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ふるさと納税  |    2023.06.19

日本三大陶磁器の九谷焼。細かい筆使いと美しい色彩、小松市が生み出す芸術的な返礼品

引用元:楽天市場 九谷焼の豆皿 (https://item.rakuten.co.jp/kutani-honda/kso1000/)

みなさんは九谷焼を知っていますか?

九谷焼は石川県小松市の九谷地区で生産される陶器で、日本三大陶磁器の一つです。江戸時代から続く約350年の歴史と伝統があります。また細かな筆使いや精巧な絵付けが魅力的です。絵柄の細部まで丁寧に描かれ、緻密な作業によって色彩豊かな作品になっています。

そこで今回は、食事でもインテリアでも使える九谷焼についてご紹介します。

九谷焼の彩りや歴史を楽しめる石川県小松市

小松市は石川県の下部に位置しており、金沢市から電車で20分ほどの距離です。また、北陸自動車道小松ICがあるため、車でもアクセスしやすいです。

市内には、九谷焼の作品を展示する「九谷焼美術館」があります。作品の鑑賞だけでなく、陶芸体験も行っており、自分だけのオリジナルの器を作ることもできます。

また、毎年GWの3日間に開催される「九谷茶碗まつり」。このイベントでは、約50社の九谷焼商社が特設店を出店し、普段使いの器から美術名品などが特別価格で販売されます。地元の方はもちろん、全国から約18万人のお客様が訪れ毎年賑わいを見せています。

では、いつから九谷焼は盛んになったのでしょうか?

九谷焼は、1655年(江戸時代)に加賀国江沼郡九谷焼村で最初に作られました。その後に多くの窯が作られ、それぞれに美しい絵柄が描かれるようになりました。明治6年のウィーン万博で九谷庄三さんの彩色金襴手が注目され、たくさんの九谷焼が輸出されました。そして、世界中で「ジャパンクタニ」として有名になったといいます。

江戸時代から作られた歴史のある九谷焼。有名な瀬戸焼など他の陶器にはない、金彩や銀彩、錆彩などを駆使した彩色技法が特徴的です。

中でも、打田平太郎商店で作られた九谷焼がおすすめです。

食事やインテリアに最適な打田平太郎商店の九谷焼

引用元:楽天市場 【日常使いできるカワイイ九谷焼!】縁起小皿コレクション1(https://item.rakuten.co.jp/f172031-komatsu/012032/)

打田平太郎商店は九谷焼の老舗です。1865年に創業された店舗は、有名作家の作品から日常で使える九谷焼まで幅広く扱っています。九谷焼に関してはどんなものでも取り揃えています。

ふるさと納税返礼品に掲載されている4枚セットの小皿は、華やかさと鮮やかさが魅力です。左上から順に説明します。

  • 瓔珞文(ようらくもん)/左上:インドの貴族たちが身につけていた装飾品に由来する吉祥模様で、仏教の雰囲気や宝華の華麗さを表現しています。
  • 吉田屋風葵(よしだやふうき)/右上:まっすぐに伸びた姿勢の立葵の花言葉は「高貴」「威厳」。下から咲き始め、上の花が咲く頃に梅雨明けを告げる、明るい夏の訪れを感じさせる花です。
  • 木米(もくべい)/左下:九谷焼の六大画風の一つで、赤色は邪気を祓い、生命力や高揚感を象徴します。唐子の模様は、子孫繁栄や家運隆盛を表します。
  • 丸紋宝紋(まるもんほうもん)/右下:丸い模様の中に招き猫、宝船、梅、鯛、だるまなどが描かれている大変おめでたい絵柄です。

インテリアとして飾ったり、食事の際に小皿として使ったり。4枚とも綺麗で鮮やかな柄のため食卓や部屋の雰囲気が明るくなりそうです。

ふるさと納税返礼品として検討してみてください♪

まとめ

・石川県小松市の九谷焼は日本三大陶磁器の一つ
・九谷焼は金彩や銀彩、錆彩などを駆使した彩色技法が特徴
・打田平太郎商店の九谷焼は食事やインテリアにも使える

いかがでしたでしょうか?

石川県小松市で作られている、ふるさと納税の返礼品にもなっている九谷焼に少しでも興味持っていただけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

アリサ

息をするように旅するライター | 大学生の時に日本一周する。渡航国数15か国。スーツケース1つでワーケーションしていました。計画は立てずに行きたいところに行き、知らない街を散歩することが好きです。現在はフリーランスとしてインタビュー・旅・化粧品などの記事を執筆しています。

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