こんにちは!Mediall福島県担当の光丘月乃(tsukino.m)と申します。
私の住んでいる地域には、小さいながらも歴史の重みを感じられるお城・小峰城がそびえ立っています。
今回は、地元にある小峰城という名城を紹介します。
小峰城は、全国ネットでも取り上げられたことのある名城です。14世紀頃に、地元の有力者が築城されたと言われています。
戦乱の時代から白河を見守り続け、現在も市民から愛され続けている白河のシンボルです。
歴史やお城に興味のある方は、ぜひご覧ください!
小峰城はどんなお城?
小峰城は、14世紀頃に築城されたといわれているお城です。
1868年の戊辰戦争白河口の戦いで焼失しましたが、1990年代初頭に再建されました。そして、2010年には「小峰城跡」として国の史跡に指定されました。
歴代の白河藩主は、小峰城を居城にしていました。居城にした一族の数は7家、当主は21代の長きに渡り小峰城を拠点にしていました。
戦乱の多い時代から、ずっと東北の玄関口を見守り続けています。
小峰城は、JR白河駅から徒歩1分以内で行けるアクセス良好な歴史スポットです。
城内は無料で見学ができます。
城の最上階の小窓から見た景色は、このような風景です。
戦乱の多かった時代に、お城に攻め込みがあった際はこの小窓から様子を伺っていたと思われます。
お城に入る門(前御門)はとても頑丈で、当時の人々の知識と技術が詰め込まれている印象です(何度か改修はされています)
年間を通して、小峰城には多くの人が見学に訪れます。(見学は無料です)
近隣に住む市民の人たちからも、お散歩スポットとして人気があります。春には桜、秋には紅葉と、四季を通して美しい風景とともにお城を楽しめます。
白河のシンボルとして、今も昔もどっしりと存在し続けるお城です。周辺の中学・高校の校歌にも小峰城の名前が出てくるほどであり、白河に無くてはならない存在となっています。
広々とした小峰城の城山公園
こちらは小峰城の石垣です。
2011年の東日本大震災で、この石垣は10箇所ほど大きく崩れてしまいました。しかし、地元の有志の皆さんが中心となり復旧が進んでいます。
今も昔も、小峰城の土台をしっかりと支えています。お城の下には、この整った石垣が長く連なっているのです。
石垣と門の反対側には、広々とした芝生の広場があります。
ここの広場には、犬の散歩やジョギングなどを楽しむ市民の方が訪れます。
時々、広場でお祭りや花見などのイベントもあり、毎年盛り上がりを見せています。
敷地内には気軽に和風スイーツや軽食を楽しめる『二ノ丸茶屋』があります。お散歩途中で休憩をしたい方や、店内にある売店で関連グッズを買いたい方などが訪れています。
飲み物のコースターには家紋が入っていて、とてもおしゃれです。
名物の白河だるまバーガーやソフトクリームなど、スイーツやランチで小腹を満たしたい方にはちょうどよいスポットです。
店内には、お城を見ながら軽食やお茶のできる席もあります。
きれいで落ち着いた空間の中で、思い思いにオリジナルの軽食やスイーツを楽しめます。お散歩中にベンチに腰掛けて、お城の風景を眺めながら食べるのもよいです。
また、ニノ丸茶屋の近くには小峰城歴史館があります。ダイナミックなジオラマやVRシアター、3面スクリーンなどで江戸時代の小峰城を間近に感じられます。
震災からの復興の様子も解説しているので、小峰城に足を運んだらぜひとも訪れてほしいスポットです。
おわりに
小峰城は、白河市の歴史を語るうえで欠かせません。
歴史ファンの方はもちろん、白河市を観光する方にもぜひとも訪れていただきたい場所です。
もし福島県白河市を訪れる機会があれば、小峰城跡と城山公園に訪れてみてください。
小峰城跡・ニノ丸茶屋・小峰城歴史館 基本情報
小峰城跡
- 住所:〒961-0074 福島県白河市郭内
- 見学可能時間:4月~10月 9:30~17:00 / 11月~3月 9:30~16:00
- 入場料:無料
- アクセス:JR白河駅より徒歩3分
ニノ丸茶屋
- 住所:福島県白河市郭内1-181 小峰城
- 営業時間:4月~10月 9:30~17:00 ※L.O. 16:00 / 11月~3月 9:30~16:00 ※L.O. 15:30 (ランチタイム 11:00~14:00 ※L.O. 14:00)
- 定休日:11月~3月 毎週水曜日 / 8月 第1日曜日 / 年末年始
- 電話番号:0248-24-0275
小峰城歴史館
- 住所:福島県白河市郭内1-73(城山公園内)
- 営業時間:9:00~16:30 (入館受付は16:00まで)
- 休館日:毎週月曜日
- 電話番号:0248-24-5050