境保全に触れられる、身体にも地球にもやさしいイベントとなりました。

Bar Lete

住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-17-27 日宝ニューコロンブスビル6F
TEL:06-6251-8155
営業時間:20:00 – 03:00

石垣島モリンガが目指すこと

石垣島モリンガー石垣島の空とモリンガ

自然栽培にとことんこだわり、安心安全の本物を届けたいという山原さん。モリンガ栽培にはより多くの農家さんに関わっていただきたい、と語ってくださいました。島の特産品としてモリンガ栽培の担い手を増やすことができれば、耕作放棄地を再活用し、離島農業の活性化にもつながっていくのです。

「特別なサプリメントとしてではなく、日常生活の中にモリンガを取り入れてほしいですね。みんなが健康で綺麗になって、楽しく暮らしていけるような活動を続けていきたいと思います」

モリンガを広め日本中を健康に、そして世界中を笑顔に。
そんな願いが込められたモリンガが、今日も石垣島の大自然のもとで育まれています。
 

画像提供:石垣島モリンガ合同会社 

石垣島モリンガ合同会社

所在地:沖縄県石垣市宮良1234-3(ゆにばいしがき内)
E-mail: qzm04621@nifty.ne.jp

HP:https://www.moringakingdom.net/
Facebook:https://www.facebook.com/ishigakibio

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この記事を書いた人

吉冨ユキセ

大阪在住。 何度でも読み返したくなるような文章を。 カメラの技術も上げたくて奮闘中の取材ライターです。

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